「マジカミ」の事前登録受付がDMM GAMESでスタート。自称“国内PCブラウザゲーム史上最高”の制作費で開発中の魔法少女をテーマとしたRPG

　Studio MGCMは本日（2019年4月3日），PC用ブラウザゲーム「マジカミ」をDMM GAMESで配信すると発表し，事前登録の受付を開始した。


　スタジオ「Studio MGCM」の第1弾タイトルとなる「マジカミ」は，総制作費12億円という，自称“国内PCブラウザゲーム史上最高”の制作費で開発中の，魔法少女をテーマとしたRPGだ。
　そんな本作を紹介するWeb生番組「例のプールで新作ゲーム発表会」が配信され，ストーリーやキャラクター，システムなどの情報が明かされた。

　主人公の量（はかり）とびおは，あるとき目を覚ますと，謎の白い部屋にいた。記憶を失い，なぜそこにいるかも思い出せないとびおは，“カミサマン”と名乗る謎の少女と出会う。そして部屋にあるPCに女子高生たちを映し出したカミサマンから，「彼女たちを魔法少女にして悪魔を倒さないと世界は崩壊する」と告げられる。
　こうしてとびおは，黒猫の姿となって東京の渋谷を赴き，世界を救うため12人の少女たちとともに戦うことになるのだ。とびおはなぜ記憶を失っているのか。カミサマンとは何者か。そして，なぜ悪魔はあらわれ魔法少女が戦わなくてはならないのか。多くの謎が秘められた物語が展開するという。


　魔法少女となる12人の少女は，普段は普通の女子高生。3つの学校でそれぞれ4人ずつのキャラクターがいる。
　魔法少女としての戦いももちろんだが，多感な青春時代を送る彼女たちの人間描写も重要な要素だという。コンプレックスや家の環境によって生まれた問題などを抱える彼女たちがそれにどう向かい合い，どう乗り越えるかといった物語も深く描かれるようだ。


　悪魔との戦いは，魔法少女4人パーティで挑むターン制バトルとなっている。3Dキャラクターやバトルの演出は，“ポップ＆ロック”をテーマにスタイリッシュでパワーあふれるものとなっているという。それによって生まれる爽快感を味わいながらも，各属性の相性を考えながらさまざまなスキルを活かして戦うという，深い戦略が楽しめる面も特徴とのことだ。


　配信では，本作の魅力が詰め込まれているというオープニングアニメーションも公開された。女性アイドルグループ「GANG PARADE」（ギャングパレード）が歌う主題歌「本当に僕が生きたかったのはこんなんじゃ無え！」のハードな曲調もぴったりな，迫力あるアニメーションとなっている。


　実施中の事前登録キャンペーンのほか，“かなり特殊”なTwitterキャンペーンや試遊会の情報も公開されている。本作の配信はまだ未定とのことだが，気になる人は事前登録を済ませつつ，今後の情報公開を楽しみに待とう。

写真左から，Web生番組の司会を担当したお笑いコンビ「タイムマシーン3号」の関 太さん，ゲストとして悪魔のボディペイントで登場したタレントの沖田杏梨さん，本作のプロデューサーという謎の人物ジ・アブソリュートリー・パーフェクト・ワン氏

「マジカミ」公式サイト