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[TGS 2017]ホラーテイストの新作格ゲー「オーメン・オブ・ソロー/ザ・ダーク・ストラグル」プレイレポート
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印刷2017/09/26 21:11

プレイレポート

[TGS 2017]ホラーテイストの新作格ゲー「オーメン・オブ・ソロー/ザ・ダーク・ストラグル」プレイレポート

画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS 2017]ホラーテイストの新作格ゲー「オーメン・オブ・ソロー/ザ・ダーク・ストラグル」プレイレポート
 2017年9月21日から24日まで開催された東京ゲームショウ2017。その会期中,AOne Gamesブースで,何やら見たことがない格闘ゲームが出展されていた。
 謎の格闘ゲームのタイトルは,「オーメン・オブ・ソロー/ザ・ダーク・ストラグル」。名前を聞いてもピンと来ないがそれもそのはず,本作は日本とは真反対に位置するチリで開発が進められている新作格闘ゲームだ。本稿では,スタッフに話を聞きつつ,遊んでみたのでプレイレポートをお届けしよう。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2017]ホラーテイストの新作格ゲー「オーメン・オブ・ソロー/ザ・ダーク・ストラグル」プレイレポート

「AOne Games」公式サイト


 まず本作のことをまったく知らない人も多いことだろうということで簡単にゲームの概要などを説明しよう。
 本作は,チリのデベロッパであるAOne Gamesが開発する2018年内に発売を予定しているPS4向けの対戦格闘ゲームだ。舞台となるのは,18世紀終盤の混沌としたヨーロッパ。ヴァンパイアやフランケンシュタイン,狼男といった日本でもよく知られるモンスターをコンセプトとしたキャラクター達がバトルを繰り広げる。
 
コンセプトアートデザインを担当するのは,「ウルトラストリートファイターIV」,「ハースストーン」でもデザインを手掛けたGENZOMAN氏
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 とにもかくにも触ってみないと分からないということで,ここからは実際に触ってみて分かったシステムや感想をお届けする。
 本作は,十字キーと弱パンチ,強パンチ,弱キック,強キック,EXボタン,投げボタンの計6ボタンで操作する。画面を見てもらえれば分かるが,中央上に残り時間,その両サイドにお互いの体力ゲージ,画面下部に必殺技などで使用するゲージと,日本の格闘ゲームでもよく見られる画面配置となっている。

登場キャラ数は12キャラを予定しており,さらにDLCなどでの追加も検討中とのことだ
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格闘ゲームを触ったことがある人なら,すんなりと理解できるゲージ類の画面配置だが,なにやら見慣れないゲージも……
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 お互いの画面下部両端にあるメーターのようなものは,キャラクターの“恐怖度”を表している。ダメージを与えられる,ガードし続ける,後退するといったネガティブな行動をすることで削られていき,最終的に空っぽになってしまうと“DOOMED”という状態に陥り,移動と通常攻撃のみしかできなくなってしまう。

ゲージの青い部分がすべて削られるとDOOMED状態に
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DOOMED状態時にはキャラクターの周りに紫色のモヤのようなものがかかる。劣勢時に陥りやすく,まさに“弱り目に祟り目”といった凶悪なシステムだ
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 気になるプレイフィールだが,これはオーソドックスな2D格闘ゲームと言って差支えないだろう。画面を縦横無尽に動く「GUILTY GEAR」シリーズや「MARVEL VS. CAPCOM」シリーズではなく,どちらかと言えば「ストリートファイター」シリーズ寄りのプレイフィールだ。

地上戦が主体となりそうなゲーム性の本作。筆者が最近触ったゲームで一番近いプレイフィールと感じたのは「ブレードアークス from シャイニング」あたりだろうか
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 また,本作の面白いシステムとして体力の回復システムが存在する。これは,キャラクターがダメージを与えられた場合,与えられたダメージの一部が白いゲージとして残り,白いゲージを持った側が相手にダメージを与えたときにその部分が回復するというシステムとなっている。
 このシステムにより,お互いがシーソーゲームのようにダメージを与えあった場合,お互いの体力がなかなか減らないといったことも実際の対戦では起きていた。

似たようなシステムで体力回復可能な格闘ゲームはほかにもあるが,いかんせん本作の白ゲージは長すぎる気も……
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 一通り遊んでみて,日本の格闘ゲームと比べると荒いと感じる部分も多かったものの,これまでの格闘ゲームになかったシステムを組み込むなど,模倣ではなく,新しい格闘ゲームを作ろうという意欲が本作からは感じられた。ただ,残念だったのは,やはり日本における宣伝が足りていなかったことだろう。一部のコアユーザーには間違いなく好まれるゲームだと思われるだけに,もったいないという気持ちが強い。
 今後もゲームショウやイベントなどで本作がプレイアブル出展されることもあるだろう。そのときは日本の格闘ゲーマーから“ガチ”な意見を彼らに届けてほしいと思う。

AOne Games社長のマキシミリアーノ氏(左)と開発のパトリシオ氏(右)。パトリシオ氏は流暢な日本語で丁寧に解説をしてくれた。Gracias,パトリシオ!
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4Gamerの東京ゲームショウ2017特設サイト

「AOne Games」公式サイト

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    オーメン・オブ・ソロー

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