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第14回「Game Developers Choice Awards」の生涯功労賞に久夛良木 健氏が選ばれる。GDC 2014会期中に正式受賞へ
久夛良木氏は,ソニーのエンジニアとしてスーパーファミコンのサウンドチップ「SPC700」を開発。その後,1994年に発売された「PlayStation」を生み出す土壌を技術面で作り上げると,1999年にソニー・コンピュータエンタテインメントの代表取締役に就任した。執行役員制の導入後には,同社のCEO(最高経営責任者)を務めている。2011年に同社の名誉会長職を退任したが,サイバーアイ・エンタテインメントを設立。現在もゲーム業界と深く関わっている。
久夛良木 健氏。写真は2013年6月に行われた「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(十)」にて撮影 |
今年のGame Developers Choice Awardsは,Game Developers Conference 2014の会期中である2014年3月19日(米国時間)に開催される。現在,シニアアーキテクトとしてPlayStation 4をけん引するマーク・サーニー(Mark Cerny)氏をプレゼンターに,授賞式が行われる予定だ。
ちなみに生涯功労賞は,これまでも中 裕司氏,横井軍平氏,宮本 茂氏,小島秀夫氏の日本人4名が受賞している。前述のサーニー氏自身も2004年の受賞者であり,Game Developers Choice Awardsの組織委員会メンバーとして活躍している。
Game Developers Choice Awards 公式サイト
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