連載
操作は回して投げるだけ――だがそれがいい。スマホ向けカジュアルアクションゲーム「One More Line」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第717回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
シンプルなカジュアルゲームは,ちょっとした空き時間に遊べるのがいいところ。本日の連載では,サクッと遊べて,なおかつ面白くてついつい時間を忘れてのめり込んでしまうという,カジュアルゲームのお手本のような作品,「One More Line」を紹介する。シンプルだが奥が深く,そして手ごわい!
ゲームのシステムはとことんシンプルで,画面上部に向かって突き進むかまぼこのような形をした自機を,どこまで進められたかを競うというもの。ステージに点在するサークルにぶつかったり,左右の壁にぶつかったりしたらゲームオーバーだ。
基本的に,自機はどこまでも直進していくだけなのだが,プレイヤーがホールド(タップして長押し)することで,一番近くにあるサークルの周りを回り出す。画面から指を離すと自機は再び直進するので,タイミングを見計らって先へ先へと進んでいくのだ。
とにかく先に進めばいいので,すべてのサークルを経由する必要はない。周回しながらじっくりと進むか,直線に近い軌道で一気に距離を進めるかはプレイヤー次第だ。
気を付けてほしいのが,周回時は自機とサークルの距離によってスピートが変わるという点だ。円が小さいと周回スピートが速く指を離すタイミングが計りづらくなり,円が大きいと壁と接触しやすくなって思いどおりの方向に進みにくくなる。
本作は,シンプルながらゲームバランスが秀逸で,自機の軌跡が描く美しいラインを眺めながら,何時間でもプレイできそうな気になるほどガッツリ遊べてしまう。筆者はスコア50を超えるのがやっとだったが,GameCenterを見ると,スコア100超え,200超えの猛者がひしめいているので,興味を持った人はランキング入りに挑戦してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)SMG Studio 2014
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