井上聡さん，歌広場淳さんも駆けつけた，「MONSTER HUNTER: WORLD」カウントダウンイベントが開催。開発陣へのインタビューも合わせてレポート

　2018年1月26日，「MONSTER HUNTER: WORLD」のPlayStation 4版がついに発売された。
　カプコンはこれを記念して，東京都内のSHIBUYA TSUTAYAでカウントダウンイベントを実施した。タレントの井上 聡さん（次長課長），ゴールデンボンバーの歌広場 淳さん，そしてプロデューサーの辻本良三氏とディレクターの徳田優也氏がファンと共に盛り上がったイベントの模様を，開発陣への合同インタビューの模様を交えてレポートしたい。

「MONSTER HUNTER: WORLD」公式サイト

　発売前に，ゲスト陣を交えてのトークが行われ，「注目しているモンスター？」という質問に歌広場さんは，「ネルギガンテ」の名前を挙げた。特徴のある角を見て，ニッチェの江上敬子さんを思い出したためだ。
　辻本氏が「最近はモンハン，やっていますか？」と尋ねると，歌広場さんは，1月から仕事が全然入ってないので，むしろモンハンばかりやっていると，自虐を交えつつモンハン漬けの毎日であることを明かした。

左から，辻本氏，井上さん，歌広場さん，徳田氏

発売日アップデートと，「Horizon Zero Dawn」とのコラボ情報の告知も

　豊富なキャラメイクも本作の魅力だが，ゴールデンボンバーのメンバーである樽美酒研二さんそっくりのキャラクターを作ろうと思った歌広場さんだったが，歌舞伎風のペイントはさすがに実装されていないので断念したとのこと。「次はぜひ，歌舞伎ペイントを入れてください」と，冗談っぽく辻本氏に直訴する一幕もあった。


　続いて，「気になっている武器は？」と質問された井上さんは，「むしろ，皆さんに決めてもらいたいです」と上級者ならではの回答を披露した。しかし，徳田氏がβ版の統計では狩猟笛が一番少なかったことを明かし，続けて「狩猟笛はどうですか？」と井上さんに質問が飛ぶと，「それ（狩猟笛）以外でお願いします！」と苦笑い。
　バシバシ戦える武器が好みだそうで，久々にランスに戻るかもしれないと意欲を見せていた。

残念ながら会場には来られなかったためアートディレクターの藤岡氏は，テレビ電話で登場。現在はプロモーションのためサンフランシスコのオフィスにいるという。藤岡氏が手に持っているのは，海外版の「MONSTER HUNTER: WORLD」だが，辻本氏によると，日本版のパッケージはリバーシブルになっており，片面が海外版のパッケージデザインになっているそうだ

発売の時間になると，「モンスターハンターワールドで，一狩り行こうぜ！」と出演者全員が声を揃えた

辻本氏，徳田氏インタビュー

――発売を迎えての感想を聞かせてください。

辻本良三氏（以下，辻本氏）：
　こういうイベントをやると，「発売したんだな」という実感が沸きますね。この日を迎えられたことが嬉しいです。

――今回は世界市場を意識したプロモーションを行っていますが，そのあたりはいかがですか。

辻本氏：
　情報を出すのも世界中，同じタイミングでやっています。僕と徳田は明日から台北ゲームショウに行くので，世界中で盛り上げたいですね。

――春にアップデートを予定していますが，そのあとの予定は。

辻本氏：
　現在，アップデート向けてイビルジョーなどのコンテンツを作っている段階です。その先の計画も決まってはいるんですけど，現時点でお話できることはありません。
　ただ，ファンの熱いテンションが続いているうちに発表したいと思っています。

徳田優也氏（以下，徳田氏）：
　アップデートでは，本編とは少し趣向が異なる遊びも入れたいと思っているので，楽しみにしていてください。

――ファンには，どんな感じで盛り上がってほしいですか。

徳田氏：
　何度遊んでも変化のあるようなゲームにできたと思っているので，同じクエスト，同じフィールドでも，繰り返すたびに新しい発見があると思います。
　自分なりの攻略法を見つけてくれたら嬉しいですね。

――本日はどうも，ありがとうございました。

「MONSTER HUNTER: WORLD」の体験イベントが1月26日から28日まで，渋谷モディで開催される。会場にはPlayStation 4のデカ・パッケージもあり，SNSに投稿した人は，抽選で豪華グッズがもらえる「肉引き抽選会」に参加できる

「MONSTER HUNTER: WORLD」公式サイト