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苦労が水泡に帰す。スマートフォン向けパズルゲーム「願いを言え どんな願いも叶えてやろう」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第517回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
世界中に散らばった7つのボールをを集めると,龍が登場して,どんな願いも1つだけかなえてくれる……。某人気漫画でおなじみの設定だが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で介する「願いを言え どんな願いも叶えてやろう」(iOS / Android)は,そんな設定を無理矢理(?)3マッチパズルに入れ込んだ怪作だ。
iOS版「願いを言え どんな願いも叶えてやろう」ダウンロードサイト
Android版「願いを言え どんな願いも叶えてやろう。」ダウンロードサイト
ゲームの基本は,前述の通り3マッチパズルとなっている。さまざま色の星マークが入った球をフリック操作でずらし,同じ星の色の球を縦か横に3つ揃えればその球が消える。
4つ5つを一度に消したり,球が消えた隙間に落ちてくる球で連鎖を狙ったりと,高得点を狙うシステムも一般的な3マッチパズルそのまま。ときおり出現する,特定の色の球をフィールド内からすべて消したり,タテ列,ヨコ列のすべての球を消したりといった能力を持つ球も出てくるため,爽快な大量消しや大連鎖も狙いやすい。
だが,このゲームのキモは,パズルで稼いだスコアポイントで「神亀龍」なるものを呼び出し,願いを叶えてもらうところにある。
願いの選択肢は6つ。一見してみると「ギャルのパンティ」レベルのものばかりだが,そのうち3つは新ゲームモードの開放となっている。
だが,その新モードである「ヤムチョンモード」「つるつるモード」「ハードモード」が,いずれも残念な内容。球に描かれている模様が変化するヤムチョンモードとつるつるモードは,通常のモードよりも球が見やすく思えなくもない,という程度のもので,内容は通常のモードとまったく同じ。このために20000もポイントを貯めたのか……と,がっくりくること間違いなし。
そしてハードモードは,本当に球の見分けがつかない仕様となっており,こちらはこちらで「え……?」と声が漏れてしまうはず。
だが,これらはまだゲームモードが増える願いなので,実りがある。「Dr.パパポを増やして」などの願いに20000を注いでしまった後の脱力感たるや……。
そのあまりにひどすぎる内容は,実際にプレイしてその目で確かめてもらいたいが,おそらく満足とはほど遠いはずなので,そのつもりで。
パズル自体は連鎖中も球が操作できるなど,かなり快適にプレイできる仕様になっているので,ぜひこちらを十分に楽しんでから脱力してほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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