攻略
「Hearthstone」挑発ミニオンを並べつつ中盤から一気に攻めへと転じるデッキ「クエストウォリアー」を紹介
デッキ内容と基本戦術(最終更新日:2017年4月19日)
カード名 | 枚数 | マナ | 魔素 | セット | |
---|---|---|---|---|---|
ファイアプルームの中心で | 1 | 1 | 1600 | 大魔境ウンゴロ | |
旋風剣 | 1 | 1 | - | ベーシック | |
叩きつけ | 2 | 2 | 40 | クラシック | |
止めの一撃 | 2 | 2 | - | ベーシック | |
烈火の戦斧 | 2 | 2 | - | ベーシック | |
魚のエサ | 2 | 2 | 400 | 仁義なきガジェッツァン | |
死憎悔いのグール | 2 | 3 | 40 | 旧神のささやき | |
ブラッドフーフの勇士 | 2 | 4 | 40 | 旧神のささやき | |
ダイアホーンの幼生 | 1 | 5 | 100 | 大魔境ウンゴロ | |
乱闘 | 2 | 5 | 400 | クラシック | |
横丁の鎧職人 | 2 | 5 | 100 | 仁義なきガジェッツァン | |
気荒なダイアホーン | 1 | 6 | 40 | 大魔境ウンゴロ | |
ドブネズミ | 2 | 2 | 400 | 仁義なきガジェッツァン | |
苦痛の侍祭 | 1 | 3 | 40 | クラシック | |
ストーンヒルの守護者 | 2 | 3 | 100 | 大魔境ウンゴロ | |
タール・クリーパー | 2 | 3 | 40 | 大魔境ウンゴロ | |
キュレーター | 1 | 7 | 1600 | ワン・ナイト・イン・カラザン | |
始祖ドレイク | 2 | 8 | 400 | 大魔境ウンゴロ | |
デッキコスト:7380魔素 |
また,挑発ミニオンと除去系のカードが入っているため,アグロ系のデッキには比較的強めで,クエストを達成しなくても,盤面の挑発ミニオンだけで勝ってしまうこともある。加えて,デッキに乱闘が入っているため,横に複数のミニオンを並べてくるタイプのデッキにも対応できるのが強みだ。
デッキの分類ではコントロール型といえるが,従来のコントロールウォリアーとは違い,デッキ切れまでいかなくとも中盤から一気に攻めに転じることができる。デッキパワーも高いので,現環境のランクマッチでアグロデッキを負かしたいならオススメのデッキだ。
採用カードの解説
ファイアプルームの中心で
このデッキの核となるクエストカード。達成報酬には,炎の王ラグナロスと同じヒーローパワーを得られる武器・サルファラスが手に入る。このデッキは挑発持ちのミニオンが山盛りなので,挑発持ちミニオンを7体手札から出すというクエスト達成の条件はそれほど難しくはない。
旋風剣
敵味方問わず,すべてのミニオンに1ダメージを与えるスペル。基本的に相手の軽量ミニオンの除去に使用するが,苦痛の侍祭が出ている状態ならドローも狙える。また,魚のエサと組み合わせた4点コンボも強力だ。
叩きつけ
2コストの軽量除去呪文。相手の軽量ミニオンの除去に使えるほか,大型ミニオンに当ててドローを狙いつつ,止めの一撃で除去する動きも強力だ。
止めの一撃
ウォリアー伝統の単体除去呪文。昔のように1コストではないとはいえ,依然としてその効果は強力。相手の高コストミニオンに対抗する有効な一手だ。
烈火の戦斧
黎明期から現在まで活躍し続けているウォリアー伝統の2コスト武器。2コスト6点相当の破格のスペックで,主に序盤の相手ミニオンの除去に大きく活躍する。
魚のエサ
ダメージを受けているミニオンに3点ダメージを与える呪文。条件付きではあるがうまく使えば,相手の盤面のミニオンを一気に除去できる。すべてのミニオンに1ダメージを与える旋風剣や死憎悔いのグールと共に用いると,大きなリターンを得られるだろう。
死憎悔いのグール
3コスト3/3という標準スペックに加え,全体1ダメージの能力を持った優秀なミニオン。単体で使っても相手ミニオンの除去に役立ってくれるだろうが,魚のエサや苦痛の侍祭などのカードと組み合わせると,より大きな戦果が得られるだろう。
ブラッドフーフの勇士
4コスト2/6で挑発持ちという能力に加え,ダメージを受けると攻撃力がアップする激怒を持つ。高スペックの4コストグッドスタッフとして活躍してくれる。
ダイアホーンの幼生
5コスト3/6挑発という能力を持ちつつ,断末魔効果で5コスト6/9という破格のスペックを持つ「ダイアホーンの長」がデッキに加えられる。断末魔能力は即時性のあるものではないが,素の状態でフェン・クリーパーと同等の能力なので,最低限の働きは見せてくれる。
乱闘
ウォリアー伝統の全体除去呪文。アグロデッキ相手への対抗策として,非常に強力な1枚だ。相手がミニオンを一気に並べてきた時は,このカードで盤面をきれいにしてしまおう。
横丁の鎧職人
5コスト2/7で挑発持ちという“堅い”スペックに加え,ダメージを与えることでアーマーまで追加してしまうミニオン。アーマーの追加の効果は,相手のミニオンからの攻撃分もカウントされるため,軽量ミニオンを複数並べるタイプのデッキに対する強力なアンチカードとして活躍してくれる。
