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ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル
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印刷2017/09/06 16:01

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ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

 2017年9月6日,Logitech Internationalの日本法人であるロジクールは,同社にとって7年ぶりとなる新型の右手用ワイヤレストラックボール「MX ERGO Advanced Wireless Trackball」(型番:MXTB1s,以下 MX ERGO)を2017年9月22日に発売すると発表した。
 「ロジクールオンラインストア」における直販価格は1万2880円(税別)なので,単純計算した税込価格は1万3910円となる。

MX ERGO。全体の印象は既存のロジクール製トラックボールを踏襲したものだが,天板部にプリントされた製品のブランドロゴは,従来の「Logicool」ではなく,「Logi」になっている
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル
 7年ぶりの新製品ということで,7年前にリリースされたロジクールのワイヤードトラックボール「Wireless Trackball M570」(以下,M570)と比較してみると,MX ERGOは,ワイヤレス接続に対応したということ以上に,筐体が大きく右に傾いた外観が大きな違いとなっている。
 ロジクールによると,M570と比べてMX ERGOでは傾斜が20度強くなっているとのことだが,下の写真を見てもらうと,違いは一目瞭然だろう。

MX ERGO(左)とM570(右)の傾斜を比較したカット
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

MX ERGOとM570の天面(左)ならびに左側面(右)を比較したカット。ちなみに,MX ERGOのほうがボールの直径が大きく見えるかもしれないが,サイズは同じとのことである
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

 ロジクールによると,この大きな傾斜は,ユーザーの右腕や右肩の筋肉を疲れにくくするための配慮だという。

右手で握手をする角度を参考に,20度という角度を設定(左)。この角度でトラックボールに手を置くと,筋肉の活動が20%ほど減って,右腕や右肩の筋肉が疲れにくくなるそうだ(右)
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

こちらは,ボディ形状を検討するために作られたモックアップの数々。Logitech Internationalは,本体の角度だけでなく,ボールの取り付け位置も細かく検討したようだ
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

 ただし,従来製品と大きく異なる仕様に違和感を覚える人がいる可能性もあることから,着脱可能な底面金属パネルを用意したとのことだ。このパネルを底面向かって右側に付ければM570と同じ角度に,左側に取り付ければ大きな傾斜がついた状態にできるので,ユーザーは好きなほうを選べるというわけである。

写真左が金属製の底面パネルで,右がMX ERGOの底面。底面の右半分と左半分で角度が異なっている。パネルとMX ERGO本体は,磁石で貼り付ける仕組みだ
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

角度の違いを分かりやすく撮影してみた。左がMX ERGOにとっての標準状態で,右は20度傾けてM570と同じ角度にした状態となる。底面近くに見えるUSB Micro-Bポートは充電用コネクタだ
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

 ワイヤレス通信方式は,2.4GHz帯の電波を使うLogitech International独自方式「Advanced 2.4 GHz Wireless Technology」(アドバンス2.4GHzテクノロジー)と,Bluetooth LEの2つに対応。独自方式では,複数台の同社製デバイスを1台のレシーバーで利用できる「Unifying」を採用しているうえ,2台までのPCとペアリングしておき,ボタン1つでどちらのPCに接続するかを切り替えることも可能だ。
 また,2台のPCで1台のトラックボールを共有して,PC間でマウスポインターを移動したり,ファイルのコピーと貼り付けを行ったりできる「Logicool Flow」(日本以外ではLogitech Flow)機能にも対応する。

ボールの上に見える左サイドボタンは,「プレシジョンモードボタン」と呼ばれており,標準設定ではトラッキング解像度を切り替える機能が割り当てられている
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル
 ボタンのレイアウトは,左右メインとチルトおよびセンタークリック機能付きスクロールホイールのほか,ホイール手前×1,左メイン脇×2,左サイド×1の9ボタン構成。このうち,左右メインボタンとホイール手前を除く6ボタンは,機能割り当てを自由にカスタマイズ可能だ。
 また,メインボタンスイッチの耐久性も改善されたという。
 M570はメインボタンのスイッチが約300万回程度の耐久性しかなく,ヘビーユーザーは2年程度で駄目になってしまうのが欠点と言われていた。その反省を踏まえて,MX ERGOでは,約1000万回程度の耐久性を有するスイッチを採用したそうだ。ゲーマー向けマウスでは,約5000万回程度の耐久性を有するスイッチを採用するのが珍しくないだけに,ちょっと物足りないのが正直なところだが,耐久性が改善されたのは歓迎できるだろう。

 なお,バッテリーは内蔵のリチウムイオン充電池を使用し,約4か月間連続して使えるとのことである。

設定用ソフト「Logicool Options」で,各ボタンの機能割り当てをカスタマイズしている様子。9ボタン中6ボタンがカスタマイズ可能で(左),Windowsの機能などを割り当てられる
ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル ロジクールから7年ぶりの新型トラックボール「MX ERGO」が登場。ボディを大きく傾けて長時間利用時の疲労低減を狙うフラグシップモデル

 以上,とくにゲーマー向けの製品ではないが,(筆者のような)トラックボール派ゲーマーにとっては,新しい選択肢が出てきたこと,それだけで歓迎したいところである。
 ただ,1万4000円近い税込価格は,相応に人を選ぶだろう。

●MX ERGOの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤレスタイプ
  • 搭載センサー:未公開
  • ボタン:左右メイン,チルトおよびセンタークリック付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左メイン脇×2,左サイド×1
  • トラッキング速度:未公開
  • 最大加速度:未公開
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:320〜440 DPI
  • USBレポートレート(ポーリングレート):未公開
  • オンボードフラッシュメモリ:未公開
  • データ転送フォーマット:未公開
  • LEDイルミネーション:なし
  • 最大バッテリー駆動時間:4か月
  • 公称本体サイズ:99.8(W)×132.5(D)×51.4(H)mm
  • 公称本体重量:164g
  • マウスソール素材:未公開
  • ケーブル長:なし
  • 対応OS(※Unifying接続時):Windows 7以降,macOS 10.12以降
  • 対応OS(※Bluetooth接続時):Windows 8以降,macOS 10.12以降
  • 発売予定時期:2017年9月22日
  • メーカー直販価格:1万2880円(税別)
  • 保証期間:2年間

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ロジクール 公式Webサイト

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