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ダークナイト実装日も公開された「黒い砂漠」オフラインイベント「さばくしねま powerd by ゲーマーズバトルクラブ」をレポート
「ゲーマーズバトルクラブ」とは,映画館をe-Sportsの対戦場や観戦場として活用し,新しいエンターテイメントを提供するという体験型イベントのこと。第2回となる今回は,豪華ゲストを招いて「黒い砂漠」で対戦を行ったり,最新情報が公開されたりした。映画館という,少し変わった舞台で開催されたオフラインイベントの模様をレポートしよう。
なおイベントの模様は,公式番組「さばくてれび」で生配信される予定だったが,度重なる機材トラブルにより,配信中止になるという残念な形になった。その代替番組として,本日(2月6日)の21:00より「さばくてれび」の生配信が行われる予定だ。番組では,ダークナイトの詳しい紹介が行われるとのことなので,心待ちにしているファンは配信を確認しよう。
『黒い砂漠』公式生放送 「さばくてれび」第6回
執事服に身を包んだ「黒い砂漠」日本運営プロデューサー 麥谷将人氏(右)と,新規冒険者向け放送 「さばくてれび 〜番外編〜」に出演している運営スタッフくまきさん(左)が,イベントの司会進行を務めた |
「さばくてれび」やオフラインイベントでお馴染みの佐藤仁美さんと榊原あやさんは,都合で欠席のため,それぞれウィッチとくノ一のコスプレでビデオメッセージを贈った |
カーマスリビアの森の奥から現れし太刀を帯びた女騎士。ダークナイトの実装日が2月15日に決定!
イベントの開始とともに,昨年を振り返るムービーが公開された(※)。映画館の大スクリーンに映されたのは,2016年1月27日のウォリアーを皮切りに実装された,全キャラクターの覚醒武器のムービーだ。ド派手な戦いを繰り広げる映像が次々と流されていく。
※最初の上映時にトラブルが発生。時間をおいて改めて上映された
だが,最後の場面で雰囲気がガラリと変わる。落ち着いたナレーションが響きわたるなか,深い森を歩む漆黒の騎士。その姿こそ,破壊をもたらす黒い力を使うベリルの末裔,ダークナイト。彼女らのカーマスリビアへの帰還により,物語が大きく動き出す――そんな期待を抱かせるムービーが続けて公開され,その実装が2月15日だということが明らかになった。
イベント当日はトラブルによる遅延もあり,時間の都合からか,詳しいダークナイトの情報が明かされなかった。どういう力を持ったクラスなのかは,先述したとおり,本日公開予定の生放送「さばくてれび」で明かされるようだ。
参加者との二人羽織で野生馬をゲットだぜ!? ダークナイトを使ったゲーム大会で勝利の美酒を掴んだのは誰?
イベントの後半は,麥谷氏,運営スタッフのえんどう名人,ゲストとして招かれた声優の松本梨香さんと,高橋名人,そして来場したプレイヤーを交えた3本バトルが行われた。
対戦するチームは,麥谷プロデューサーチーム,松本さんチーム,高橋名人チーム,えんどう名人チームの4つで,それぞれのチームに1人ずつプレイヤーが参加した(2本め以降は,仕事の都合で松本さんが退席してしまったので,プレイヤー2人で松本さんチームを引き継いだ)。
このバトルで使えるキャラクターは,実装日が発表されたばかりのダークナイト! 選ばれたプレイヤーは,一足先にダークナイトに触れられるという,嬉しいサプライズになった。
3本勝負の1本めは,カルフェオンの北に出現した野生馬をいかに早く捕らえるかというもの。ただ捕らえるだけならそれほど難しくはないのだが,1人がマウスとスペースキー,もう1人はスペースキー以外のキーボードを担当するという二人羽織なのがやっかいだ。
ゲームがスタートすると,どのチームも馬にロープを投げることが一苦労といった感じだ。そんななか,やはりというかなんというか,麥谷プロデューサーチームがトップで捕獲に成功。その後,松本チームも捕獲に成功し,えんどう名人チームがそれに続いた。残念ながら高橋名人チームは捕獲できないまま制限時間が過ぎてしまったが,捕獲のためにスペースキーを連打する速度は,さすが名人という印象だった。
2本めは,召喚ボス討伐のタイムアタック。チームごとに召喚ボスを3体呼び出して,先にすべて倒したチームが勝利だ。ここは二人羽織でなく,1人1キャラクターを操作するバトルとなった。
次々と現れるザコやボスを攻撃し始める各チーム。馬の捕獲方法しか教えてもらっていなかった(そして,自主練習中に馬が見つからなかった)という高橋名人は,「ゲーム大会をやるのはいいんだけど,ちゃんとルールを教えてよ!」と叫びつつ戦っていた。
結果は,麥谷プロデューサーチームと松本さんチームが順調にボスを倒して,早々に3体めのボスに挑み,わずか数秒という僅差で麥谷プロデューサーチームが勝利を掴んだ。3位はえんどう名人チームで,高橋名人チームはここでも4位となった。
最後となる3本めは,4チームによるPvPトーナメント戦だ。ただし,1本めとほぼ同じく1人がマウス,もう1人がキーボードの二人羽織となる。試合形式は1本先取で勝ち上がりの一発勝負だ。
1戦めは麥谷プロデューサーチームと高橋名人チーム。スタート直後から容赦ない攻撃を仕掛ける麥谷プロデューサーチーム。実は麥谷氏とコンビを組んだプレイヤーはPvPの熟練者だったらしく,二人羽織でありながら的確に相手を切り刻んでいた。そんなコンビによる猛攻を受けきることができず,高橋名人チームのダークナイトは,あっという間に倒れてしまった。
2戦めは松本さんチームとえんどう名人チームによる対戦。試合開始後,松本さんチームは距離を取って相手の出方を見るような形で戦っていたが,えんどう名人チームは相手の攻撃が途切れたところに猛反撃を加えて返り討ちにし,えんどう名人チームが決勝へと進んだ。
決勝戦は,麥谷プロデューサーチームvs.えんどう名人チームという,運営スタッフ同士の勝負となった。「誰がゲストに招かれても,勝負はガチ」という運営の精神が表れたかのような組み合わせだ。
その試合内容は,1戦めと同様に麥谷チームが猛攻をしかけ,情け容赦なくコンボを叩き込むという戦い方で瞬殺。見事,麥谷プロデューサーチームが勝利を手中に収めた。
高橋名人から度々,「接待プレイって知ってる?」という言葉が出るほど,大人げない感じだった3本バトル。すべての種目で勝利した麥谷チームが優勝してしまう(?)結果となった。
イベントの最後に麥谷氏は「さまざまなトラブルで,ダークナイトを詳しく紹介できず,すみませんでした」とコメントしたあと,高橋名人に「(イベントの)締め方を教わりたいです」と教えを請うた。
「ええっ,それを振る!?」と驚きながらも高橋名人は「えー,家に帰るまでがイベントです! 家に帰るまで気を張って,事故に合わないように帰ってください。『黒い砂漠』ってすごく面白いと思いますので,私もこれを機会に次は4位から3位になるべく頑張ってみようかと思います。みなさん一緒に楽しみましょう。今日はありがとうございました!」と,さすがの貫禄で綺麗にまとめ,イベントを締めくくった。
『黒い砂漠』公式生放送 「さばくてれび」第6回
「黒い砂漠」公式サイト
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