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地獄の沙汰もスワイプ次第!? iOS向けアクションゲーム「地獄ボール」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第578回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,赤と黒の鮮やかなコントラストが映える画面が印象的なアクションゲーム「地獄ボール」を紹介しよう。シンプルなシステムだが,難度は非常に高く,まさに“地獄のような”ゲームなのだ。
iOS版「地獄ボール」ダウンロードページ
プレイヤーは画面下部に表示される黒のドットを左右のスワイプで操作し,縦に自動スクロールするステージでひたすら障害物を避けていく。ステージの地形は,何もない開けた場所と狭い通路の繰り返しになっており,通路部分を無事にくぐり抜けた回数がカウントされていく。この記録をどこまで伸ばせるかに挑戦するのだ。
通路はその狭さも厄介なのだが,幾重にも折れ曲がっていたり,斜めに長く延びていたりと,形状もなかなかいやらしい。分かれ道で広いほうを選んだら途中からジグザグになり,もう一方の道を見たら途中から広がっている……。という仕掛けもあったりする。
少しでもドットが地形に接触するとゲームオーバーとなり,リトライはない。しかもステージは毎回違う構成になるため,「何度も繰り返して覚える」というやり方ができないところも辛い。
もちろん,続けていくうちにある程度感覚が掴めるようにはなるのだが,それでも筆者の最高記録は「5」だ……。
よくあるといえばよくあるシステムだが,何度も挑戦したくなる不思議な中毒性を持っている本作。この手の激ムズゲーが好きな人や,マゾっ気がある人はぜひ一度プレイしてほしい。そういえば,何度もミスを繰り返して,その度に最初からやり直す感覚は,賽の河原の石積みに似ているような……。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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