北欧神話をベースにした物語を描くタクティカルRPGの最終章「The Banner Saga 3」のプレオーダーが開始

　Stoic Studioは，タクティカルRPGの最終章「The Banner Saga 3」の最新トレイラーを公開し，2018年7月24日のリリースに向けて，プレオーダーをSteamやGOG.comにて開始した。価格はSteamが2775円（税込），GOG.comが24.99ドルとなっている。


　2014年に「The Banner Saga」，2016年に「The Banner Saga 2」と，2年間隔でリリースされてきた本シリーズの舞台は，北欧神話をベースとした世界。闇が世界を支配しつつある中で，Rookらメインキャラクターを中心にする一団が，安住の地を求めてさまよい続ける姿を描いてきた。

　どこかダークな雰囲気を持つグラフィックスのカットシーンは，Stoic Studioのアーティストが1枚1枚を手描きで制作するセル画アニメ。プレイヤーの選択がその後のストーリーに影響をもたらすシステムとともに，多くのファンに支持されている理由となっている。


　3作めにして最終章となる「The Banner Saga 3」では，Aberrangという要塞化した町を中心にしたさまざまなミッションが用意されているようで，人間や角の生えた巨人種族“ヴァール”が決死の防衛戦に臨むことになる。

　ヴァールの戦士Ubinや，1作めに登場したEirikなど，ファンにはお馴染みのキャラクターが旅団に加わるほか，今回の情報では，予約特典「Dredge Ally Pack」の適用で，これまで敵役だったロボット風キャラクター“ドレッジ”の中から，タンク系の頼もしいキャラクター，Kiviが仲間になるという。


　「The Banner Saga 3」のプレオーダーは現時点でPCのみだが，PS4，Xbox One，Nintendo Switch，モバイルデバイス向けにもリリース予定だ。
　Steamのプロダクトページでは日本語表示にも対応予定となっており，シリーズ作品をプレイしていなくても楽しめるとのことなので，期待しよう。

「The Banner Saga 3」公式サイト