「ジャンプフェスタ2016」に出展されていたスマートフォン向けタイトルをまとめて紹介。「ファンタジーライフ2」や「剣と魔法のログレス」など

　2015年12月19，20日に開催された「ジャンプフェスタ2016」。本稿では，同イベントに出展されていたスマートフォン向けタイトルをまとめて紹介する。

レベルファイブ「ファンタジーライフ2 ふたつの月とかみさまの村」

　レベルファイブのブースでは，「ファンタジーライフ2 ふたつの月とかみさまの村」（iOS/Android）の試遊会が行われていた。「ファンタジーライフ」シリーズはこれまでニンテンドー3DS用ソフトとしてリリースされていたが，本作は基本無料（アイテム課金制）のアプリとなっている。おおよそは旧作のシステムを踏襲しているが，スマートフォンにあわせた新システムや，追加フィールドなども存在するようだ。

　本作は今冬のβテスト実施を予定しており，公式サイトでは事前登録の受付が行われている。特別な装備をもらえるので，興味のある人は登録しておこう。

「ファンタジーライフ2 ふたつの月とかみさまの村」公式サイト

バンダイナムコエンターテインメント「黒子のバスケ CROSS COLORS」

　バンダイナムコエンターテインメントのブースで出展されていたスマートフォン向けタイトルは，人気アニメが原作の「黒子のバスケ CROSS COLORS」（iOS/Android）。ブース内にはイメージイラストを用いたフォトコーナーや，スチルイラストの展示パネルなどが設けられていた。


　また，クイズ企画も行われており，ここで正解できた人には「合宿ガイド」という小冊子が贈られていた。本作は2016年配信予定で，公式サイトでは事前登録の受付が行われている。

「黒子のバスケ CROSS COLORS」公式サイト

マーベラス「剣と魔法のログレス いにしえの女神」「クロノドラゴン 〜ななつの光と太初の樹〜」

　マーベラスは，サービス中の「剣と魔法のログレス いにしえの女神」（iOS/Android）および「クロノドラゴン 〜ななつの光と太初の樹〜」（iOS/Android）のステージイベントを実施。壇上では，声優ユニットChrono’SによるWebコミックへのアテレコや，開発プロデューサーのしもへー氏やチェリー氏が出演してのWeb番組配信などが行われていた。


　また，ジャンプフェスタ2016会期中には，鳥山 明氏デザインによる「V龍」や尾田栄一郎氏デザインによる「ファラオン」の登場する連動イベントが，「剣と魔法のログレス いにしえの女神」で実施されていた。こういったコラボイベントの開催は，今後も期待できるだろう。

「剣と魔法のログレス いにしえの女神」公式サイト

「クロノドラゴン 〜ななつの光と太初の樹〜」公式サイト

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　若年層へのスマートフォンの普及は進んでいるはずだが，ジャンプフェスタ2016に出展されていたゲームアプリは非常に少なかった。一時期蔓延していた「とりあえずスマートフォン向けでやろう」のような風潮は過ぎ去り，各メーカーが「しっかりとゲーム機で遊んでもらおう」や，スマートフォン用タイトルにしても「独自の面白さを打ち出していこう」といった方向性へシフトしているように感じられる。一方でスマートフォンゲームの市場自体は拡大を続けているので，各社が今後どのようにアプローチしていくのかは，興味深いところだ。