[E3 2002#30]Return to Castle Wolfensteinの公式アドオンパック - 05/24 15:26

 Activisionのブースの影でこっそりと公開されたのが,QuakeIII:Arenaエンジンを使ったFPS「Return to Casle Wolfenstein」(RtCW)の追加パックだ。制作を担当しているのが,RtCWではマルチプレイヤーモードを担当していたNerve Softwareの助言を受けたSplash Damage社。ここのメンバーは、QIIIFというMODを制作したチームとして名を馳せた人たちで構成されているのだという。
 まだ正式名称も決まっていないが,このアドオンでは10種ずつのシングルプレイヤーモード専用マップとマルチプレイヤーモード専用マップが用意されることになる。新しいクラスとしては,スパイ技能を持つ"CovertOps"が追加され,ability(技能)にはエンジニア能力が加わった。CovertOpsはスパイ行動を得意とし,敵の死体から制服を奪い取ることができる。ただし顔グラフィックは変わらないので,十分に注意を払った敵チームなら見破られてしまうだろう。
 エンジニアは,属している軍によって建設できるものが異なっており,ナチスならマシンガン砲台や見張り台,連合軍であれば橋を作ることができる。新しくグレネードランチャーや時限爆弾も用意されているが,エンジニアであれば時限爆弾を簡単に解除してしまえるという。
 今回のデモでは1種類のマップしか公開されていなかったが、リリースは年内を目標にしているとのことだ。(Okutani)


友達にメールで教えよう!
←Back to Daily News
←Back to News Archive