イベント
MMORPG「FFXIV」のオフラインイベント「Full Active Time Event in HIROSHIMA」の模様をレポート。会場の一番人気コーナーは?
その中で行われた「第25回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の公開生配信については,「こちら」のレポートを確認してほしい。本稿では,200名におよぶ参加プレイヤー達が楽しんだイベントの模様をレポートしよう。
林氏が蛮神バトルチャレンジでまさかの敗北
吉田氏との交流コーナーは大人気
今回,イベント会場の3分の1ほどを占めて行われたのが,「蛮神バトルチャレンジ」だ。8台のノートPCと8台のPlaystation 4(以下,PS4)という2パーティ分の試遊台,そして2台のルーレットが用意されていた。ルールは,2台のルーレットを回し,1台で戦う蛮神,もう1台でプレイ内容の“縛り”をそれぞれ決めるというもの。そう,2014年12月に開催された「ファイナルファンタジーXIVファンフェスティバル」の「バトルチャレンジコーナー」で行われたものと基本的には同じだ(関連記事)。
しかし,ファンフェスティバルと違うのが,蒼天のイシュガルドがリリースされたこともあり,蛮神に「ビスマルク」や「ラーヴァナ」が追加された点だろう。また,縛りも「全員1人称視点」のほかに,「特定アクション使用禁止」といった蛮神によってはかなりきついものが加えられた。それだけに参加者は,運命を決めるルーレットを回す手に,かなり力が入っていた。
さて,この蛮神バトルチャレンジに,アイテム班リーダーである林 洋介氏が一般参加者とともに参戦していた。林氏が対戦する蛮神はビスマルクで,縛りは「下限アイテムレベルシンク」。つまり,真ビスマルク討滅戦に,アイテムレベル(ILV)57で戦うことになるのだ。イシュガルドに入ってすぐに,装備を平均ILV115まで上げられることを考えると,どれくらい厳しくなるかはプレイヤーであれば想像に難くないだろう。そして,その結果はというと,残念ながら敗北となった。
林氏がかなり悔しそうな表情を見せていたので,「リベンジはしないのですか?」と期待を込めて聞いてみたが,「一人でも多くのプレイヤーの皆さんにプレイしていただきたいので,自分は遠慮しておきます」と,はぐらかされてしまった。
林氏が敗北を喫してしまった蛮神ルーレットだが,ほかの光の戦士たちもなかなか苦しい戦いを繰り広げていた。とくに,ビスマルクとラーヴァナは,慣れない環境や縛りのせいで,敗北するケースが多く見られたようだ。ただ,勝った場合はもちろんのこと,負けた場合でも,参加者が全員笑顔だったのが印象深いところだ。
さらに,4台のPS4を用いてゴールドソーサーのミニゲームをプレイし,点数を競うコーナーや,8台のPCを使い8人で順位を競うチョコボレース,さらに4人対4人に分かれてガチバトルを行うウルヴズジェイルのコーナーも用意され,賑わいを見せていた。ゴールドソーサーのミニゲームは,「ほとんどプレイしたことがない」と話すプレイヤーも多く,スタッフにレクチャーを受けながらプレイする姿が見られた。同様にウルヴズジェイルも初めてプレイする人が多く,初のPvP戦に一喜一憂する姿が印象的だった。
このほか,スマホ向けRPG「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」(iOS / Android)のコーナーも用意され,そこでは4台のスマホでプロデューサーの渕上貴史氏と一緒に同作がプレイできた。渕上氏とじっくり意見交換を行う参加者もいたようだ。
今回のイベントでは,会場の外に物販コーナーが用意され,イベント参加の抽選に落ちた人もグッズを購入できた。その中では,デニム素材のパンツまたはスカートにメテオマークをプリントするメテオデニムコーナーが人気で,開場から1時間を待たず,受付終了となっていた。
さて,そんなイベント中,一番の人気を集めていたのが,やはりプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏との交流コーナーだ。
一緒に記念撮影をしたり,サインをしてもらったりと,参加者は思い思いの方法で吉田氏との交流を楽しんでいた。吉田氏は参加者との交流を第一に考え,イベントが終了後も整理券を配布した人に対して,時間の許すギリギリまで一緒に記念撮影を行い,参加者の言葉に耳を傾けていたのが印象的だった。
イベントの途中からは,サウンドディレクターである祖堅正慶氏との交流コーナーが設けられ,多くのプレイヤーがその場に詰めかけた。その場所がチョコボレースコーナーのちょうど前だったため,話が終わると,そのまま祖堅氏とチョコボレースに興じるプレイヤーも多かったようだ。
その祖堅氏は,「第25回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の直前に,時間が少しあるということで林氏とプロレス談義を披露。祖堅氏と林氏はかなりのプロレス好きで,FFXIVの社内テストプレイを行ったとき,祖堅氏は「アントニオ猪木」,林氏は「長州力」と自分のキャラターに名前を付けたエピソードを紹介した。グリダニアでプロレスのチャットをしていると,通行人(※社内テストプレイなので,もちろん社内から参加していた別部署の人だが)に,白い目で見られたと話して場を沸かせた。
会場では,吉田氏や開発メンバーとの交流だけでなく,参加者同士も交流が行われていたようで,こうしたイベントでプレイヤーの輪が深まっていくことは,1プレイヤーとして興味深く,うらやましくも思えた。今後も,各地でF.A.T.E.は開催されるようなので,取材でなくても,1プレイヤーとしても参加してみたいところだ。
「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト
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