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「マビノギ」シリーズの生みの親は,スマホでどんな未知の世界を見せてくれるのか。サバイバル系ゲーム「野生の地:Durango」日本最速の単独インタビュー
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印刷2017/04/28 12:08

インタビュー

「マビノギ」シリーズの生みの親は,スマホでどんな未知の世界を見せてくれるのか。サバイバル系ゲーム「野生の地:Durango」日本最速の単独インタビュー

野生の地:Durango
 韓国で開催されたゲーム開発者向けイベント「Nexon Developers Conference 17」の初日(2017年4月25日),What! Studioのディレクターであるイ・ウンソク氏にインタビューする機会を得た。イ・ウンソク氏といえば,「マビノギ」のアートディレクターと「マビノギ英雄伝」のディレクターを歴任し,現在はスマートフォン向け新作アプリとして開発されている“開拓型オープンワールドMMORPG”「野生の地:Durango」iOS / Android)開発の統括を担う人物だ。

 ゲーム内容について補足しておくと,本作は恐竜が跋扈(ばっこ)する未知の世界“Durango”に現代社会から突如飛ばされてきたプレイヤーが,大自然の中で人間社会を形成していく作品だ。恐竜をはじめとするさまざまな脅威に晒されながらも,資源を獲得して自身の(もしくは仲間達との)拠点となる島を開拓したり,貴重な資源をめぐって部族(ギルド)間の闘争を繰り広げたりと,ロールプレイ次第で協力/非協力有りのサバイバル系タイトルとなっている。

野生の地:Durango

 なお,2016年12月〜2017年1月に実施された「第3次リミテッドベータテスト」(日本と中国を除いたグローバルテスト)には,プレイデータが保存されないのにも関わらず,34万人以上が参加したと発表されている(関連記事)。

 短い時間ではあったが,今回のインタビューでは,そんな世界的に注目度が高い「野生の地:Durango」について,テストの手応えや感想,そして──あまり多くは語られなかったが──ゲームデザインに通じる話を聞けたので,その内容をお届けしよう。

「野生の地:Durango」公式サイト


イ・ウンソク氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いいたします。第3次リミテッドベータテストを終えた感想からお聞かせください。

イ・ウンソク氏(以下,イ氏):
 私が想像していた以上に,グローバル地域からも多くのアクセスがあり,非常に嬉しく思うと同時に,大きな可能性を感じました。

4Gamer:
 テストを通じてさまざまなデータを得られたと思いますが,イ氏がとくに興味を持ったのはどういった点でしょうか。

イ氏:
 テストから数か月が経ちましたが,今でも印象に残っているのはアクセス地域に関してです。海外に向けてのプロモーションはまだ本格的に実施していないのにも関わらず,とくに東南アジアや南米のアクセスが多かったんです。

4Gamer:
 韓国は当然だと思いますが,トップランカーを競うほど活発的だったのはどこの国だったのでしょうか。

イ氏:
 やはり韓国で認知度が高いこともあり,トップレベルには韓国人が多かったんですが,もちろん他国の方々もいましたね。とくにインドネシアの部族(ギルド)が強くて,上位ランクに入り込んでいました。

野生の地:Durango 野生の地:Durango

4Gamer:
 誰もが気軽に参加できるスマホという端末で,オープンワールドのゲームが遊べるとなるとサーバーに相当な負荷がかかってしまい,十分にプレイできるのかと少し心配しています。

イ氏:
 第3次リミテッドベータテストの時点で,CPU総コア数1000以上,メインメモリ総容量8TBのメモリという規模でサーバー群を用意し,10万人のプレイヤーが集まって遊べるような環境を構築しています。
 ちなみにプロトタイプを開発した段階では,演算量などを一切考慮しなかったので,肉食恐竜が付近にいるすべての草食恐竜を襲ってしまい,その死体が並ぶといったシーンが繰り広げられたりしていました。開発過程でゲームの仕様を実現できる範囲に落とし込んでいったので,今ではそういったシーンを見ることが難しくなっています。しかし最適化に伴って,そういったプレイヤーにとっての未知の体験を損なわないよう,さまざまな“トリック”を駆使しています。

4Gamer:
 どんな“トリック”が使われているんですか?

イ氏:
 たとえば,ある島に強力な“恐竜”が現れたとします。すると,そこにほかの動物が偶然やってきて,両者が戦い始めるんです。プレイヤーはこれをあえて見守ることで,動物の死体から肉だけ奪い取るなり,手負いの恐竜を仕留めるなりして,漁夫の利を狙えるわけですね。
 ただしトリックを明かすことは手品師がタネを明かすことと同義なので,詳細の説明はご了承ください。

野生の地:Durango

4Gamer:
 なるほど。スマホのスペックはどんどん向上していますが,それに伴いゲーム内容も進化していく可能性はありますか。

イ氏:
 スマホのプロセッサ性能はこれからも上がっていくでしょうけど,グラフィックスをより綺麗にするといったことは考えていません。新たなボトルネックが生まれてしまい,プレイヤー体験があまり良くならない可能性があるからです。もちろん,性能の高いスマホならバッテリーの駆動時間が伸びるので,長く遊べるようになるという利点はあると思います。
 補足しておくと,「野生の地:Durango」のアプリ自体は約100MBなので,Wi-Fiがなくてもダウンロードでき,追加のダウンロードも大きな負担とならないようにしています。

4Gamer:
 日本でイ・ウンソク氏を知る人のためにも,これもお聞きせねばなりません。本作は「ケルト神話」に関係があるタイトルですか。

イ氏:
 ありません(笑)。新しいフランチャイズだとお考えください。

4Gamer:
 もうお時間のようなので,最後に1つだけお聞かせください。マビノギの新シリーズをスマホで生み出したいという意欲はありますか。

イ氏:
 ないわけではありません。しかし,スマホのタッチスクリーン環境で,どういった方法でゲームの楽しさを表現できるのかを,正直まだつかみかねています。
 Nintendo Switchのようにコントローラが付いていればその分悩みは減りますけど,スマホの画面だけではカメラアングルすら自由にできませんよね。今のモバイルゲームに空が見られるタイトルは,ほとんどないと思います。その理由はカメラアングルを調整しづらいからで,地面ばかりを見るゲームになってしまっている,というわけです。
 そういった理由から,現状は具体的なソリューションを得られていないので,なんとも言えません。ただ,希望だけは持っています。

4Gamer:
 分かりました,「野生の地:Durango」の正式配信を心待ちにしています。本日はありがとうございました。

──2017年4月25日収録。

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「野生の地:Durango」公式サイト

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