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ほんわか癒される動物たちのトロッコレース。iOS向けランニングゲーム「Animal Rush 3D」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第459回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ランニングゲームは,スマートフォンゲームの中でも人気の高いジャンルのひとつ。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,横スクロール型のランニングゲーム「Animal Rush 3D - 動物レース3D」を紹介する。
「Animal Rush 3D - 動物レース3D」ダウンロードページ(App Store)
本作は,猫,パンダ,キリン,ウサギといった動物たちの乗るトロッコを操作し,バナナを集めながらひたすら走り続けるという内容。行えるアクションは,画面タップによるジャンプのみで,画面を押す時間が長いほど飛距離が伸びるというシステムだ。
動物たちの乗ったトロッコは,ところどころ途切れているレールの上を走っていき,その道中では,トロッコの行く手を阻むように,スカンクやハリネズミといったお邪魔動物達が登場する。彼らに接触すると問答無用でゲームオーバーになってしまうので,ジャンプで回避しながら進んでいこう。
本作のステージ内には,障害物やお邪魔動物以外に,大きさの異なる2種類のバナナが点在。プレイ中に入手したバナナは,新たなトロッコを開放するときに必要となる。なお,小さなものは2個分,大きなものは5個分のバナナとしてカウントされる。
また,低確率で出現する磁石を入手できれば,近くにあるバナナを自動で引き寄せられるので,発見したときは必ず入手しておきたい。
トロッコは全部で3種類用意されており,最初は猫&パンダが乗っているものしか使えないが,蓄えたバナナを消費することで,猫&ウサギや,キリンが乗ったトロッコが使えるようになる。乗っている動物による性能の差はないので,見た目で選ぶといいだろう。
序盤はゲームスピードが遅く,全体的にのんびりしているが,ステージを進めていくと,次第にトロッコのスピードが上がっていく。後半はかなりの速度になるので,一瞬の判断が非常に重要となる。また,スピードが速いとジャンプの飛距離が変化するので,そのあたりもしっかりと考えて,トロッコを操作する必要があるだろう。
サウンドが心地よく,美しいビジュアルの本作。トロッコの性能差や着せ替え要素がないなど,物足りない点も多いが,そのシンプルさゆえ誰にでも楽しめる作品に仕上がっている。シンプルなランニングゲームをプレイしたい人は,キュートな動物たちのトロッコレースを,さっそく楽しんでみてはどうだろうか。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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