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  • 発表日:2015/05/06
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HW短評:Sapphire「SAPPHIRE NITRO R7 370」(1)スペックと「DUAL-X」クーラーの実力を確認
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印刷2015/09/28 00:00

テストレポート

HW短評:Sapphire「SAPPHIRE NITRO R7 370」(1)スペックと「DUAL-X」クーラーの実力を確認

総試用時間:3時間

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SAPPHIRE NITRO R7 370 4G GDDR5 PCI-E DVI-I/DVI-D/HDMI/DP DUAL-X OC VERSION(UEFI)
メーカー:Sapphire Technology
問い合わせ先:アスク(販売代理店) info@ask-corp.co.jp
実勢価格:2万6000〜2万9000円程度(※2015年9月28日現在)
画像集 No.009のサムネイル画像 / HW短評:Sapphire「SAPPHIRE NITRO R7 370」(1)スペックと「DUAL-X」クーラーの実力を確認
Catalyst Control Centerからスペックを確認したところ
 最近はアイドル時にファン回転の止まるグラフィックスカードが花盛りだが,Sapphire Technologyから最近発売となった「SAPPHIRE NITRO R7 370 4G GDDR5 PCI-E DVI-I/DVI-D/HDMI/DP DUAL-X OC VERSION(UEFI)」(以下,NITRO R7 370)も,その1つだ。

 搭載するGPUは,「Radeon R7 265」のクロックアップ版的なリフレッシュ(≒リネーム)モデルである「Radeon R7 370」(以下,R7 370)。R7 370のリファレンスだと,GPUの最大クロックは975MHz,メモリクロックは5600MHzだが,NITRO R7 370ではGPUコアの最大クロックが10MHz高くなっている。

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カード長は実測で約213mm(※突起部含まず)。GPUクーラーがカードをすっぽり覆った箱のような形状となっている
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補助電源コネクタは6ピン×1という構成。マザーボードと水平方向で実装されているため,カード後方に,端子とケーブル分の余裕が必要だ

 そんなNITRO R7 370が搭載するGPUクーラーは,90mm角相当のファンを2基連ねた「DUAL-X Cooling」。冒頭でも紹介したとおり,アイドル時には「Intelligent Fan Control 2」という機能により,ファンの回転が止まる仕様だ。
 カードの分解は許可されていないため,製品ボックスの背面にあるイラストと,カード背面の配線を見て判断することになるが,それらを見る限り,ヒートパイプは2本で,電源部は4+1フェーズ構成のようである。

製品ボックス背面にある,カードの分解イメージ(左)と,カード背面側(右)
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 さて,今回はGPUクーラーの動作音からチェックしてみよう。テスト環境は表のとおりだ。

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 下に示したサウンドファイルは,NITRO R7 370を動かしたときの動作音を録音したときのものだが,聞いてもらうと分かるように,ファンが停止するアイドル時はもちろんのこと,ファンが回転し始めてもその動作音は小さく,ほとんど気にならないレベルにあるといえる。

SOUND PLAYER:このブラウザは未対応です。PCをご利用ください。
※再生できない場合は,Waveファイルをダウンロードのうえ,手元のメディアプレイヤーで再生してみてください。

 気になる冷却性能はグラフを見てみてほしい。今回は「Radeon R9 270」と「Radeon R7 260X」を搭載するHightech Information Systems製カード(※アイドル時にもファンの回転は停止しない)のスコアも参考として並べてみたが,全体として,NITRO R7 370のDUAL-X Coolingは,3DMarkの実行時でも70℃と,まったく問題のないレベルにR7 370のGPU温度を抑えている。静音性,冷却能力とも,十分に高いと評してよさそうだ。

テストは,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,30分間放置した時点をアイドル時,「3DMark」(Version 1.5.915)の「Fire Strike」テスト30分間連続実行時を「3DMark時」として,「GPU-Z」(Version 0.8.5)からGPUの温度を追うという形で行った。なお,テスト時の室温は24℃。テストシステムをPCケースに組み込まない,いわゆるバラック状態に置いてある
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SapphireのNITRO R7 370製品情報ページ


※HW短評に関する注意
  • HW短評は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
  • HW短評について,お気づきの点や,「こんな追加テストをしてほしい」という要望があれば,問い合わせフォームの「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」からお伝えいただければ幸いです。ただし,ご要望にお応えできない場合もありますので,この点はご容赦ください
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