Xbox One向け定額制サービス「Xbox Game Pass」が発表。月額9.99ドルで100タイトル以上のゲームが遊び放題

　2017年2月28日（北米時間），MicrosoftはXbox One向けの定額制サービス「Xbox Game Pass」を発表した。正式サービスの開始は今春予定となっている。


　Xbox Game Passのサービスは，月額9.99ドルを払うことで100タイトル以上のXbox One/Xbox 360用ソフトが遊べるというもの。公式サイトでは「Halo 5: Guardians」「PAYDAY 2」「NBA 2K16」「LEGO Batman」といったタイトルが挙がっており，以下の参加パブリッシャも紹介されている。

• 2K
• 505 Games
• BANDAI NAMCO Entertainment
• Capcom
• Codemasters
• Deep Silver
• Focus Home Interactive
• SEGA
• SNK CORPORATION
• THQ Nordic GmbH
• Warner Bros. Interactive Entertainment

　ゲームデータはストリーミング配信ではなく，Xbox One本体にダウンロードすることになるので，プレイ中の通信環境に悩まされる心配はなさそうだ。
　気になるのはサービス対象地域だが，開始時点では少なくとも27の国と地域で展開予定で，その後，追加予定とのこと。なお，日本が含まれるのかは不明だ。

　こうした定額制サービスでは，ライバルであるSony Interactive Entertainmentの「PlayStation Now」が先行している形だが，価格やダウンロード対応の面ではXbox Game Passのほうが優位と言える。今後の競争の行方に注視したい。

「Xbox One」公式サイト