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ディナークルーズをかけた,YouTuber対抗戦の結末はいかに。アプリ配信日も明かされた「リネージュ2 レボリューション」プレリリースパーティー
本稿では,アプリの配信日が2017年8月23日になると明かされたメディア発表会をはじめ,アプリ配信前の一大イベントとして行われてきた,YouTuber対抗戦の決勝大会の模様をレポートしていく。
キャラクターに扮した公式コスプレイヤー |
来場者が一足早く遊べた先行体験会 |
来場者向けのフードやドリンクのサービスも |
アプリの配信日が2017年8月23日に決定!
イベントは,ネットマーブルジャパン 代表取締役社長の金 泰洙氏の挨拶で始まった。氏は,本作が同社でもこれまでにない規模で制作したタイトルであり,そのクオリティはコンソールゲームに匹敵していると述べた。そして,これからゲームを遊ぶプレイヤーにはこれまでにない体験を届けていくとし,挨拶を締めくくった。
イベントのオープニングでは,コスプレイヤーたちがスクリーンのドラゴンと対決する殺陣を披露 |
続いて,日本運営プロデューサーを担当する青木直也氏から,ゲームの紹介が進められた後,アプリの正式配信日が2017年8月23日に決定したことが明かされた。また,8月6日に2種類のTVCMの放映が開始されたことや,今後はロックミュージシャンの矢沢永吉さんとのコラボも予定しているとした。
青木氏の語る「リネージュ2 レボリューション」の3つの特徴
青木直也氏 |
「革命的なグラフィック」 |
「革命的なマルチプレイシステム」 |
「革命的な大規模バトルシステム」 |
なお,4Gamerでは青木氏と広報チーム チーム長の浅野洋将氏に行ったインタビューや,本作のファーストインプレッションも掲載している。気になる人はあわせて目をとおしてほしい。
YouTuber対抗戦の行方はいかに
人気YouTuber(3名)と一般参加者(27名)がチームを組み,30対30のPvP「要塞戦」で戦うイベント“Youtuber対抗!30vs30超巨大マルチバトルリーグ”の決勝大会では,4チーム参加の予選大会を勝ち抜いた,チーム「マックスなうしろ血盟」と「デイビッド血盟」による頂上決戦が行われた。
なお,要塞戦についてはこれまでのイベントレポートでも紹介しているので,詳しいルールについては「ニコニコ超会議2017のイベント」や,前大会の模様を追った「予選大会のレポート」でチェックしてほしい。
本大会の優勝チームには,参加メンバー全員に「プレミアムオフ会の招待券」が贈呈される。このオフ会は“リムジン送迎付き,貸し切りクルーザーでのディナークルーズ”となることからか,会場にいる参加者からは勝利の栄冠への欲求のみならず,「プレミアムな体験をしたい!」という,並々ならぬ熱量を感じられた。
決勝戦の開始前,一丸となって作戦会議を行っていた両チームは,基礎的な戦術の確認をはじめ,(日本では)配信前とは思えないほどディープな作戦を練っていた。とくにデイビット血盟は,「前列の席の人は防御!」といった声出しによって統制を生もうとしていたのが印象的だ。
試合の序盤,スタートダッシュでキル数を先行した【マックスなうしろ血盟】であったが,【デイビッド血盟】は防御塔とあわせた防衛戦術を用いて,キル数を大きくリードし,見る見るうちに150:50というトリプルスコアを記録する。しかし,要塞戦はキル数が多ければ勝てるというわけではない。その実,【マックスなうしろ血盟】はチームの死屍累々と引き換えに,相手の聖地へつながるルートを開通していたからだ。
ここからの流れは分かりやすく,決勝戦では,全体のリスポーンが遅くなるのを覚悟に相手の聖地になだれ込む【マックスなうしろ血盟】と,全員で聖地を守りつつ反転のきっかけをつかみたい【デイビッド血盟】という流れになった。
しかし,場が硬直してきたところで,【デイビッド血盟】には“制限時間20分を守り切れば,最終的にキル数で勝てる”という勝利条件への望みが生まれてきた。戦場全体のバフとなる祭壇を確保しながら堅守で勝ちを狙う,作戦の切り替えタイミングも冴えわたった。
決定打となったのは,ラスト数分での出来事。【デイビッド血盟】は手堅い防衛を積み重ねながら,隙を見つけて,戦場に2つある祭壇の両方を確保し,圧倒的な有利を手にした。これにより【マックスなうしろ血盟】は決定的なラストスパートをかけきれずに勢いを落とし,制限時間の終了とともに,【デイビッド血盟】が勝利を掴んだ。
大会終了後には,メディア向けの質疑応答の時間が設けられた。ここではいくつかの気になる質問を抜粋して紹介しよう。
まず本作の要求スペックに関しては,OSバージョンはiOS 5以上,Android 4.4以上を最低限としていた。全体的なクオリティの面からみても,メモリなどに相応のスペックが必要となるのは確かだが,金氏は「なるべく多くのプレイヤーに快適に遊んでもらうため,最適化は施している」と語る。
また,ゲームはボイスチャットに対応しているが,アプリ配信後には最大50人同時で利用できるボイスチャット機能を実装していくとのこと。ボイスチェンジャーも同じく導入することで,個々人のプライバシーにも配慮していくようだ。
今回のような大規模なプレイヤー参加型イベントについては,今後も続けて検討していくと,浅野氏が述べていた。本作はMMORPG特有の“難しそうなイメージ”を払拭すべく,遊びやすいゲームであることを押し出すため,これからもさまざまな施策が行われるようだ。
事前登録の開始から満員御礼が続いているサーバについては,今後も随時開放を予定しているとのこと。また,キャラクターのサーバ移行については,技術的には開発済みで,すぐに実装できる段階にあるとしつつ,プレイヤーにとって最適な時期を検討していると教えてくれた。
最後に,攻城戦で城を獲得したときの恩恵に関しては,全ワールドでキャラクターの強化効果などが一定期間発生すると述べていた。城の所有中は周辺のモンスターから獲得できる経験値なども増加するというので,エリアごとの所有権の奪い合いは,本作でも過熱しそうだ。
アプリの配信前から,さまざまな施策が進められてきた「リネージュ2 レボリューション」だが,記事冒頭や速報でもお伝えしているとおり,配信日が今月8月23日に決定した。MMORPGの金字塔ともいえる作品が,スマホ向けにどのように最適化されているのか,ぜひとも自身で体験してみてほしい。
「YouTuber対抗!30vs30超巨大マルチバトルリーグ」特設サイト
「リネージュ2 レボリューション」公式サイト
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