「大戦略VII」α版プレイリポート! - 10/31 21:48

 これまでにも「ここ」などでお伝えしてきたシステムソフト・アルファー「大戦略VII」だが,今回入手したα版は製品版には遠いものの,ゲームの雰囲気をつかむには十分なものであった。本サイトの読者ならご存知だろうが,ターン制の現代戦シミュレーションの雄といえる本作。ユーザーは敵首都を陥落すべく陸海空の兵器を駆使して戦うわけだが,なんといっても今回の目玉は"6層ヘックス制の導入"だろう。

 "VII"の高さの概念は海中,海上,地上,低空,中空,高空の6種類があり,航空機などはZ軸への移動も可能なのだ。航空機だからといって常に高空に存在するわけではなく,低空,中空,高空の3階層を使い分けて自由に移動できるわけだ。実際の操作インタフェースは,移動メニューを選んだときにまず高さ(低空,中空,高空)を選び,次に移動先を指定するようになっている。
 高さの概念があることから分かるように,同ヘックス内に複数のユニットが存在できる(1種のスタック)わけで,地上は戦車,低空にはA-10,中空や高空にF15イーグルといった構成も行える。ほかにも,戦場となるマップは3段階の俯瞰図だけではなくて3D表示も可能で,回転,拡大/縮小表示もできる。なお,3D表示時にはユニットは箱形のコマ表示となり,各面に滞在している階層,燃料量,ユニット数などが表示されるようになっている。
 思考ルーチンなどは不完全で,収録マップなどもまだまだこれからといった感じではあったが,発売がすぐそこまで迫っていることから今後ニュースの登場回数は増えることだろう。今後ますます期待したい。(Murayama)
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