ソフトバンクグループ，保有するSupercellの全株式を中国Tencentに約7700億円で売却

　ソフトバンクグループは本日（2016年6月21日），同社子会社が保有するSupercellの全株式（保有割合72.2％）を，中国Tencentの関係会社に約73億ドル（約7700億円）で売却することについて，当事者間で最終的な合意に至ったことを発表した。今回の取引は，「ソフトバンク2.0」に向けた取り組みの一環になるという。
　Supercellは，「Clash of Clans」（iOS / Android）や「クラッシュ・ロワイヤル」（iOS / Android）など，人気のスマートフォン向けゲームアプリを多数手がけたことで知られるフィンランドの企業だ。今回の取引において，Supercellの株式価値は総額約102億ドル（約1.1兆円）と見積もられているとのこと。

　また，ソフトバンクグループ，Tencent，Supercellの連名で配信されたプレスリリースによると，Supercellは独立性が保たれ，既存の経営陣が引き続き経営を行うという。

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