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印刷2016/09/06 21:48

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「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のプレスカンファレンスをレポート。発動したスキルをチーム内で共有する「スキルシンク」などの特徴が紹介

 ネクソンは2016年9月6日,PC向けオンラインFPS「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のプレスカンファレンスを東京・六本木のニコファーレで開催した。本作の概要や,既報のとおりオープンβテストが11月2日に,正式サービスが11月末にそれぞれ開始されることなどが発表されたイベントの模様をレポートする。

カンファレンスのMCを務めた渡辺順子さんと,ゲストの清瀬まちさん。渡辺さんは公安9課メンバーをサポートするオペレーター,清瀬さんは草薙素子のコスプレを披露した
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 カンファレンスの主催者を代表して冒頭の挨拶を行った,ネクソン 代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏は,「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」について,「アラド戦記」のデベロッパであるNeopleが,人気アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の世界観やキャラクターを再現した高品質のFPSであると紹介。
 またマホニー氏自身も「攻殻機動隊」シリーズの大ファンとのことで,このIPの発祥の地である日本で,ネクソンが「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のサービスを提供できることを光栄に思っているという。

ネクソン 代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏
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 続いて「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」の概要が,運用プロダクトマネージャー 村下 優氏の説明と,プロゲームチーム「DetonatioN」のDustelBox選手のデモプレイを交えて行われた。
 それによると,まず本作はキャラクター,光学迷彩などのスキル,義体のカスタマイズといったアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の世界観を活かし,既存のFPSタイトルとは異なる戦闘体験を楽しめるとのこと。
 なおキャラクターボイスには,アニメと同じ声優陣を起用している。

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プレゼンテーションを行った「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」運用プロダクトマネージャー 村下 優氏
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プロゲームチーム「DetonatioN」のDustelBox選手。彼もまた「攻殻機動隊」のファンで,FPSとしてプレイできることを楽しみにしていたという

 ゲームモードは,「チームデスマッチ」「デモリッション」「コンクエスト」の3種類が用意されている。
 チームデスマッチは最大8vs.8で腕を競うモードで,先にスコアが一定に達したチームの勝ちという,FPSではおなじみのルールだ。

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 デモリッションはいわゆる爆破モードで,敵の拠点に爆弾を仕掛けて破壊する攻撃チームと,それを阻止する防衛チームに分かれて戦うモードだ。とくに本作では,各キャラクターのスキルをうまく組み合わせることで,より戦略・戦術性の高い戦闘を楽しめる。

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 コンクエストは,マップ上に点在する拠点をより多く占領したチームが勝利となるモード。拠点を占領するためには,一定時間その場に留まっている必要があるため,チーム全体でどこにどういったタイミングで攻め込むか,連携して戦術を展開することとなる。
 また拠点を占領すると「タチコマ」をサポートとして召喚できるようになる。タチコマはマシンガンやロケットランチャー,スモークグレネードを装備しており,非常に心強い存在だ。

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 マップは,アニメに登場する建築物などをモチーフとしつつ,各モードの特性に合った構造となっている。今後も引き続き,アニメの世界観を活かしたマップを追加していくとのことである。

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 プレイヤーが選択可能なキャラクターは「草薙素子」「バトー」「トグサ」「サイトー」「イシカワ」「ボーマ」「パズ」の7名。
 草薙素子のスキル「光学迷彩」は,その名のとおり自身の身体を透明化するもの。ただし発動中は完全に透明になるわけではないため,移動時などは敵に気づかれる可能性もある。DustelBox選手は「敵が光学迷彩を使っていないか,常に周囲に気を配っていれば十分対処できます」とコメントしていた。

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 バトーのスキル「アームランチャー」は,敵に大ダメージを与えるミサイルを放つ。DustelBox選手は「当たれば一撃で倒されてしまうので,アームランチャーを構えている敵を見たら一目散に逃げる」とする一方,「コンクエストモードでは,タチコマをほぼ一撃で倒せますから,味方に一人いると助かります」と話していた。

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 トグサのスキル「シーカードローン」は,目標物を自動的に探知し,追跡して爆破するAIロボットを召喚するもの。DustelBox選手は「攻撃手段としてだけでなく,AIロボットを狙っている敵をプレイヤー自身が倒すといった陽動にも使えます」と指摘していた。また敵がシーカードローンを使ってきた場合は,落ち着いて確実に破壊することが重要とのこと。

