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[E3 2017]西川善司の3DGE:Xbox One Xの外観と内部構造を見て分かったこと
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印刷2017/06/15 00:00

連載

[E3 2017]西川善司の3DGE:Xbox One Xの外観と内部構造を見て分かったこと

イベントでは,Xbox One Xの本体を隅々までチェックすることができた
Xbox One本体
 北米時間2017年6月12日,Microsoftは,6月11日にプレスカンファレンス「Xbox E3 2017 Briefing」を行ったのと同じロサンゼルス市内の会場で報道関係者向けのイベントを開催し,「Xbox One X」の本体や,Xbox One用新作タイトルの試遊展示などを行った。
 この会場では,Xbox One Xの本体をじっくりと確認できたほか,Xbox One Xの新機能や,2017年におけるXbox One関連の新情報に関するブリーフィングに参加できた。そこで本稿では,Xbox One Xの本体や新機能についてレポートしよう。
 なお,Xbox One Xの詳細な解説は,掲載済みの筆者によるレポート記事を参照してもらいたい。

[E3 2017]西川善司の3DGE:Xbox One XはPS4 Proと何が違うのか


「Minecraft」のPC版とXbox One版を,同一サーバー上でプレイするクロスプレイの体験コーナー(左)。VRヘッドマウントディスプレイ「Rift」のタイトルとして登場した「Lucky’s Tale」が,非VRタイトルの「Super Lucky's Tale」としてPCおよびXbox One向けにリリースされることに(右)
Xbox One本体 Xbox One本体


写真で見るXbox One X


 会場で人だかりが絶えなかったXbox One Xの実機展示コーナーだが,実のところ,直接手で触れることはできず,一部の展示はモックアップだった。とはいえ,サイズやインタフェース類を確認することはできた。また,ガラスケースの中ではあったものの,分解状態の展示もあり,なかなか興味深かった。
 ここでは写真を中心にXbox One Xを紹介していこう。

Xbox One X本体。今のところカラーバリエーションはなく,色は黒のみ。付属のゲームパッドはXbox One Sと共通とのこと
Xbox One本体

本体前面。デザイン自体はXbox One Sとよく似ている。下側の左端に見えるボタンは,その上にある光ディスクドライブのイジェクト用ボタン。下側右端のUSB Type-Aポートの隣にあるのは,ゲームパッドのペアリング用ボタンだ。Xboxロゴの部分が電源ボタンなのはいつもどおり
Xbox One本体

Xbox One Sは,天板にも吸気用の開口部が空いていたが,Xbox One Xの天板には開口部がない点に注目してほしい
Xbox One本体

本体背面。インタフェース類は左から電源コネクタ,HDMI 2.0b出力,HDMI 1.4b入力,USB 3.0 Type-Aが2つ,IRレシーバー用ポート,光デジタルサウンド出力,1000BASE-T対応のRJ-45ポートが並ぶ。ポート類の数と並びは,Xbox One Sと同じだ。初代Xbox Oneにあった「Xbox One Kinect Sensor」接続専用端子はない
Xbox One本体

こちらは既存のXbox One S
Xbox One本体 Xbox One本体

Xbox One S(左)とXbox One X(右)を並べて。パッと見のサイズは似たようなものだが,実はXbox One Xのほうがフットプリントは大きい。ただ,Xbox One Xは高さがやや低いこともあって,体積は小さいという
Xbox One本体

ここからは,分解モデルの展示を見ていこう。写真中央に見えるのがマザーボードで,その左にヒートシンクがある
Xbox One本体

左から天板,上側のシャシー,スロットイン式の光学ドライブ
Xbox One本体

写真左側にある黒い物体は内蔵の電源ユニットだ。電源ユニットを包む樹脂製カバーには,「PROJECT SCORPIO」の文字が
Xbox One本体

マザーボードの全体像。写真上側に見えるインタフェース類の配置からすると,写真の面がマザーボードの底面側のようだ
Xbox One本体

背面のインタフェース類
Xbox One本体

APUを拡大してみると,半導体ダイそのものは台湾,プロセッサパッケージの製造はマレーシアで行っていることが分かる(左)。APUの周りにある12個のGDDR5メモリチップは,Samsung Electronics製の「K4G80325FB」で,1チップあたりの容量は8Gbit(=1GB)である
Xbox One本体 Xbox One本体

