[TGS#6]ネットワーク対応剣劇アクション「XERO」 - 10/13 23:42

 韓国メーカーの展示が活発であったTGS2001。今後,ますます韓国のゲームメーカーが日本市場へ進出してくることをうかがい知ることができたわけだが,そうした韓国勢力の中で異彩を放っていたタイトルが,ここに紹介するKIPUSの「XERO」である。本作は現在オープンβが行われており,まずまずの成果をあげているとのこと。

 本作は個性的な剣士が戦う3Dアクションゲーム。プレイヤーは12人の剣士から一人を選択,剣と蹴りによる攻撃を駆使して敵の体力ゲージをゼロにすれば勝利となる。素早いサイドステップや後転,前方ダッシュといった要素もあり,かなりテンポよいプレイが楽しめた。また,敵の攻撃はガードボタンを押すだけでガードができるが,なんとガードはゲージ制。敵の攻撃を防御するたびにゲージが消費されてしまい,ゼロになってしまうと防御不能になってしまうのだ。こうしたことから防御などに徹したプレイはできず,プレイヤーは積極的に戦わなければならないのである。
 ゲームモードはCPUキャラを相手にするシングルモード以外に勝ち抜きのサバイバルモードやタイムアタックモードもなども用意されており,全般的に日本の格闘ゲームを意識した作りになっているように見えた。そして最大の魅力はネットワークプレイにある。サーバーに接続すれば最大8人の剣士による乱戦が楽しめるのだ。ネットワークプレイでのゲームタイプも自分以外はすべて敵となるデスマッチモード,チーム同士で戦うチームバトル,ほかにはサバイバルモードなども用意されており,かなり楽しめそうな感じだ。
 日本についての発売を訪ねたところ,残念ながら日本での予定はまだなく現在パートナー選びの最中だとか。ひょっとすると近い将来,日本でもプレイできる日が来るかもしれない。(Murayama)

※なお、TGSで収録してきた「XERO」のプレイムービーは下のリンクからどうぞ。
・ムービー1「こちら」(14.9MB)
・ムービー2「こちら」(12.5MB)


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