気荒なダイアホーン
6コストで5/5の挑発持ちというスペックに加え,雄叫びで適応を発動できる。素のスペックが比較的高めで,かつ適応で体力+3を引けば,6コスト5/8挑発という闇アラコアを上回る強力なステータスとなる。もちろん,盤面に合わせてそのほかの効果を選んでも良く,柔軟性の高い強力な1枚だ。
ドブネズミ
コントロール系のカードならほとんどのデッキに入ってくる強力な1枚。とくにこのデッキにおいては,クエストの条件達成にも関わるため,採用するだけ得といえる。
また,ドブネズミによって引っ張り出されたミニオンは,クエストの達成条件にカウントされないので,ミラーマッチや対クエストローグ戦においては,このカードを出すことで相手のクエスト達成を遅らせることも可能だ。
苦痛の侍祭
ウォリアーのコントロール系デッキにはほぼ採用されてきた,ドロー能力持ちミニオン。このデッキにおいても旋風剣や死憎悔いのグールなどで能力が発動するので,それらと組み合わせて使いたい。
ストーンヒルの守護者
雄叫びで挑発持ちのミニオンを“発見”できるカード。このミニオンも挑発を持っているため,召喚することでクエスト達成へ大きく近づける。また,発見ではクラス専用カードが出やすく,ウォリアー専用の優秀な挑発持ちミニオンを手札に引き入れやすい。
タール・クリーパー
相手のターンのみ攻撃力が+2される挑発持ちミニオン。自分のターン中はやや使いづらいが,相手ターン中なら3/5挑発という4コストのセンジン・シールドマスタに匹敵する能力となる。クエストウォリアーは基本的に守りのデッキなので,コンセプトにあった優秀な1枚だ。
キュレーター
守るには充分なサイズと挑発,そしてドロー能力を併せ持つ強力なミニオン。このデッキにおいては,始祖ドレイクが確定サーチとなるため,次ターンへの動きにもつながるのが強い。デッキの潤滑油として重要な働きをしてくれるカードだ。
始祖ドレイク
4/8挑発というサイズに加え,すべてのミニオンに2ダメージを与える雄叫び効果を持ったパワーカード。とくにアグロデッキ相手には,相手の場のミニオンを除去しつつ,強力な壁を置けるので,相手の攻勢をピタッと止められるだろう。
マリガンについて
◯VSアグロデッキ
クエストカードであるファイアプルームの中心では初期手札に必ず引いてくるカードになる。そのため,惰性でキープしたくなってしまうが,海賊ウォリアー,アグロドルイドなどの対アグロデッキの試合においては,このカードは初期手札から交換してしまっても良い。
というのも,これらのデッキに対してはクエストの達成が勝ち筋においてほぼ役に立たないからだ。基本的には序盤を凌ぐために烈火の戦斧やドブネズミ,死憎悔いのグールやタール・クリーパーなどを探しにいきたいところ。
また,ある程度序盤の動きが整っているなら,乱闘をキープするのもありだろう。ただし,ドブネズミについては,相手が明確にアグロデッキと分かっていない場合は,相手の巨大なミニオンを手札から出してしまう可能性があるため,序盤に出すのはリスキーなプレイであることは覚えておこう。
◯VSミッドレンジ,コントロールデッキ
多少速度が遅いデッキであれば,クエストの達成が充分に勝ち筋として機能するので,クエストカードはキープしてよい。また,序盤に強い烈火の戦斧もキープして良いだろう。
ミッドレンジやコントロールデッキを相手にする場合,とくに有用なのがストーンヒルの守護者である。挑発ミニオンを補充することでクエストの達成を助けてくれるうえに,単純にここで発見したミニオンを中盤戦〜後半戦のリソースとして用いることができる。速度の遅いデッキを相手にする場合は早めに手札に入れておきたいミニオンだ。
また,苦痛の侍祭もドローソースとして試合に大きく寄与するので,これもキープすると良いだろう
著者紹介:ルネ
カードゲームやボードゲームの攻略・レビュー記事をメインに担当するフリーライター。第1回ドミニオン世界選手権優勝,第4回ドミニオン日本選手権優勝,その他複数のアーケードカードゲームで全国ランキング入りなどの経歴を持つ。Hearthstoneでは,AmericaサーバのLegendランク2位まで到達,およびGAMERS LEAGUE Season#1でSemifinal進出経験あり。主にアナログのカードゲーム/ボードゲームが大好物だが、コンシューマ,アーケードからソーシャルゲームまで,ゲームと名がつけば何でも食いつく雑食系。
「Hearthstone: Heroes of Warcraft」公式サイト
「Hearthstone: Heroes of Warcraft」ダウンロードページ
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(C)2017 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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