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[SIGGRAPH]Ryzen Threadripperは発表時点で3モデル展開に。上位2モデルは8月10日発売決定
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印刷2017/07/31 11:30

イベント

[SIGGRAPH]Ryzen Threadripperは発表時点で3モデル展開に。上位2モデルは8月10日発売決定

会場の様子
 北米時間2017年7月30日から8月3日の会期で行われるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会,SIGGRAPH 2017の開幕に合わせ,AMDは,米ロサンゼルス市内にある会場近くのホテルで,「Radeon RX Vega」の発表と,「Ryzen Threadripper」の製品基本情報開示を行った。Radeon RX Vegaについては別記事を参照してもらうとして,本稿ではRyzen Threadripperの新情報をまとめてみたいと思う。

Ryzen ThreadripperのCPUパッケージ。SDメモリーカードと比較すると,そのサイズ感がよく分かるだろう
Ryzen


Ryzen Threadripperは松竹梅の3製品ラインナップ構成に


Ryzen Threadripperは,非常にユニークな製品ボックスに入っての登場となる。しかも,ただ大きいだけではなく,面白要素が満載らしい
Ryzen
Ryzen
 Ryzen Threadripperは,AMDの最新CPUマイクロアーキテクチャ「Zen」をベースにしたCPU製品だ。通常のデスクトップPC向けRyzenは最上位のRyzen 7でも8コア16スレッド対応だが,Ryzen Threadripperは最大で16コア32スレッドに対応する,史上初のデスクトップPC向けCPUとなる。
 そんなRyzen Threadripperの何が明らかになったかというと,ラインナップと基本仕様,価格,そして発売日である。より正確を期すと,最上位モデルである「Ryzen Threadripper 1950X」およびその下位モデルである「Ryzen Threadripper 1920X」の基本スペックは公表済みで(関連記事),その下にもう1つ,「Ryzen Threadripper 1900X」があるという情報,そして3製品の具体的な発売日などといったところが新要素となる。

  • Ryzen Threadripper 1950X
    16コア32スレッド対応,ベースクロック3.4GHz,ブースト最大クロック4.0GHz,倍率ロックフリー,クアッドチャネルDDR4-2667メモリコントローラ,PCI Express Gen.3レーン数64(※チップセット込みで合計72),8月10日発売予定999ドル(税別)
  • Ryzen Threadripper 1920X
    12コア24スレッド対応,ベースクロック3.5GHz,ブースト最大クロック4.0GHz,倍率ロックフリー,クアッドチャネルDDR4-2667メモリコントローラ,PCI Express Gen.3レーン数64(※チップセット込みで合計72),8月10日発売予定799ドル(税別)
  • Ryzen Threadripper 1900X
    8コア16スレッド対応,ベースクロック3.5GHz,ブースト最大クロック4.0GHz,倍率ロックフリー,クアッドチャネルDDR4-2667メモリコントローラ,PCI Express Gen.3レーン数64(※チップセット込みで合計72),8月31日発売予定549ドル(税別)

 Ryzen Threadripper 1950Xの仮想敵は,北米市場におけるメーカー想定売価が同じ999ドル(税別)で10コア20スレッド対応の「Core i9-7900X」。AMDは「競合と同じ価格で,マルチスレッド性能は平均で38%高い」とアピールしている。

Ryzen Threadripper 1950Xは16コア32スレッド対応。北米市場におけるメーカー想定売価が同じCore i9-7900Xに対してコア数は6基も多い
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マルチスレッド処理に最適化されたアプリケーションベンチマークによる直接の比較結果
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 Ryzen Threadripper 1920Xは,上位モデルと同じ足回りを持ちつつ,コア数を減らした製品である。こちらも仮想的はCore i9-7900Xで,「同等か,ちょっと上回る程度の性能を発揮しつつ,価格は200ドル安い」というのが訴求ポイントだ。

価格対性能比重視のモデルとなるRyzen Threadripper 1920X。Core i9-7900X比でマルチスレッド性能は約11%高いにもかかわらず,200ドル安価に入手できるという
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こちらもマルチスレッド性能比較。Ryzen Threadripper 1920Xは安定してCore i9-7900Xより高い性能を発揮するとのことだ
Ryzen

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 最後にRyzen Threadripper 1900Xは,8コア16スレッド対応と,CPUコア周りだけ見ればRyzen 7と変わらない。しかし,メモリコントローラやPCI Expressといった部分はRyzen Threadripperそのものであり,そのため「I/O周りに重きを置くユーザーのために用意した製品」とAMDは位置づけている。要は,CPUコア数はそれほど重要ではないが,メモリを大量に搭載したいとか,グラフィックスやストレージ用の拡張カードをたくさん差したい人向けというわけである。
 仮想敵は同じ8コア16スレッド対応となる「Core i7-7820X」とのこと。競合に対しては,I/O周りの優位性でアピールすることになるという。

