Realtime Worldsが新作，「Project: My World」を発表。さまざまなソーシャルネットワーキングサービスを利用したバーチャルワールドを構築か

　2010年6月に「APB: All Points Bulletin」をリリースしたばかりのRealtime Worldsだが，はやくも新作「Project: My World」を開発中であることを発表し，公式サイトをオープンするとともに，見ているだけで楽しくなるようなプロモーションムービーを公開した。
　公開されたスクリーンショットやムービーには，実在の都市を模したようなバーチャルワールドが描かれており，プレイヤーは自分の家やビルをデザインして街を広げたり，オートレースをしたり，ボートを使って釣りを行ったりできるようだ。

「Project: My World」公式サイト

　実在の都市を模したバーチャルワールドといえば，東京を舞台にした「meet-me」が知られているが，スコットランドを拠点にするRealtime Worldらしく，Project: My Worldはイギリス全域が舞台となる模様だ。ただ，今回のムービーの最初にヨーロッパの地図も登場するため，ひょっとしたらヨーロッパ全土，もしくは世界そのものをバーチャル化している可能性もある。

　具体的な内容は明らかではないが，Realtime Worldによれば，Project: My Worldの大きな特徴は，FacebookやTwitterなど，さまざまなソーシャルネットワーキングサービス（SNS）と連動させていく点にあるとしている。APB: All Points Bulletinではマニアックなほどキャラクターをカスタマイズできる機能をセールスポイントにしていたが，Project: My Worldで彼らは，SNSをどのように利用していくつもりなのだろうか。


　公式サイトには，「この広大な世界を埋め尽くすほどのアイデアが必要です」と記されており，Realtime Worldはゲーマー達のさまざまな要望に応えていく用意があるとしている。すでにクローズドβテストの段階にあるらしい本作，開発が進むにつれて，Project: My Worldの姿はさらに明らかになっていくだろう。