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ハロー!Steam広場 第135回:機械仕掛けのカエルやパンダを切り替えながらステージ攻略に挑む,横スクロールアクション「Mekazoo」
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印刷2016/11/29 12:00

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ハロー!Steam広場 第135回:機械仕掛けのカエルやパンダを切り替えながらステージ攻略に挑む,横スクロールアクション「Mekazoo」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,英語はダメでもルーン文字なら完璧に読める上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第135回では, The Good Mood Creatorsが手掛ける「Mekazoo」をメインに紹介しよう。プレイヤーは,機械で作られた動物達の特性を活かし,操作する動物をリアルタイムに切り替えながらステージの攻略を目指していく。このほか,巨人を相手に剣と魔法で戦うVRアクションゲーム「Children of Colossus」もお見逃しなく。


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メカアニマル達の特性を活かし,操作を切り替えながら進む横スクロールアクション「Mekazoo」


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 今回はアメリカのインディーズ系デベロッパ, The Good Mood Creatorsが手掛ける「Mekazoo」をメインに紹介しよう。その名の通り本作は,機械の動物を操作して進む横スクロールアクションだ。プレイヤーは,悪性のコアによって凶暴化してしまった動物達を救うため,ジャングルや砂漠といった世界を冒険することになる。それにしても,なぜMekaだけローマ字読みなのだろうか。

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 本作のプレイアブルキャラクター(というより動物たち)は,体を丸めてソニックばりの高速ローリング移動をする「アルマジロ」,オブジェクトに舌を巻きつけてターザンのように移動する「カエル」,強靭な脚力で壁蹴りジャンプができる「ワラビー」,空中を自由に移動できる「ペリカン」,壁に爪を食い込ませてよじ登る「パンダ」の計5体だ。それぞれに記述した特性は左クリックで使用でき,これがステージ攻略に欠かせない要素となっている。

パンダの特性を活かして壁をよじ登っている様子。左上のアイコンが現在操作している動物だ
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 また,ステージによっては,複数の動物をリアルタイムで切り替えながら進むところもあり,アルマジロで勢い良く崖から飛び出し,空中でカエルに切り替えて浮いているオブジェクトを舌で掴むといった,トリッキーなアクションを要求されるシーンも多い。うまく切り替えて順調にアクションをつないでいるときの疾走感はもちろん格別で,挑戦しがいのあるものになっている。

 このように,動物を切り替えて進むというのが本作の特徴にもなるわけだが,そもそもメカアニマル達は最初からすべて使えるわけではない。最初に操作するアルマジロ以外の動物達は,悪性コアに乗っ取られて,各ワールドに散開しているという状況なのだ。なぜアルマジロだけ無事だったのかは不明だが,これまで暴走しているとゲームが始まらないので,そこは気にしないことに。ほら,あれだよアレ。主人公補正って奴。

動物の顔が描かれたマーカーを通過すると,そこに描かれている動物同士で切り替えが可能になる
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 本作は,ステージを1つずつクリアしていくタイプになっており,研究所を舞台としたアルマジロのステージをクリアすると,ワールドの選択が可能になる。各ワールドには,探索用のフリーフィールドが広がっており,道中にある砲台の中に入ると攻略用のステージに飛べるという仕組みだ。

 探索フィールドの奥には,暴走した仲間が待ち受けるボスステージに飛ぶための砲台が置いてあるのだが,これには鍵が掛かっており,アンロックするためには,ほかのステージのクリア称号を指定された数だけ集めなければならない。1つのステージで獲得できる称号は複数あり,それぞれ獲得条件が異なる。ノーミスでクリアしたり,指定時間内でクリアしたりといった具合なので,何度も同じステージに挑むことになるだろう。

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 ボスステージは通常のステージとは異なり,狭い空間でのバトルとなる。いずれのボス戦も直接攻撃するのではなく,吊るされている爆弾を落とすなどのギミックをうまく使ってダメージを与えていく感じだ。3回ダメージを与えると悪性コアが破壊され,仲間が正気を取り戻し,次のステージから使用可能になる。
 参考までに,解放される順番はカエル,ワラビー,パンダ,ペリカンの順で,仲間が増えるたびにアクションも複雑さを増していく。嬉しいような悲しいような。

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 調べたところ本作は,「ドンキーコング」にインスパイアされた作品とのこと。BGMにどこか懐かしさを感じるのは,そのせいかもしれない。もしかするとタイトルのMekaがローマ字読みなのも,日本を意識しているのだろうか。それはともかくとして,本作は横スクロールアクションとしてのクオリティも高く,ドンキーコングやソニックが好きな人は楽しめるはずなので,興味があればぜひ遊んでみてほしい。


「Mekazoo」Steamストアページ(1980円)



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5体の巨人を相手に剣と魔法で戦う,HTC Vive向けのVRアクションゲーム「Children of Colossus」


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 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,Colossus Interactiveが手掛ける「Children of Colossus」を紹介しよう。

 本作は,5体の巨人それぞれ1体ずつを相手に剣と魔法で戦うHTC Vive向けのVRアクションゲームだ。物語の舞台となるのは,巨人と人間が共存して暮らしてきた世界。古くから,巨人は人間を外敵や自然災害から守ってくれる存在であったが,人類が発展していくにあたって,自然資源を激しく消耗していく巨人の存在が疎ましくなり,「いっそのことヤッちまおう」という感じで,巨人と戦うことになるそうだ。

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 戦う理由にはまったく賛同できないが,それでもプレイヤーは立場を選べないので,剣と杖を持って彼らと対峙することになる。戦闘では,巨人たちの攻撃を回避しつつ,次の攻撃が来る前に弱点を突く,といった流れを繰り返していくようで,公開されているプレイムービーを見る限りでは,なかなかの迫力を味わえそうな作品だ。

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 本作はすでにGREENLIGHTを通過しており,早ければ2016年11月中にリリースされる予定となっている。今のところ巨人と真っ向から戦うVRゲームは少ないので,HTC Viveユーザーはお気に入りに追加しておくといいかもしれない。


「Children of Colossus」GREENLIGHTページ

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    Steam

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