恐竜島を舞台にしたOculus VR「Rift」向けのテクノロジーデモ「Back to Dinosaur Island」の無料配信がSteamでスタート

　Crytekは，Oculus VRのヘッドマウントディスプレイ「Rift」向けに開発したテクノロジーデモ「Back to Dinosaur Island」の無料配信を，Steamで開始した。


　「Back to Dinosaur Island」は，1999年に公開されたオリジナルデモ「X-Isle: Dinosaur Island」を，最新世代のCRYENGINEで描いたもので，まさにCRYENGINEのルーツとも言える，ジャングルに覆われた恐竜島が舞台になっている。ただ，これはあくまでも「Rift」のテクノロジーデモという位置づけらしく，実際に移動して世界を探索できるというものではない。
　とはいえ，頭を上下左右に振って，目の前に現れるティラノサウルスや大トンボをさまざまな角度から見られるというのは，なかなか貴重な体験になるはずだ。

　このデモを動かすには，Oculus Rift Development KIT2以上のデバイスが必要になるので，現時点でこれを体験できる人は限られてくると思うが，目の前に迫る恐竜の迫力が確認できるトレイラーも公開されているので，興味のある人は確認しておこう。

「Back to Dinosaur Island」Steamページ