包帯男2号現る！ 「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」の声優という人物が動画サイトに謎のムービーを投稿

　2013年3月27日，Game Developers Conferenceで正式発表が行われた「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」（PlayStation 3/Xbox 360）だが（関連記事），重要なキャラクターの声優であると自称する人物 “ミスター・オニ”が，YouTubeに「The Chosen One」（選ばれた人間）と題したムービーを投稿し，欧米ゲーマーの話題になっている。

「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」公式サイト

　「OnigawaraV」という名前で投稿されたムービーには，架空の開発スタジオであるはずのMoby Dick StudiosのロゴがプリントされたTシャツを着た人物が映っている。ムービーを見ればすぐに分かるが，またしても顔中に包帯が巻かれており，音声は処理されたもの。熱狂的ファンが制作したフェイクムービーの可能性もあるが，E3 2013の開催期間中である「6月11日に，自分の本当の姿を公開する」とも語っている。

　MGSシリーズの英語版では，過去15年にわたってデイヴィッド・ヘイター氏がスネーク役を務めており，英語圏のゲーマーにとって同氏とスネークとは切っても切れない。しかし2013年4月2日，ヘイター氏はTwitLongerに書き込みを行い，自分が新作に起用されないことを知って「非常に残念に思っている」という気持ちを述べていた。

　そんな状況下で新しいムービーの登場になったわけだが，このミスター・オニの顔に巻かれている包帯は相当な量であり，その下の顔はまったく分からない。ただ，包帯男第1号のJoakim Mogren氏とは異なる体格であり，ファンの中には「女性ではないか」という意見もある。ヘイター氏もこの人物を「スネーク役ではないかもしれない」とツィートしている。

　ファンの興味を刺激するマーケティングで我々を楽しませてくれる小島プロダクションだが，果たして今回はどういうオチになるのか，注目していたい。