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 サイトーのスキル「ヒートセンサー」は,熱およびノイズのセンサーにより,敵の位置を壁越しに把握できる。ただし常に見えるわけではなく一定時間ごとにスキャンが行われるため,強力である反面,反撃の隙も与えてしまうスキルだ。

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 イシカワのスキル「セントリーガン」は,索敵範囲内を自動的に攻撃するタレットを設置するもの。一度設置しても,回収すれば再び別の位置に設置できる。DustelBox選手は「コンクエストでは,拠点の近くに設置すると敵を牽制できます」とし,「タチコマに近い存在なので,敵が設置したときは脅威です」と感想を述べた。

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 ボーマのスキル「ナノゲルアーマー」は一時的に体力を回復させ続け,かつ最大体力を増加させる。スキル発動中はダメージを受けてもすぐ回復するため,DustelBox選手は後述する「スキルシンク」を活用することで,有効な戦術が展開できるだろうと予想していた。

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 パズのスキル「加速疾走」は,自身の移動速度を大幅に高めるというもの。また発動中はジャンプ力も向上するため,高いところにも簡単に登れるようになる。敵に素早く接近できるため,近接攻撃がやりやすくなるほか,敵の弾に当たりにくくなるなど,いろいろな使い方ができそうだ。

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 各キャラクターのスキルをさらに活用するためのシステムがスキルシンクだ。これは,自身が発動したスキルを周囲の味方プレイヤーに共有させる機能で,対象となるのは光学迷彩,ヒートセンサー,ナノゲルアーマー,加速疾走の4つ。敵を倒すことでゲージが溜まっていき,MAXになったら使用可能となる。DustelBox選手は「この機能を使って複数のスキルを同時に発動できるので,たとえばヒートセンサーと加速疾走を組み合わせると,気づかれないうちに敵の後ろを取ることもできます」と,戦術の幅が広がることを示していた。

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 また本作では,キャラクターと銃器をそれぞれカスタマイズできる。
 各キャラクターには「ソケット」が用意されており,そこに「チップセット」を装着することで性能の強化が可能だ。1種類のチップセットには基本的にメリットとデメリットの双方があり,会場では加速疾走の速度が30%向上する反面,発動時間が20%減少するものなどが紹介された。

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 銃器のカスタマイズは「アタッチメント」を装着することで行う。アタッチメントはゲーム内通貨で購入できるもののほか,銃器を使い込むことでアンロックされるものも存在する。こちらはチップセットと異なりデメリットがないケースもあり,たとえばバレルのアタッチメントの中には,安定性と正確性の双方が増加し,ヘッドショットしやすくなるものがあると紹介された。

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 カンファレンスの終盤には,「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のサービススケジュールがアナウンスされた。オープンβテストが11月2日,正式サービスが11月末に開始される。
 また9月15日から18日まで開催される東京ゲームショウ2016(一般公開日は17,18日)のe-Sportsステージにて,本作の試遊ブースが設置されることや,17日にはプロゲームチームによる対戦が披露されることも発表された。
 最後に村下氏が,今後の本作に関する続報にも期待してほしいとして,カンファレンスを締めくくった。

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 なおカンファレンス終了後,実際に「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のコンクエストモードとデモリッションモードをプレイする機会を得た。とは言え短い時間だったこと,かつ筆者を含め参加者全員がまだ本作に慣れていないこともあって,どうしても各自個別にスキルを発動してしまいがちとなり,なかなか本作ならではのプレイを体験できなかったというのが正直なところ。
 しかしスキルシンクの仕様をきちんと把握し,それを軸にしっかりとした戦術のもとチーム内で連携すれば本作独自の面白さを見出せるだろうと感じたのも事実だ。東京ゲームショウ2016で試遊しようと考えている人は,そのあたりを意識すると一味違った体験が得られるかもしれない。

ヒートセンサー発動。制限があるとはいえ,壁越しに敵の位置を把握できるとやはり便利だ
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コンクエストモードにはタチコマも登場
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カンファレンス終了後のプレイには,DustelBox選手も参戦。見事な腕前を披露した
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「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」公式サイト

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