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「Apex Legends」が,1か月で5000万人ものプレイヤーを獲得。初動は「Fortnite」を抜く勢いに
これは,開発と運営を行う傘下のRespawn Entertainmentを率いるヴィンス・ザンぺラ(Vince Zampella)氏が自身のTwitterで報告したもの。数字は登録ベースの話になるが,氏はファンに感謝を述べ,今後もさまざまなアップデートを予定しているという。
2017年3月にリリースされ,バトルロイヤルゲームを一気にメジャーなジャンルに押し上げた「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」,そして2017年9月のアップデートによりファンを増やしていった「Fortnite」(Fortnite Battle Royale)に続く第三極として,「Apex Legends」は確実に足掛かりを得たものと思われる。
ちなみに,現在2億アカウントを誇る「Fortnite」は,リリースから120日経過した時点で4500万人とアナウンスされていたので,「Apex Legends」の初動の良さは際立っている。
今回の発表に合わせて公開された動画では,フィニッシャーの成功数が1億700万回を突破したことや,アルティメットが10億2300万回使用されたことなど,ゲームデータの統計も発表されている。
また,多くのファンから火力の低さが指摘されて嫌われている“モザンビークショットガン”を利用し,ゲームに勝利するだけでなくチームの中でも最もキルとダメージを上げる“モザンビークチャレンジ“(モザンビークキル)に成功したプレイヤーが2月末に登場するといった,コミュニティイベントの楽し気な様子も確認可能だ。
「Apex Legends」は,Respawn Entertainmentの人気FPS「タイタンフォール」シリーズの世界観を利用した,基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム。銀河を巻き込む大戦争で活躍した過去を持つ伝説の戦士達が結集して,フロンティアの辺境で富と名声を懸けて戦う危険なゲームに興じるという設定だ。
8人のキャラクターからなるクラスシステムやスクワッド編成,そして一人称視点によるスピーディなプレイフィールが人気を呼んでいるようで,2019年度のゲーム業界における台風の目となりそうな気配。
ビジネスモデルの確立に四苦八苦している様子のElectronic Artsが,ファンに離反されない形でどのようにマネタイジングしていくかにも注目したいところだ。
「Apex Legends」公式サイト
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(C)2019 Electronic Arts Inc.
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