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[TGS 2018]ロマンスゲームコーナーでカラフルなメカニカルキーボードに遭遇。なんでこんなところに?
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印刷2018/09/25 16:28

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[TGS 2018]ロマンスゲームコーナーでカラフルなメカニカルキーボードに遭遇。なんでこんなところに?

 ShenZhen ZhiHaiHe Tech(深圳市志海和科技有限公司)が展開するゲーマー向け製品ブランド「Varmilo」(アミロ)が,東京ゲームショウ2018のロマンスゲームコーナーでメカニカルキーボードを展示していた。展示されていたキーボードは確かにパステルカラーを基調としたもので,合っていなくもないのだが,それでもやはりロマンスゲームコーナーとキーボードにはそこはかとないミスマッチ感がある。

パステルカラーを基調としたVarmiloのキーボード。これは「Sakura」という名称で,一部キーに桜のイラストが入っている。いずれにせよ,ゲーマー向けモデルではあまり見ない配色だ
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 なんでまたロマンスゲームコーナーにキーボードを出展しているのだろう? 素朴な疑問をぶつけてみたところ,Varmiloの担当者からは「ロマンスゲームコーナーへの出展を決めたのは,コスプレエリアが近いから」という回答が返ってきた。いわく「Varmiloのキーボードは,動画配信をするときや部屋の写真を写すときにとても映えて,コスプレイヤーからの人気が高い」とのことだった。
 たしかに,配信時にベージュや黒のキーボードだと味気ないうえに,ガチなゲームプレイでもないならゲーマー向けキーボードも絵がキツくなりやすい。そういったニーズに向けての戦略的な出展だったというわけである。……それがゆえに危うく見落とすところだったが。

東京ゲームショウ2018の公式マップより,Varmiloブースの配置。真横と,そこから外に出た屋外がコスプレエリアだ。場所が場所だけに事前に用意していた「取材リスト」上では「余力があったら行く」扱いだった。場所で判断してはいけないと反省しきり
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 Varmiloにはフェルマーという名の販売代理店が付いており,国内ではAmazon.co.jp(※リンクはAmazonアソシエイト)やパソコンショップ アークなどで購入できる。
 Varmiloによると,その特徴は選択できるメカニカルキースイッチの選択肢が豊富なこと。一般的なゲーマー向けキーボードでも2〜3から選べるケースは多いが,Varmiloでは(一部製品で選べないものはあるものの)基本的に,

  • Cherry MX Black
  • Charry MX Brown
  • Cherry MX Red
  • Cherry MX Blue
  • Cherry MX Silent Black
  • Cherry MX Silent Red
  • Cherry MX Speed(※「銀軸」)
  • Cherry MX Clear(※「半透明白軸」)

から選択できるようになっているという。別途,Varmilo独自開発の静電容量式スイッチも準備中のようだが,現在のところ販売は始まっていないようだ。

 本稿ではブースで見かけた新製品をざっと紹介していきたいと思うが,共通の仕様として,キーキャップのプリントが熱昇華印刷となっており,長期運用時にプリントが摩耗しにくく,また表面がテカりにくい点が挙げられる。
 なお,[Windows]キーのロック機構やNキーロールオーバーといったゲーマー向け要素は「Chicken Dinner」モデル――要はPUBGを意識したモデルだろう――のみ「あり」となっていた。

日本語配列を採用した「Panda」。10キーレス版で,別途10キーユニットが用意されていたが,10キー付きのフルキーモデルもラインナップにはあるという
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「Sea Melody」という名前のついた,こちらも日本語配列のキーボード。[Space]キーなど一部のキーに海洋生物のイラストが入っている。Vermiloは自らを「Keyboard Artist」(キーボードアーティスト)として位置づけ,外観と使い勝手の両立を目指しているそうなのだが,本体カラーだけでなくこういったイラストもブランドらしさを追求した結果のようである
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Sea Melodyの奥にある緑色のキーボードが「Forest Fairy」
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こちらが本文でも紹介したChicken Dinner。[Space]キー部の中国語を見ると,PUBGっぽいのが分かる
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「Double Rainbow」。ブース展示されていたキーボードの中で唯一LEDイルミネーションを搭載していた。
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 Chicken Dinnerモデルで[Esc]キーの行にある特殊なキーキャップに気付いたと思うが,これらはZOMOという企業とのコラボ製品だそうだ。基本的には「使わないキーを装飾して配信時の見栄えを上げるためのもの」という扱いだが,一部のキーキャップはゲームにおけるスキル発動用としても使えそうな雰囲気もあった。

いろいろなキーキャップ。キーとしての使い勝手を放棄したような,見た目重視のものが多い
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国内でも購入できる,猫の肉球なキーキャップ。たいへんラブリーだったが,さりげなくアルミの削り出しボディと人体シリコンの組み合わせを採用しており,耐久性と実用性を追求していたりする。欲しい
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 Varmiloでは現在,日本市場における「さらなるカスタマイズへの対応」を予定しているという。開始時期は未定ながら,キーキャップの色と印字の色を選択できるようにする計画があるとのこと。また,現在は一部に留まっている「特定キーキャップの販売」も拡大する計画があるそうだ。
 「[Space]キーなどのイラストもカスタマイズできるようにしたい」ともVermiloは述べていたが,さすがにコスト面で難しいような気もする。

こちらはキーキャップとキャップ上印字のカラー見本。好きに選べるようになるのはうれしい
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 見た目にこだわったキーボードというのがこれまでにもなかったわけではないが,一歩踏み込んで「配信時の見栄え」を前提にカスタマイズにまで対応しようという製品はかなり珍しい。普段から配信をこなしているような人は,配信環境のアップグレードにあたって,Varmilのキーボードをチェック候補に入れてみてはどうだろうか。

ちなみにこちらは「VDbox」という製品。1台のキーボードで,ワイヤード×1,Bluetoothワイヤレス×3と計4台のPCやモバイルデバイスに対応できるというキーボード切り替え器だ。国内発売予定があるという
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Varmilo公式Webサイト(英語)

  • 関連タイトル:

    Varmilo

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