「ワイルドライフ パーク 日本語版」MQからリリース - 2003/10/07 21:18

 メディアクエストでは,NovaTrixの「Wildlife Park」の日本語化に向けて作業が進行中だ。本作は箱庭型の動物園シミュレーションで,哺乳類,爬虫類,鳥類,海洋動物といった4カテゴリー45種の動物を飼育できる。オリの中には餌の供給装置,植物,おもちゃ,木登り用装置などを配置し,動物園のメンテナンスのために飼育係,調教師,獣医,ガーデナー(庭師?)といった専門の職員を配置する必要もある。こうして動物の育成や繁殖に成功したら,飲食店,お土産屋,アトラクションを設置して資金を稼ぎ,より自分の好みの動物園を作り上げていくのだ。なお,ゲームにはイギリス諸島やアラスカなどを舞台にした,20のミッションが用意されている
 発売日は2003年12月11日,価格は8980円を予定しているとのこと。正式タイトルは「ワイルドライフ パーク 日本語版」となっている

 動物園シムというと,マイクロソフトの「ズー タイクーン」が有名だが,本作ならではのシチュエーションもあるらしい。たとえば,一つのオリに多数のオスを入れて動物をチェックすると,各自が「メスが欲しい」と信号を出している。ここで,そのオリにメスを一匹だけ入れると……どうも大変なことになってしまうらしいのだ。ほかにもメーカーのリリースには,社会性,出産,老化,攻撃性,訓練など動物特有の幅広い行動などを精密に再現! と書かれていることから,どうやら動物の個性が豊かに表現されているようだ。とくに"動物の社会性や攻撃性"というあたりは「ズー タイクーン」にはあまり見られないので,興味深い要素になるかも?(Murayama)


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