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「戦国BASARA」シリーズの声優陣や舞台版キャスト,T.M.Revolutionらが出演した「バサラ祭2015 〜冬の陣〜」レポート。トークや生アテレコ,ライブと盛りだくさんの内容に大盛況
2015年2月1日,東京・日本武道館にて,カプコンのアクションゲーム「戦国BASARA」シリーズのファンイベント「バサラ祭2015 〜冬の陣〜」が開催された。
ゲームの声優陣や舞台版キャスト,T.M.Revolutionら出演した本イベントは,生アテレコにトークショウ,スペシャルライブと,さまざまなプログラムで満員の会場は大いに盛り上がった。なお,本稿では昼夜2公演のうち,昼の部の模様をお伝えする。
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「戦国BASARA」シリーズ 公式サイト
■出演者(順不同・敬称略)
【アーティスト】
T.M.Revolution
【舞台「戦国BASARA4」】
山口大地(伊達政宗役)
松村龍之介(真田幸村役)
藤田 玲(柴田勝家役)
新田健太(大谷吉継役)
髙橋 光(風魔小太郎役)
窪寺 昭(織田信長役)
谷口賢志(明智光秀役)
桜田航成(浅井長政役)
玉置成実(お市役)
天野浩成(足利義輝役)
【ゲーム「戦国BASARA4」】
池田秀一(足利義輝役)
中村悠一(島 左近役)
岡本信彦(柴田勝家役)
三木眞一郎(後藤又兵衛役)
中井和哉(伊達政宗役)※夜の部のみ
関 智一(石田三成役)
保志総一朗(真田幸村役)
大川 透(徳川家康役)※昼の部のみ
森田成一(前田慶次役)
森川智之(片倉小十郎役)
置鮎龍太郎(豊臣秀吉役)
石野竜三(長曾我部元親役)
櫻井孝宏(千 利休役)
小林裕幸(「戦国BASARA」シリーズプロデューサー)
バサラ祭2015 〜冬の陣〜のオープニングを飾ったのは,舞台版キャストが総出で送る特別パフォーマンス。ゲームに登場する武将そのままの衣装に身を包み,ダイナミックな殺陣や迫真の演技で,武将達の魅力を余すところなく表現していた。広い武道館でのパフォーマンスとなったが,そこは経験豊富な役者陣である。普段と変わらぬ様子で,演技に徹することを楽しんでいるように見えた。
続いて,声優陣の迫力あふれる生アテレコ「戦国ドラマ絵巻」のコーナーへ。前田慶次ドラマルートの「大阪・豊臣覇城」をはじめ,長曾我部元親ルートの「三河・小牧長久手」,島 左近ドラマルートの「永禄の宮・英断」,さらに今回のイベントだけのオリジナル脚本によるアテレコも披露され,ファンにはたまらない内容になっていた。また,声優陣も舞台版キャストのオープニングに負けじと存在感を放っていたのが印象的だった。
「戦国BASARA」シリーズプロデューサーの小林裕幸氏がMC役を務めるトークコーナーでは,西川貴教さん(T.M.Revolution),池田秀一さん,中村悠一さん,岡本信彦さん,三木眞一郎さん,関 智一さん,保志総一朗さん,大川 透さん, 森田成一さん, 森川智之さん,置鮎龍太郎さん,石野竜三さんが登場した。
実に4年ぶりとなる武道館でのバサラ祭について,小林氏は「かなり久しぶりなので,懐かしい感じがする」と率直な感想を述べた。ただ,武道館にはT.M.Revolutionのライブで足を運んでいたという。
トークテーマが先日発表されたばかりのシリーズ最新作「戦国BASARA4 皇」(PS4/PS3)に移ると,小林氏が登場キャラクターについて「ここにいる皆さん(声優陣)は全員出ています」とコメント。まだ一部しか発表されていないが,残るキャラクターについては順次発表していくとのことだ。
その後,声優陣から「戦国BASARA4 皇」で演じる各キャラクターの見どころが語られた。プレイアブルキャラクターとしては初参戦となり,新たなストーリーも加わる足利義輝を演じる池田さんは「ご期待ください」と一言。池田さんがそういうなら,もうこれは期待するしかないだろう。
また,島 左近役の中村さんは「女性にホイホイついていく軽い感じに見えるかもしれないが,京極マリアにだけは違う感じで接している」という。それが何を意味するのかは不明だが,「戦国BASARA4 皇」では島の真意が明らかになるのかもしれない。
さらに岡本さんは,自身が演じる柴田勝家について,「相変わらず希望がない」とコメント。しかし,その絶望っぷりが柴田の魅力でもあるので,ファンは期待していいということだろう。
強烈なキャラクターの後藤又兵衛は,三木さんによると「ちゃんと会話をしているシーンが増えた」という。あの後藤がちゃんと会話する場面というのはなかなか想像できないが,「戦国BASARA4 皇」では新たな一面が見られそうだ。
トークがひとしきり落ち着くと,続いては舞台版キャストを交えた「東西対抗 戦国雪合戦」と題したゲームコーナーへ。ルールは攻守2チームに分かれて,雪玉に見立てたボールを大将パネルに投げつけるというシンプルなもの。より多くのパネルに当てたチームが勝利となる。出演者は序盤こそマジメ(?)にプレイしていたが,時間が経過するにつれて味方にボールをぶつけたり,自身が演じる武将しかガードしなかったりと,もうやりたい放題。徐々に暴走が激しくなっていく様子に,会場は爆笑の渦に包まれた。
小林氏による「戦国BASARA」シリーズの新情報コーナーでは,7月に同シリーズの10周年を迎えるにあたり,記念プロジェクトを実施することが発表された。具体的な企画内容は明らかにされなかったものの,2015年7月から2016年7月までの1年間,さまざまな展開を行っていくと明言していた。
そのほか,「戦国BASARA4 皇」のオープニングテーマにT.M.Revolutionの「DOUBLE−DEAL」を起用することが発表された(関連記事)。「戦国BASARA」シリーズとT.M.Revolutionは切っても切れない関係だけに,会場には大きな歓声が飛び交っていた。
なお,千 利休については,見た目とは裏腹にドラマティックで泣けるストーリーが用意されているという。発表直後から大きな話題となっている,その見た目にも「そうせざるを得ない理由」があるそうで,そのあたりの真相も楽しみにしていてほしいとコメントしていた(関連記事)。
いよいよイベントも終盤に差し掛かると,お待ちかねのT.M.Revolutionのライブがスタート。「戦国BASARA」シリーズと縁のある「Count ZERO」「Naked arms」「FLAGS」の3曲を披露し,観客を熱狂させていた。
4年ぶりとなった武道館でのバサラ祭は,大興奮の中でフィナーレへ。最後はステージに出演者全員が登場し,観客に感謝の言葉を述べるとともに,「戦国BASARA」シリーズへの思いを語ってイベントを締めくくった。
「戦国BASARA」シリーズ 公式サイト
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戦国BASARA4 皇
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