内蔵のHDDは2.5インチタイプだった(左)。ヒートシンクはVapor Chamber式(右)
Xbox One本体 Xbox One本体



Xbox Oneシリーズはゲームのサウンドも「Dolby Atmos」に対応する


 さて,ここからは,イベントで明らかになったXbox Oneのサウンドに関する新情報をまとめてみよう。

 2017年3月末に提供されたシステムアップデート(関連記事)で,Xbox OneとXbox One Sは,Blu-rayビデオ再生でサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」と「DTS:X」のオーディオトラックをビットストリーム出力できるようになった。これはXbox One Xでも同様だ。
 さらに,すべてのXbox Oneシリーズは,リリース時期未定の次期システムアップデートで,ゲームのサウンドでもDolby Atmosを利用できるようになる。

Xbox Oneシリーズは,全機種でゲームサウンドがDolby Atmosに対応する
Xbox One本体

 現在のXbox Oneシリーズにおけるゲームサウンドは,5.1ch出力の「Dolby Digital」,7.1ch出力の「Dolby Digital Plus」や「Dolby TrueHD」といった,スピーカーを特定のポジションに配置した状態でサウンドを鳴らす仕組みを採用している。
 たとえば,「右側やや前より」の音像は,右スピーカーには強めに,前方のセンタースピーカーには弱めに出力するようなミキシングを行う。ただ,このやり方だと,スピーカーの配置次第では,実際に出したい音像の定位からずれる場合がありうるのだ。

 それに対して,より新しい技術であるDolby AtmosやDTS:Xでは,ホスト側で音像に3D座標を加えて出力すると,Dolby Atmos対応AVアンプが実際のスピーカー配置に合わせて音像の定位を計算し,視聴位置で適切に聞こえるように出力する。
 つまり,どの位置のスピーカーでどれくらいの音量で鳴らすのかというサウンドレンダリング処理を,AVアンプ側に任せられるのだ。

 言い方を変えると,Dolby AtmosやDTS:Xにおいては,固定配置のスピーカーからサウンドを出力するものではなく,再生する音像の位置や音量を指定するサウンドシステムとなっている。こうした仕組みはとくに「オブジェクトベースオーディオ」(※ 3Dポジショナルサウンドとも)と呼ばれており,PCの世界では,「Overwatch」や「Star Wars: Battlefront」といったタイトルが,Dolby Atmosに対応済みだ。
 そして,据え置き型ゲーム機では初めて,Xbox OneシリーズがDolby Atmosに対応するというわけだ。

 Dolby Atmosは,最大128個の音像を同時に任意の3D座標上で再生できる仕様となのだが,ホームシアターシステムの場合,最大24基の床置きスピーカーと最大10基の天井設置スピーカーで再生する仕組みとなっている。つまりDolby Atmosは,水平360度のサラウンドサウンドだけではなく,音像が上下方向に移動するサラウンド表現もできるようになっていて,よりゲームサウンドとの親和性が高いシステムになっているのだ。
 現在市販されているAVアンプの上級機では,床置きスピーカーを9基,重低音のサブウーハー1基,天井設置スピーカーを4基の「9.1.4ch」システムが可能となっている。

Dolby Atmosの資料に描かれていた「9.1.4 Overhead Speakers」の配置例。センターに1基,ソファを囲むように4基×2のスピーカーがあり,センタースピーカーの左横にサブウーファーがある。そして天井にもソファを囲む位置で4つのスピーカーがあるので,9.1.4chというわけだ
Xbox One本体

 現時点で明らかになっているXbox One用ゲームでは,「Gears of War 4」がXbox One X Enhanced対応アップデート(関連記事)でDolby Atmosに対応する予定であるほか,北米では2017年11月7日に発売予定のアクションゲーム「Crackdown 3」がDolby Atmos対応を謳っている。
 なお,これらのタイトルが対応するのはDolby Atmosだけで,今のところDTS:Xに対応するのかは情報がない。

11月発売予定の新作であるCrackdown 3が,Dolby Atmosに対応する予定だ
Xbox One本体

 Dolby Atmosは,バーチャルサラウンド技術と組み合わせることで,Xbox Oneに接続したヘッドフォンでも楽しめる。いわば「バーチャルDolby Atmos」とも言ったところだが,これをXbox Oneで利用する場合,オブジェクトベースオーディオのレンダリングはXbox One側で行われるそうで,そのレンダリング技術の利用は有償となっている。北米では14.99ドル(税別)とのことだが,国内でこれがいくらになるのかは分からなかった。

余談気味だが,Gears of War 4はXbox One X Enhanced対応アップデートで,HDR表示だけでなく,広色域表示にも対応するという情報が,今回のイベントで明らかになった。おそらくは色域の規格である「ITU-R BT.2020」に対応すると思うのだが,具体的に何がどう対応するのかといった情報は得られていない
Xbox One本体

Xbox公式Webサイト

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