Ryzen Threadripper 3モデルの,競合に対する優位性まとめ
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対応ソケット「TR4」を搭載する「X399」チップセット搭載マザーボードは,ASRockやASUSTeK Computer,GIGA-BYTE TECHNOLOGY,MSIといった主要メーカーから登場予定
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 気になるソケットTR4対応クーラーも,主要なクーラーメーカーから登場予定。なお,Ryzen Threadripperの製品ボックスに「純正CPUクーラー」は付属しない

会場に並んでいたマザーボード各種。上段左からASRock「Fatal1ty X399 Professional Gaming」「X399 Taichi」とASUSTeK Computer「X399 ROG Zenith Extreme」。下段左からASUSTeK Computer「PRIME X399-A」,GIGA-BYTE TECHNOLOGY「X399 AORUS Gaming 7」,MSI「X399 Gaming Pro Carbon AC」となっている。X399 AORUS Gaming 7は展示機の中で唯一,グラフィックスカードの5枚差しに対応するという
Ryzen Ryzen Ryzen
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E3 2017で発表済みの「ALIENWARE Area-51 Threadripper Edition」が発表会場にも置いてあった
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 冒頭でもお伝えしたとおり,Ryzen ThreadripperのCPUマイクロアーキテクチャはRyzen 7・5・3と同じだ。つまり,4基のCPUコアを1つにまとめたクアッドコアCPUブロック「CPU Complex」(公式略称「CCX」,以下略称表記)が基本単位になっている。第1世代Zenマイクロアーキテクチャの場合,2基のCCXを1つのCPUダイにまとめているので,Ryzen Threadripperの場合,最大でCCXを4基活用することにより16コア32スレッド対応を実現するわけだ。

 メモリシステムとしては,CPUダイあたりデュアルチャネルアクセスに対応しており,「デュアルチャネル×2」という形で「クアッドチャネルアクセス」ということになっている。

 そのため,片方のCPUダイ側から,もう片方のCPUダイへぶら下がるメモリシステムへのアクセスを行う場合,メインメモリはかなり遠くなって,いきおい,アクセス遅延はかなり大きくなると考えられる。この点についてはRyzen Threadripperの存在が明らかになった時点からずっと疑問だったのだが,どうやらAMDはこの点でユニークな対策を行っているようだ。その点については時期がきたらあらためてお伝えしたいと思う。


Ryzenファミリーに自信満々のAMD


Ryzen Threadripperの製品ボックスを手に語る語るJim Anderson氏(SVP & GM, Computing & Graphics, AMD)。「CPUの歴史上,最も大きい製品ボックスだ」と述べて会場の笑いをとっていた
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 AMDは,今回のラインナップ正式発表にあたって,Ryzenシリーズが世界的に好評で,売り上げも良好なことを意気揚々と語っていた。

 とくに発表会で登壇したAMDのJim Anderson氏は,Intelが大慌てするかのように北米市場における価格を改定するさまをわざわざ時系列でレポートし,「これが市場競争の世界だよ,諸君」と,満面の笑みで語っていたのが印象的だ。

「Intelの価格改定ラッシュは誰のせいだ? 我々だ」と,ノリツッコミで笑いをとるためのプレゼンテーション
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Ryzen Mobileの登場は,ロードマップによると第3四半期終わりから第4四半期にかけてのあたり。年末の忙しいときに呼び出されないことだけを祈りたい
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 北米時間の8月10日という,具体的なリリーススケジュールが見えたところで,次に気になるのはZenマイクロアーキテクチャのCPUとVegaマクロアーキテクチャのGPUを統合した次世代APU「Ryzen Mobile」である。これも楽しみという読者は多いことだろう。
 調子に乗ったAnderson氏が「ここのところ毎月のように,世界各国からAMDの製品発表のために来てもらってるが,今年後半も同じペースで来てもらうので覚悟してね」と冗談を飛ばしたのだが,これに関しては多くの記者が素直に笑えていなかったのが面白かった。筆者も振り返れば今年は1月から毎月のようにAMDに振り回されっぱなしなのだ(笑)。

 いずれにせよ,AMDに元気が戻ってきたのは市場活性化の観点から喜ばしいことである。今後も躍進に期待したい。

AMD公式Webサイト

関連記事:[SIGGRAPH]AMDの本気GPU「Radeon RX Vega」がついに発表。「GTX 1080をしのぐ理論性能」で399ドル(税別)から

  • 関連タイトル:

    Ryzen

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