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重力を自在に操りゴールを目指せ。iOS向けアクションゲーム「Bobbing」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第374回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Bobbing」は,タップで重力を逆転させながら障害物をクリアしてステージを進んでいくアクションゲーム。グラフィックスやBGMがなかなかにスタイリッシュなのも特徴だ。
「Bobbing」ダウンロードページ
プレイヤーは,自動で進んでいく主人公(なんとも形容しがたい謎の生物)をゴールまで導くため奮闘することになるが,行う操作は「重力の切り替え」と「カラーの切り替え」の2種類のみだ。
画面の左側をタップすれば,ステージの重力が逆転。たとえば主人公が地面を走っているときに切り替えると,フッと体が浮いて天井へ移動し,逆さ状態になって走り始める。
主人公の前方に段差があったり,接触すると即ゲームオーバーになるオレンジ色のゾーンがあったりした場合,これを利用して避けていくことになる。
基本的に主人公は段差を越えられないので,引っかかりそうなときは重力を切り替えよう |
天井を走っているときに重力を切り替えれば,当然ながら主人公は上から下に落ちてくる |
画面の右側をタップすると,主人公の顔の色をピンクまたは水色に切り替えられる。
「顔の色を変えてどうするのか」という疑問が湧くだろうが,ステージには,ピンクと水色2種類あるゲート(のようなもの)が登場し,主人公がそのゲートを通り抜けるには顔の色をゲートに合わせる必要があるのだ。とっさの判断が重要になるので,左手は重力の切り替えに,右手はカラーの切り替えに専念して臨むのがいいだろう。
なお,ステージ内には謎の破片(としか形容しようがない)がいくつも落ちており,これらを拾うとボーナスとなり,ゴール到達時には表示されるスコアに加算される。最高スコアの10000を目指してチャレンジしていこう。
そのほかにも,タッチすると主人公の進行方向が逆になるオブジェクトや,特定の場所へ移動するワープゾーンといったギミックも登場してくる。進行方向が逆になると,これまでに通ったはずの道でも混乱しやすいので,主人公が歩く足場をしっかり観察し,慎重に重力を操作していこう。
スマートフォンゲームとしてはかなり難しい部類に入ると思われる本作。通常モードである「CLASSIC」以外にも,難度の低い「EASY」と,さらなる高難度の「HARDCORE」というモードが存在するので,自分の腕に合わせて楽しんでほしい。
また,ゲーム性だけでなく,BGMも非常にかっこいいので,そちらにもぜひ注目してみてもらいたい作品だ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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