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地球を丸ごとスキャンした「究極のオープンワールド」が舞台となるPC向け新作サバイバルアクションRPG「ReROLL」が発表
「ReROLL」公式サイト
「ReROLL」は,さまざまな要因によって都市や村が徐々に消滅していく世界で,プレイヤーは生き残りを懸けたサバイバルに挑むというオンライン専用タイトル。その最大の特徴は,HDカメラを搭載した民間用の小型ドローン「eBee」(開発はsenseFly)により,全地球を3Dスキャンして,そのデータを元にゲーム世界を構築するという,なんとも意欲的な挑戦にあるだろう。
今回の発表に合わせて公開されたトレイラーによると,eBeeは1平方kmごとに数千枚もの写真を撮影し,それを専用ソフトウェア「Postflight Terra 3D」で3D化できるという。地球の表面積は約5億1000万平方kmで,そのうち地表は約29%(約1億4700万平方km)におよぶ。マップを完成させるために,どれくらいの時間とコストが必要なのかは想像もつかないが,Pixyulはこのプロジェクトについて「究極のオープンワールドになる」と自信を見せている。
ゲームの概要も明らかになっており,プレイヤーは徒歩や乗り物を利用して世界を探索しながら,生きるために必要な食料や燃料,衣料品,生活用品,薬品,そして武器などの物資を手に入れ,ミュータントをはじめとするさまざまな脅威に立ち向かっていく。特定の地域に永住するのか,いろいろな場所を放浪するのかはプレイヤーの自由で,農耕や漁といった非戦闘スキルも用意されているため,ほかのプレイヤーとの共同作業も楽しめそうだ。
また,プレイヤーキャラクターはオフライン時も“アクティブ”のままなので,プレイヤーがログインしていないときに「シェルターで就寝させる」「資源を獲得するために労働させる」といった行動を指示することが可能。こうしたスケジュール管理は,モバイル端末のアプリを利用して,実際のスケジュールを作成するように設定できるとのことだ。
現在,公式サイトでは本作のクラウドファンディングが発表されている。2014年8月までにプレオーダーという形で投資した人には,カタナや手裏剣などのアイテムが手に入るようだ。なお,2015年内にはコンテンツの一部を公開する予定であり,この意欲的で斬新なゲームが気になる人は公式サイトをチェックしておくといいだろう。
「ReROLL」公式サイト
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