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Reboot Develop 2016が開催されているクロアチア・スプリトの街と博物館のツアー。スプリトって,こんな街だった
「Reboot Develop 2016」公式サイト
というわけで,海外イベント取材恒例の「この街はどんな街?」特集をお届けしたい。いつから恒例になったのか? という疑問はさておき,ただの観光スナップだと確実に編集長に怒られるので,市街地にある博物館に足を運び,展示されている各種武器防具も撮影した。ヨーロッパ中世〜近代の武装(とくに長柄武器)がお好きなら,必ずや楽しんでもらえるかと思う。
会場となるホテルから見るアドリア海
カンファレンス会場となるホテルは,「Le Meridien Lav Split」で,燦然と5つ星が輝く。その評価に違わず,美しいアドリア海を楽しめるポジションに建っている。
ディオクレティアヌス宮殿
さて,ホテルからバスに乗って15分程度で,スプリトの市街地にたどり着く(歩くと片道2時間くらいかかるので,バスがオススメだ)。
スプリトのど真ん中には,ディオクレティアヌス宮殿と呼ばれる遺跡がある。これは300年頃にローマ皇帝ディオクレティアヌスによって建設された,彼の引退後のための宮殿だ。
非常に保存状態が良く,文化的価値も高い遺跡で,当然ながら世界遺産にも登録されている。にもかかわらず,2006年以降,遺跡内にさまざまな店舗が建設されており,今では現代風の商店と遺跡がミックスした,実にカオスな空間になっている。
スプリト市立博物館
ディオクレティアヌス宮殿の内部とも言える場所に建っているのが,スプリトの市立博物館だ。ローマ時代のスプリトに関する展示は少ないが,近世以降の展示は充実している。なかなか行く機会はないかもしれないが,もしスプリトに立ち寄ることがあれば,ぜひ訪れてみよう。
刀剣類。こちらはいわゆるレイピア系 |
フランベルジュ |
いわゆる「イタリア式グリップ」なのが見て取れる |
フリントロックのメカニカル部分が展示されていた |
偉い人が乗る「輿」(こし) |
楽譜の展示もいくつか |
ヤタガンの実物 |
ワルシャワでも見たが,とにかく大きな銃 |
「Reboot Develop 2016」公式サイト
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