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MicrosoftがXbox完全対応のディスプレイを発表。Phillips,ASUS,Acerと共同開発で,この夏に販売開始
Xbox Wire:Introducing New Designed for Xbox Monitors Unlocking the True Power of HDMI 2.1 on Xbox Series X|S
Microsoftが新型ディスプレイを開発中であることは,同社が「E3 2021」の直前に行ったビジネス向けブリーフィング「What’s Next for Gaming」でもアナウンスされていた(関連記事)。いずれもPCとXbox Series Xで快適にゲームを楽しむ環境をサポートする新たなプログラムとして2020年9月頃に発表された「Designed by Xbox」に適合した製品で,周辺機器を開発するパートナー企業に提供されるロゴが確認できる。
今回発表されたのは,Phillipsの55インチディスプレイ「Momentum 559M1RYV」(予定価格:1599ドル)とASUSの43インチディスプレイ「ROG Strix Xbox Edition Gaming Monitor XG43UQ」(予定価格:1399ドル),そしてAcerの28インチディスプレイ「XV282K KVBMIIPRUZX - XBOX EDITION 」(予定価格:949ドル)だ。4K解像度とリフレッシュレート120Hzに対応するほか,HDMI2.1を標準装備し,VESA規格の「DisplayHDR 1000」をサポートしたハイダイナミックレンジと,「Variable Refresh Rate」(可変リフレッシュレート)にも対応するといった特徴を備える。AMDのFreeSync Premium Proテクノロジーを搭載し,120Hzのリフレッシュレートでもティアリングを抑えているという。
これに合わせて,「Designed for Xbox」に適合したハイスピード対応のHDMI2.1ケーブルがCable Matterから発売される予定で,5mまたは10mの「300047-BLK」が近日中にAmazon.comに登場する予定だ。現段階でディスプレイ製品の日本での展開は不明だが,ケーブルについては日本でも購入できるとのこと。
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