AIと会話を行いながらゲームを進めていくアドベンチャーゲーム，「Bot Colony」のアーリーアクセス版が「Steam」でリリース

　インディーズデベロッパであるNorth Sideは，新作アドベンチャーゲーム「Bot Colony」の，のアーリーアクセス版を「Steam」でリリースするとともに，ゲームプレイなどを紹介するトレイラー2本を公開した。

「Bot Colony」公式サイト

Steam「Bot Colony」購入ページ

　「Bot Colony」は，高度なロボット工学とAI技術で急成長したメーカー，Nakagawa Robot Companyが，人間のために働くさまざまなロボットを導入した新しい社会を，南太平洋の島に作り上げたという2021年が舞台となる。ところが，ライバル企業であるKHT Corpの産業スパイが島に潜入し，ロボット達が3日後に反乱を起こすようにAIプログラムを書き換えた事実が判明したため，プレイヤーが操作するエージェントが，その企みを阻止しつつ，背後にある大きな陰謀を解き明かしていくというストーリーだ。


　エピソード形式でストーリーが配信されていく予定になっている本作の特徴は，プレイヤーがヘッドセットなどを通じて，島にいるさまざまなロボットと会話ができるというもの。公開されたトレイラーでは，プレイヤーが動向を追っている人物の家の執事ロボットと会話し，その家族構成や消息を問い質すシーンが紹介されている。


　「Bot Colony」のアーリーアクセス版では，3つのエピソードで構成される「Season One: Landfall」の最初の2つのエピソードがプレイできるとのこと。今のところは英語しか用意されておらず，果たしてネイティブ以外の英語がどれだけ通じるのか定かではないが，「英語の発音の訓練にもなるかもしれない」とポジティブに考える人は，挑戦してみるのもいいかもしれない。