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TrapAdventure
  • HIROYOSHI OSHIBA
  • 発売日:2013/06/14
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回
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印刷2013/07/29 10:00

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極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

画像集#008のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 昨今のゲームといえば,親切なチュートリアル,丁寧なアイテム解説,次の目的へのガイドなど,至れり尽くせりなものが多い。それが是か非かはひとまず置いて,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「TrapAdventure」は,そんな昨今のゲームとは正反対のゲーム性を持つ,激ムズのアクションゲームだ。

元々はPCゲームとしてリリースされていた本作。ダウンロードは無料だが,「ノーマルモード」を開放するには課金が必要
画像集#001のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

「TrapAdventure」ダウンロードページ


 本作は横スクロールタイプのアクションゲームで,主な操作は画面左下にある矢印ボタンでの左右への移動と,画面右下にある「!!」ボタンでのジャンプとなっている。横スクロールアクションとはいっても,画面は固定となっており,画面右端まで移動すると次の画面へ切り替わる方式だ。

某配管工が活躍する世界的アクションゲームを彷彿とさせる画面。なんだか懐かしいと感じる方も多いはず
画像集#002のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

 さて,本作にはモンスターなどが登場しないので,淡々とステージを進んでいくことになる。一体どこが激ムズなの? と思うだろうが,本作の特徴は,目に見えないところに仕掛けられた理不尽なトラップの数々。これにより超高難度に仕上がっているのだ。

パッと見は何もなさそうな地形でも実は……
画像集#003のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

 本作のトラップの数々はいわゆる「初見殺し」で,初めて訪れた場所を一発でクリアするのはほぼ不可能と言っていい。理不尽に仕掛けられたトラップたちの前に,成す術なくゲームオーバーを繰り返すこと必至だ。
 なお,最初の段階ではキャラクター残数1の「LAST CHANCE MODE」しか選択できないが,85円のアドオンを購入することで,残数10で挑戦できる「NORMAL MODE」が開放される。本気でクリアを目指すならば,NORMAL MODEを開放しておいたほうが(精神的にも)楽になるはず。

画像集#004のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

 LAST CHANCE MODEは一度ゲームオーバーになるとステージ1から,NORMAL MODEもゲームオーバーになったステージの最初からやり直しとなるため,必然的に同じステージを何度も繰り返すこととなる。そうして死にながらトラップの配置を覚え,徐々に進んでいくのだ。

 なお,本作はゲームオーバーになるたびに,死んだステージ×10の経験値を獲得できる。これはNORMAL MODEを開放している場合にのみ登場する「LV」を上げるためのもの。「現在のLV-1」機が残機に追加されるので,どんどん残機を増やしていこう。なお,LVや経験値はTOP画面で確認できる。

ネタバレを避けるため詳細は書かないが,基本的には「誰もが通りそうな場所」にこそ,罠が仕掛けられている
画像集#005のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回 画像集#006のサムネイル/極悪難度の“死にゲー”登場。iOS向けアクションゲーム「TrapAdventure」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第312回

 鬼畜とでも言いたくなるような高難度なので,この手の理不尽なトラップの数々に慣れている,または難しいゲームほど燃えるという人以外には,ただただストレスが溜まる作品かもしれない。
 しかし,難度が高いぶん,1つのステージを攻略したときの達成感は格別。また,何度も繰り返すうちに上達が自覚できるレベルデザインであるということも特筆すべき点だ。

 全ステージのクリアに成功すれば,クリアタイムも表示されるので,ぜひあきらめずに遊んでより高みを目指していってほしい。なお,これでも物足りないという猛者のために,現在「CLAZY MODE」も開発しているとのことだ。ゲームは難しいほど面白いという人や,アクションゲームの腕には自信アリという人は,果たして本作をプレイした後でも同じ事が言えるかどうか,挑戦してほしい。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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