名作RTSのリマスター版「Homeworld Remastered Collection」の最新ムービーが公開

　Gearbox Softwareが，2015年2月25日リリース予定のリアルタイム戦略シミュレーション「Homeworld Remastered Collection」の最新ムービーを公開した。


　1999年にリリースされた「Homeworld」と，その続編にあたる「Homeworld 2」が1本にまとめられたリマスター版である本作では，Kharakという星で何千年も文明を築いてきたKushanの人々が，砂漠地帯で発見した謎の宇宙船が別の星からやってきた先祖のものであったことを知り，その故郷（ホームワールド）を求めて探索の旅に出るというストーリーが描かれる。
　ゲームに3Dグラフィックス化の波が押し寄せていた1990年代後半，RTSとしては初めて完全な3Dグラフィックスを採用して登場したタイトルとして記憶しているPCゲーマーも多いだろう。

　本シリーズの版権は，開発元のRelic Entertainmentから，同社を買収したTHQに移っていたが，そのTHQの倒産後，新たにGearbox Softwareが買い取る，という経緯をたどった。
　「Homeworld Remastered Collection」は，グラフィックスが4K解像度に対応するほか，収録2作品の拡張パックまで含めたコンテンツを1つのキャンペーンと構成することで，メインメニューでゲームを切り替えることなく，1つのストーリーを楽しめるのも大きな特徴。もちろんマルチプレイモードも楽しめる。


　今のところは日本語化の予定はないようだが，Steamでは，現在定価の15％引きとなる2958円で，日本からも予約購入が可能となっている。
　シリーズのファンだけでなく，ここのところ本格的なタイトルが少なくなったと感じているストラテジーファンにとっても魅力的な作品ではないだろうか。MODサポートも加えられており，長く楽しめるゲームになる可能性もありそうだ。

「Homeworld Remastered Collection」公式サイト