野球シミュレーションの大御所"野球道シリーズ"の最新作が，2002年3月29日に発売される。なんと，この「野球道 21」がシリーズ11作め（ちなみに1作めは1988年発売！）というから，いかに長い間ファンに支持されているシリーズか分かるだろう。

　野球道 21は，従来作同様プロ野球チームの監督となり，チームを優勝に導くシミュレーションゲームだ。
　で，気になるのが「選手名は実名なのか？」ということ。ちょっとゲームに詳しい人なら，コナミが日本野球機構と独占契約を結んでいるのをご存じだろう。しかし，その点はご安心を。本作は日本プロ野球選手会から許可をもらったため，500人以上の選手がすべて実名で登場するぞ！（ちなみにチーム名は，すべてプレイヤーが名付ける。これなら問題ないわけだ）

　また，チームそのものも，プレイヤーが自由自在に編成して作る。自分のチームにホームランバッターを集めることもできるし，ついでに敵チームは名投手だらけにしてバランスを取る，なんて遊び方もできるわけだ。ちなみに寺原隼人，真田裕貴，安藤優也といったルーキーも登場するので，新人オンリーのチームで遊ぶというのも面白いかもしれない。とはいえ，最初は実在のチームと同じにして遊ぶのが一番だろう。
　選手の能力は，従来の数値データのほかに28種類の"スキル"で表現されるようになった。"俊足好打" "熱投" "広角打法"といったものから，"ムードメーカー"なんてスキルもあるようだ。

　プレイヤーが編成した6チームでペナントレース（140試合）を行い，見事自分のチームが優勝すると，日本代表チーム（昨年度の実績から選出）との決戦が行われる。
　また，ペナントレース終了後のセーブデータを持ち寄る（もしくはE-mailで送る）ことで，最大6チームまでのオリジナル・リーグ対決が可能。ペナントレースでどれだけ圧勝しようが，友人のチームに1回勝つほうが嬉しいというものだ。（Iwahama）

タイトル：野球道 21
発売日：2002年3月29日
価格：6800円
開発：日本クリエイト
販売/発売：メディアカイト
動作環境：Windows 98/Me/2000/XP

（C） 2002 ニホンクリエイト
日本プロ野球選手会公認