業界動向
App Annieが2014年の世界トップ52パブリッシャを発表。トップ10にはガンホー,LINE,コロプラ,ミクシィ,バンナムがランクイン
このランキングは,同社が「Intelligence」で分析されたアプリストアでの収益推計値や,独自技術の「DNA(App Annieが定義するアプリとパブリッシャーの関係)」によるデータ統合処理に基づいて作成されたとのこと。なお集計は2014年1月〜12月の合計収益(ダウンロード課金,アプリ内課金が対象。アプリ内広告からの収益は含まず)によるとされている。
App Annie公式ブログ「2014年世界トップ52パブリッシャーを発表!」
ランキングのトップ3は,1位がフィンランドのSupercell,2位がイギリスのKing,3位が日本のガンホー・オンライン・エンターテイメントとなっている。注目すべきは,2013年は11位だったコロプラが6位までランクを上げ,前年はトップ52圏外だったミクシィが8位にランクインしているところだろう。
2013年のランキングと比べると,Supercell,King,ガンホー・オンライン・エンターテイメント,LINEというトップ4までの顔ぶれは変わらないが,前年は圏外だったパブリッシャが20社もランクインしている。
ヒット作を出せば,一気に世界52位内のパブリッシャになれるかもしれないという夢のある話であるとともに,それを1年間継続できる企業は6割程度しかいない,という難しさも見えてくるデータと言えるだろう。
以下に,App Annieの発表内容を基に,2013年から2014年にかけての順位の推移をまとめてみた。急ごしらえで打ち間違いもあるかもしれないので,厳密なデータを知りたい人は,App Annie公式ブログのデータ(2014年/2013年)も参照してほしい。
- この記事のURL: