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「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活
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印刷2020/01/31 00:00

インタビュー

「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活

画像集#001のサムネイル/「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活
 コーエーテクモゲームスの競走馬育成シミュレーション「Winning Post 9 2020」PC/PS4/Switch)が,2020年3月12日に発売される。「Winning Post 9」で導入された「ライバル対決」や「絆コマンド」といったエモーショナルなシステムを調整しつつ,「Winning Post 8」の「子孫継承システム」も再登場。秘書や登場キャラクターたちとの結婚,そして子孫を騎手や調教師とする楽しさが復活する。そんな同作について,プロデューサーの山口英久氏に話を聞いた。

「Winning Post 9 2020」は,出会いのランダム性廃止や,絆コマンドのバランス調整など,プレイヤーの声を取り入れたものに


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 まずは,昨年発売された「Winning Post 9」の反響を教えてください。

画像集#002のサムネイル/「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活
山口英久氏(以下,山口氏):
 一番大きかったのが,「Winning Post 8」の「子孫継承システム」が入っていないことへの要望でしたね。「結婚できないの!? なんで!?」という感じでした。

4Gamer:
 そもそも,なぜ前作では外したのでしょうか?

山口氏:
 プロジェクト立ち上げ時に,ギリギリまで入れるかどうか悩んだのですが,「結婚・子孫継承」は「Winning Post 8」の「馬だけでなく家族の継承も」というコンセプトのもとに導入したものでした。一方,「Winning Post 9」は競走馬のライバル関係をコンセプトにしており,直接関わらない要素でもあったので外したんです。
 そうしたらたくさんのお声をいただいて,みんなこのシステムが好きだったんだなと。

4Gamer:
 女性キャラクターが魅力的だというのもあるんでしょうね。直接競馬に関わる仕組みでもないですから,Winning Postに対してそこまでの要望が来たというのは,ちょっと意外です。
 前作で初めて入ったゲームシステムへの反応はいかがでしたか?

山口氏:
 「闘志」のパラメータについて,ゲーム上の表現も含め,こちらの伝え方が悪かったため,想定と違う反応を多くいただいてしまいました。
 「闘志」は馬のやる気を表すもので,絆コマンドを使ったり,ライバルとの対決に勝ったりすると上昇し,負けると下がります。高いほどいいのは確かですが,皆さんのプレイ状況を見ていると,少し目立たせすぎてしまったかなと。あくまでもレースに勝つための要素の1つで,一番重要なのは馬の絶対能力です。しかし,「とにかく勝ち続けて闘志を上げないと,その後のレースにも影響するんじゃないか」「勝ち目の薄いレースに出て闘志を下げるよりは,徹底的に回避しなければならない」という意識を与えてしまったかなと思います。
 「闘志をできるだけ高めて本番を迎えるローテーション選択」を考えてほしいという思いはありましたが,少し過剰に意識させすぎてしまったかもしれません。

4Gamer:
 確かに,実際そうした感覚でプレイしていました。とにかく闘志を重視して「絆コマンド」を使っていましたし,負けて闘志が下がると,プレイしているこちらのテンションもかなり下がってしまって……。

山口氏:
 かなり目立つ表現だったため,下がると弱くなった感覚がありますよね。それで実際に負けてしまうと「闘志が低いせいだ!」と感じるのは当然だと思います。実際は競走馬の能力のほか,騎手や調子,疲労,馬場への適合性を表す「世界適性」や騎乗作戦など,勝ち負けの要因はたくさんあり,あくまでもその中の1つが闘志なのですが,ユーザーの皆さんのプレイ感を妨げてしまったかと反省しています。

4Gamer:
 「Winning Post 9 2020」での闘志はどうなるんでしょう。

山口氏:
 レースにおよぼす影響が,より小さくなるように調整しています。調子や疲労のように,勝利を目指す上でのひとつの要素,というイメージですね。

4Gamer:
 もう1つの新要素となっていた絆コマンドはいかがでしょうか。

山口氏:
  いままでにない,プレイヤーが介入できる要素としてお楽しみいただけた一方,旧シリーズを遊ばれていた方からは,煩わしく感じられたという声をいただきました。シリーズでは騎手や他の馬主との人脈が大事なんですが,これまでだとプレイしていれば勝手に人脈は広がっていました。
 しかし,「Winning Post 9」の場合,出会いも絆コマンドの役目になり,しかも望みの牧場主と出会えない,出会えないから高価なセリで馬を買うしかない……という事態になります。加えて,絆コマンドが手に入るか否かをランダムにしていたことも,不満につながってしまったようです。

4Gamer:
 プレイ評価や名声で出会いたい人物と出会えるようになるアップデートが行われましたが,これはそのあたりの改善だったわけですね。

山口氏:
 はい。また,絆コマンドで育成が簡単になりすぎたという声もいただきました。新要素だけに効果を高くしていたんですが,ベテランさんがうまく使うと,強力な馬がバンバン作れてしまって。そのため,アップデートでより高い難度を追加したんですが,それでも皆さんは勝つんです。

4Gamer:
 シリーズファンの蓄積したノウハウがそれだけすごかったと。

山口氏:
 いや,もう本当にすごいと思います。我々がプレイするより明らかに上手です。
 絆コマンドは結果的に,本作で目標とした「プレイの多様性」はある程度実現できたものの,バランス調整の点では甘いところがあったと認識しています。

4Gamer:
 「Winning Post 9 2020」ではどういった調整になっていくのでしょう?

山口氏:
 「絆コマンドをいつ,どの馬に使うか」を考えて使ってもらうようにします。「効果が大きい代わりに期間が限定されて,その間はほかの絆コマンドを使えない」という形ですね。対象の競走馬に対して永続的に効果を発揮する絆コマンドも「使うと競走馬のスロット(絆効果枠)を占有してしまい,同系の絆コマンドは使えなくなる」ように変更しています。

画像集#003のサムネイル/「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活

4Gamer:
 よりタイミングが重要になっていくわけですね。

山口氏:
 また,絆コマンドの構造についても一部変更を加えています。具体的には,ユーザーの皆さんごとのスタイルに適応できるよう,複数の効果から好みのものを選べるようになります。
 「Winning Post 9」ではレースに勝つと調子を上げるものや,馬の能力を上げるといった絆コマンドがランダムで手に入りました。とはいえ,ある人は連戦させるので疲労を下げたい,またある人は調子を重視したいと,ユーザーの皆さんによって求めるものが異なります。なので,「せっかく勝ったのに,自分が欲しいものとは違う絆コマンドが出た」なんてことが起こっていたんです。
 そこで今回は「使う際に自分で効果を選べる絆コマンド」を用意しました。1つの絆コマンドに,基本的な効果が複数個パックになっていて,使う時に好きなものを選んでいただける仕組みです。

4Gamer:
 状況に合わせて使い分けられるのは便利ですね。
 絆コマンドの入手方法や数についてはいかがでしょうか。

山口氏:
 前作は重賞等のレース勝利で入手がメインでしたが,今作では,人物との友好度による入手がメインになり,その部分で入手頻度は減っていると思います。数自体も少なくなっています。
 また,出会い系の絆コマンドについては,前作アップデートで搭載した人物指定型の絆コマンド以外は廃止しています。「Winning Post 8」と同様,ゲームを進めていけば新しい出会いが起こるような形です。
 絆コマンドのバランスについては,ユーザーの皆さんの声をできるだけ反映させて,ギリギリまで調整していきます。

4Gamer:
 絆コマンドの調整内容を聞いていると,前作よりも難しくなるんですか?

山口氏:
 前作よりは歯ごたえがありますが,そこまで難しいものにはならないと思います。感覚的には,「Winning Post 8」くらいでしょうか。難易度は途中で変えることもできますから,初心者の方はまずイージーで牧場を立ち上げ,軌道に乗ってから難しくしていくような遊び方もできます。もちろん,ベテランの方なら最初から一番難しい状態でスタートしても楽しめます。


娘がアイドルになることも。新たな子孫継承システムの見どころ


4Gamer:
 今回の大きな見どころとなる子孫継承システムについても教えてください。

山口氏:
 「条件を満たすとキャラクターたちとの友好度が上がって結婚でき,その子孫たちを競馬関係の職業に就けられる」というアウトラインは変わっていません。また,「Winning Post 8」のキャラクターたちが再登場します。

4Gamer:
 例えば,どんなキャラクターたちがいるんでしょうか。

山口氏:
 アリスリードとエマトラドが復活しますね。子孫継承システムを入れるんだったら彼女たちがいないと! 友好度の上がる条件が海外競馬絡みかつ厳しめなので,結ばれるのはだいぶ後になると思いますが。

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アリスリード
画像集#005のサムネイル/「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活
エマトラド

4Gamer:
 ファンも多いキャラクターだけに,朗報ですね。

山口氏:
 彼女たちのほかにも,「Winning Post 9」で初登場したキャラクターを含め,多くのキャラクターが登場しています。「Winning Post 8」から職業や友好度の上がる条件が変わっていることが多いので,ぜひ探してみてください。

4Gamer:
 「Winning Post 9 2020」ならではのポイントはありますか?

山口氏:
 それはやはりライバル対決に絡んだところでしょうね。「自分が生産した馬に騎手になった子供が乗り,ライバル対決に挑む」「子供たちのそれぞれがライバル関係にある馬に乗って競い合う」といったドラマチックなシチュエーションも起こりますから。

4Gamer:
 確かに,ライバル対決はアツいものになりそうです。
 ところで,実在騎手と娘を縁組みさせることはやはり不可能なんでしょうか。

山口氏:
 それはやっぱり無理です。ただ,騎手ではないんですが,「Winning Post 8」で秘書としてお馴染みだった女優の守永真彩さんが,「Winning Post 9」では競馬番組キャスターとして登場されていますが,本作でも結婚できます。ご本人に「子孫継承システムが復活するんですけど,今作でも結婚相手にしてもいいですか?」と確認したら,ご快諾いただけて。

4Gamer:
 ゲームのコンセプトに理解がある,理想的なコラボ相手ですね(笑)。

山口氏:
 「Winning Post 8」の守永さんは,秘書たちの中でもかなり結婚しやすかったんです。公式放送でもそこをイジられることがあったので,今回は難しいですよ。ファンの方はがんばって下さい(笑)。

画像集#006のサムネイル/「Winning Post 9 2020」プロデューサーにインタビュー。プレイヤーの要望を積極的に取り入れ,「子孫継承システム」が復活
4Gamer:
 秘書といえば,新登場する「姫神ノエル」への反響はいかがでしょうか。

山口氏:
 かなり好意的な反応をいただいていますね。結婚もできるんですが,友好度が上がる条件に生産が絡みますので,かなり難しいと思います。

4Gamer:
 子孫継承システムでは自分の家系図が作られていくわけですが,こちらは何代目くらいまで繁栄させていけるんでしょうか。

山口氏:
 10代目以上は余裕で伸ばしていけると思います。このゲームは1000年近くプレイできるようになっていますが,その期間に増える子孫人数はカバーしています。

4Gamer:
 子孫たちの職業について新要素はありますか?

山口氏:
 これまでと同様,騎手や牧場スタッフからサラリーマンまで,いろいろな職業が用意されていて,教育方針によって育成された能力で進路が決まっていく方式です。
 新要素としては,女性専用職業として「アイドル」が追加されています。ゲーム的な効果はさほど大きくないんですが,専用のコスチュームもありますし,とにかくレアです。アイドルになるための条件には,実は守永さんが絡んでいます。具体的なところについては,まだ秘密にさせてください(笑)。

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「サードステージ」よ永遠に。競馬へのリスペクトがあるからこそ出せないスーパーホース


4Gamer:
 今回新たに加わる「未来シナリオ」はどういった意図で実装されたのでしょうか?

山口氏:
 基本的には1991年から始まる通常のシナリオを遊ばれる方が多いんですが,史実馬が存在しない状態からゲームを始めたいという需要が一定数ありました。そこで,今回は2021年から始まる「未来シナリオ」を用意して,架空のライバル馬「スーパーホース」たちと競い合えるようになっています。

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4Gamer:
 どんなスーパーホースたちが登場するんでしょう?

山口氏:
 netkeiba.comさんとコラボした公募企画に入賞した35頭をはじめとした,さまざまなスーパーホースが待っています。
 ただ,シリーズを代表するスーパーホースである「サードステージ」は残念ながら登場しません。父であるトウカイテイオーが2013年に亡くなっていて,仮に生存していたとしても,2021年の「未来シナリオ」にサードステージを存在させるには,さすがにトウカイテイオーが高齢過ぎるからです。

4Gamer:
 それは残念ですね。

山口氏:
 設定を変えてトウカイテイオー以外の馬を父にしようかとも考えたんですが,それはダメなんですよね。祖父シンボリルドルフ,父トウカイテイオー,そしてサードステージ……と3世代にわたって血と思いが受け継がれた結果ですから,ここは決して変えられないんですよ。

4Gamer:
 出さないという選択こそが競馬の歴史へのリスペクトになると。

山口氏:
 そうですね。サードステージを出せないとなると「未来シナリオ」をどうしようかという問題が持ち上がりました。そこで「Winning Post 8 2016」でスーパーホースを公募して喜んでいただけたことを思い出し,同じ施策を行ったんです。
 ただ,我々の予想以上に力の入った応募が多く,選考にはものすごく時間がかかりました。「今から3時間で入賞を決めるぞ!」ってミーティングをするんですけど,結局は決まらずに翌日に持ち越しになるんです(笑)。
 力作揃いで,採用枠も30頭から35頭に拡大しました。

4Gamer:
 選考ではどういった部分を重視されたんですか?

山口氏:
 父馬や母馬の設定,名前の良さなど全般的なところを見ます。受賞馬全体での得意距離や性別のバランスも考慮しなければなりません。ダービーを含む中・長距離路線の王道に適性のある馬に応募される方が多いんですが,“分かっている”方だとダートの短距離馬という渋いところを持ってきて,唸らされるばかりです。スタッフたちの選考基準も,名前のカッコ良さや血統などさまざまでしたね。
 個人的には,応募に添えられたコメントも重視しました。配合の理由やネーミングの由来を書いていただいたんですが,みなさんものすごく深く考えていて,読み応えがありました。

4Gamer:
 応募数が多い方だと何頭くらいだったのでしょう。

山口氏:
 一番多い方は,なんと25頭です。しかも,いずれの馬もすごく良い。1人あたり1頭しか採用できないので,その中から選ぶのも難しかったです。

4Gamer:
 山口さんが印象に残った応募はどんな馬でしたか?

山口氏:
 “幻の最強馬”シルバーステートを父とした馬ですね。現役中に1回しか負けておらず,勝つときはいずれもぶっちぎり……とものすごく強いんですが,脚元が弱くてケガに泣かされ続け,結局大成できなかったんです。そのシルバーステートと,私が好きな昨年の年度代表馬リスグラシューの組み合わせは,ちょっとワクワクしましたね。ワクワクする配合なのに,名前がユーモラスなのも面白かったです。個人的にはユーモラスな馬名もゲームには大事だと思っていますから。

4Gamer:
 ちょっと話は変わってしまうんですが,山口さんは個人的に馬券を買われるんでしょうか?

山口氏:
 もちろんです。

4Gamer:
 馬券を買う際は堅実派なのか,大穴狙いなのかどちらでしょう。

山口氏:
 ……大穴狙いではないですし,堅実一辺倒というわけでもないですから“中穴”ですね。去年は回収率(※馬券を買う上での収支。100%なら支払った馬券代のすべてが払い戻しで賄えることになる)100%に行くかと思ったんですが,残念ながら12月にバタバタと負けてしまいましたね。今年も回収率100%を目標にがんばります。

4Gamer:
 まだ1月ですが,現時点では?

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山口氏:
 マイナスです! 競馬って本当に難しいです。私の場合は予想している時が一番楽しくて,買うべき組み合わせに気づいた瞬間なんかはすごく気持ちいいです。まあ,その時は自信満々でも,日曜の16時には「なんで外れたんだろう……」と頭を抱えているんですが。

4Gamer:
 「Winning Post」で競馬に入ったようなビギナーが馬券を買うときは,何を重視すべきなんでしょう?

山口氏:
 それは絶対にカンやフィーリングですね。ビギナーの方ほど,思ってもいない組み合わせを的中させたりもしますから。
 それと,ゲームを遊んでいると特定の馬や騎手がお気に入りになると思うので,そうした好みで買ってみればいいんじゃないでしょうか。何かを好きになるということは,スポーツ観戦でとても大事なことです。その好きを原動力に追いかけているうちに,「競馬って何なんだろう……」と哲学的なことを考えるようになってきますから(笑)。

4Gamer:
 最後に,本作の発売に向けてメッセージをお願いします。

山口氏:
 これまでお話ししたほかにも,能力エディットやパスワード対戦といったご要望の多かった機能はキッチリと実装してあります。「Winning Post」は30年ほど続いているシリーズですが,それは競馬の醍醐味がうまく表現されている,競馬を好きになれるゲームだからだと思います。
 とはいえ,そこまで競馬に詳しくなくても楽しんでいただけるゲームですし,調教師や騎手など,競馬を支えるスタッフたちの姿も描かれていますので,まったく競馬を知らない方にこそ遊んでほしいです。「Winning Post」シリーズで競馬に入門して,昔の競馬を学んだといった方も実際にいらっしゃいます。私もビジネスだからというだけでなく,競馬を盛りあげるために作っていますから(笑)。
 一度手に取っていただければ,週末は止め時を見失うくらいにハマると思いますので,ぜひ遊んでください。開発が終わると,個人的にも購入して遊んでいるんですが,手前味噌ですけど,とても楽しいですよ。

4Gamer:
 ありがとうございました。

「Winning Post 9 2020」公式サイト

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