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「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」のインプレッションをお届け。本作のマザーベースはいつまでもやり込めそうな気配
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印刷2015/06/16 10:00

プレイレポート

「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」のインプレッションをお届け。本作のマザーベースはいつまでもやり込めそうな気配

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」のインプレッションをお届け。本作のマザーベースはいつまでもやり込めそうな気配
 KONAMIから2015年9月2日に発売されるシリーズ最新作「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360PC版は9月16日発売)。本作では,第1作「METAL GEAR」において,最後の敵として登場したネイキッド・スネーク(通称:BIGBOSS)を主人公に,彼がなぜ悪の道へ進むことになったのかという,シリーズ最大の謎が描かれることになる。

 今回は,オープンワールドで再現されたアフガニスタンでの潜入ミッションと,スネークの拠点となるマザーベースに触れる機会を得たので,そのインプレッションをお届けしよう。

「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」公式サイト

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用意された舞台(オープンワールド)でどう遊ぶかはプレイヤー次第


 オープンワールドの要素を取り入れたことでも注目されている本作だが,最初のミッションの舞台となるアフガニスタンで,さっそくその片鱗を味わうことができる。ミッションの内容は,アフガニスタンの集落で囚われの身になっているスネークの相棒カズヒラ・ミラー(以下,カズ)を救出するというもの。
 ミッションを開始して,まずプレイヤーの目に飛び込んでくるのが,新世代のゲームエンジン「FOX ENGINE」によってリアルに描かれたアフガニスタンの広大な荒野だ。その広さは,今回のミッションの範囲だけでも,前作「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」の舞台となったキューバ南端の米軍基地と比べて,5倍以上はありそうで(あくまで体感だが),とにかく広いのひと言に尽きる。

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 もちろん,ただ広いだけというわけではなく,本作におけるオープンワールドという要素は,ちゃんとゲームを面白くするための味付けになっている。それがハッキリと分かるのが,本作のキモとなっている「潜入」の部分だ。
 本作には,確立された潜入方法やクリアまでの攻略ルートが存在しないので,どのようにミッションを遂行するかはプレイヤーに委ねられる。今回のミッションでいえば,カズの救出という明確な目標があるものの,そもそも彼がどこに囚われているのかまでは分からない。
 したがって,プレイヤーは双眼鏡などのガジェットを使って現地を偵察し,カズがいそうな建物に目星をつけ,情報端末「iDROID」の地図と睨めっこしながら,どこから潜入してどこから脱出するかといった作戦を,一から組み立てるところから始めるのだ。この作戦を考えている時間が楽しく,ああだこうだと練り直しているうちに(ゲーム内の)日が暮れてしまうことも。

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 また,昨今のオープンワールドゲームでは当たり前となった,昼夜の概念や天候の変化といった要素もしっかりと取り入れられており,それらも潜入作戦に大きな影響を与える。
 例えば,視界の通らない夜に潜入するれば敵に気付かれにくくなるし,雨が降っていれば足音がかき消されて身動きが取りやすくなる。その一方で,昼夜によって敵兵の配置や巡回ルートに変化があったり,突然の砂嵐に襲われて一寸先が見えなくなったりと,不測の事態に直面することもあるのだ。
 プレイヤーは,そういったイレギュラーにも備えなければならず,必ずしも事前に用意した作戦がうまくいくわけではない。この,何が起きるか分からない緊張感が,本作における潜入の面白さにつながっていると感じた。

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 もちろん,初めから正面突破でも問題ない。前もって用意した車両でゲートを強行突破し,積み込んだ重火器で拠点を制圧してもいいし,見晴らしの良い場所からスナイパーライフルを使って拠点内の敵を1人1人始末していくのも面白いだろう。このように,必ずしも潜入という概念に縛られない自由度の高さが,本作のウリとなっており,その気になればミリタリーFPSのごとく,ひたすら銃撃戦に明け暮れることも可能だ。

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 ストーリー主導でリニア形式に進んでいく従来作でも,遊びの幅は十分に広かったMGSシリーズだが,オープンワールドという要素を取り入れたことで,それはさらに広がっており,相性の良さがはっきりと見て取れた。これぞメタルギアソリッドの完成形なのではないだろうか。

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いつまでもやり込めそうな育成コンテンツ「マザーベース」


 そして,本作を語るうえで欠かせないのが,スネークの拠点となるマザーベースだ。2010年に発売された「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」では,フルトンで回収した敵兵をスタッフとして働かせて,マザーベースを発展させていくという流れだったが,本作ではさらに戦場で回収した兵器を取り付けたり,車両を格納したりといった要素が追加され,カスタマイズ性が高くなっている。
 実際にマザーベース内を歩き回ることも可能で,戦場で回収してきたスタッフの様子もここで確認できる。ヘリで帰還したスネークを「お帰りなさいボス!」とスタッフが出迎えてくれる演出には,ちょっぴり感動してしまった。

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 また,ヘリで遊覧飛行しながらマザーベースの発展具合を眺めることもできるので,任務に疲れたプレイヤーの癒しにもなりそうだ。ちなみに,スネークが乗っているヘリは空中指令室としても機能し,ヘリの中ではスネークの肩やマザーベース,ヘリなどに貼れるエンブレムのカスタマイズなどもできる。このほかにも本作には,プレイヤーの手でカスタマイズできるものが多く用意されており,あらゆるものに愛着が湧きそうだ

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 そんなマザーベース運営のカギになるのが,GMPと呼ばれるマザーベースの総資産だ。GMPは,物資の手配をしたり,武器の開発研究を行ったりするのに必要になる。これは,ミッションの成功報酬として得られるほか,戦場でダイヤモンドの原石を拾ったり,野生動物を麻酔銃で眠らせて保護したりすると増えていく仕組みだ。
 必要経費だからといって,無駄に物資の支援を頼んだりしていると赤字になってしまい,その状態が続くと,スタッフが離反したり武器の開発ができなくなったりといった状況に陥るようだ。マザーベースの経営が火の車にならないように気をつけたいところ。

 マザーベース自体は割と序盤で開放されるのだが,上述のとおり長くやり込める育成コンテンツになっているため,プレイヤーのモチベーションを維持するうえで,重要な役割を担っているといえるだろう。

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 今回は2時間ほどしかプレイできなかったので,「マザーベースに取り付けた武器は何に使うのか」「果たして本作にはどんなメタルギアが登場するのか」といった気になる部分までは触れられなかった。それでも,やりこみ要素のチラ見せがうまく,この先に何が待っているのかを想像するだけで期待が高まってしまう。
 まだ公表されていないコンテンツも多いとのことなので,今後の続報も楽しみに待ちたい。

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