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カルネージハート エクサ

カルネージハート エクサ
公式サイト http://www.artdink.co.jp/japanese/title/che/
発売元・開発元
発売日 2010/10/28
価格 5880円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
88
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • 最もロボットを思い通りに動かせるゲーム 95
    • 投稿者:浸透襲撃(男性/40代)
    • 投稿日:2010/12/25
    良い点
    ■「プログラムでロボットを動かすソフトです
    これはこのシリーズの基本かつ最大の特徴。

    機体の挙動は30分の1秒単位で制御できますが、コレは人間の反射神経を大幅に上回ります。
    しかも敵弾の検知は人間と違って360度で行えます。
    これは人間の手動操作では勝てないレベルの機体を造れるということ。
    上級者の機体は、本当に惚れ惚れするような動きをします。
    ある意味最強のロボゲー。


    ■プログラムはワリと簡単
    プログラムありきのゲームですが、一般的なプログラムのようにコードをキーボードで打ち込むのではなく、動作や状況判断を表す「チップ」を並べてプログラムを造ります。
    実際にやっていることは一般のプログラムと同じなのですが、これが非常に良く出来ているため、素人でも簡単にプログラムが組めます。
    この点ではプログラムの入門としても最適。

    また今作ではプログラムの実行速度が前よりも速くなり、チップの機能が追加されたことで更に操作性は良くなりました。


    ■開発環境の改善
    ・プログラムチップの引っ張り機能
    ・カウンタに名前をつけられるようになった
    ・分岐矢印が交差可能

    このあたりは利用者にとっては非常にありがたく、開発環境は更に快適になりました。
    これらのお陰で無駄な作業工数がかなり減っています。

    後、ハードがPSPというのも実は極めて重要。
    このお陰でちょとした移動時間とかを利用できるのは非常にありがたいことです。


    ■ローディング短い
    元々短かったのですが、近作では更に速くなっています。
    UMD版だと殆ど意識できないぐらいの速さです。
    頻繁に画面遷移があるこのソフトでは非常にありがたい。


    ■チュートリアルが非常に親切になった
    シナリオモードがそのままチュートリアルを兼ねています。
    これがしつこいぐらい丁寧なため、基本操作はかなり覚えられます。


    ■対人戦のお陰で半永久的に遊べます
    公式アップローダで機体データのやり取りが出来ます。
    しかも今回はレーティングシステムが実装されているため、自分の強さも定量的に分かります。
    また2ちゃんねる等の掲示板で大会が開かれているため、対戦相手には全く不足しません。
    このお陰で真剣に半永久的に遊べます。


    その他、グラフィックやサウンドも文句ない水準。
    更にスクリーンショット機能を標準装備(利用許諾付き)しており、前作どおり実に良く出来たソフトだと思います。
    悪い点
    ■バグが増えた
    「地雷が盾を貫通する」「ホームとアウェイの被弾判定差」という前作で問題になっていた重大バグが改善されていません。
    更に、今作では一部武装の射撃に不具合が出るなど、結構痛いバグが残っています。
    どれも致命的と言うまでには至りませんが。。。
    少なくとも既知のバグだけは直して欲しかった。


    ■機体データの管理機能が極めて貧弱
    ひとつのセーブデータに32機、16チームしか登録できません。
    これ以上登録しようと思ったら別のセーブデータを造るしかない。
    これは長期間プレイするユーザにとって非常に痛い。

    「メモリ容量内なら無限」プラス「フォルダ別管理」機能は必須です。

    個人的にはこれが最大の改善点だと思うので、次回は是非実装して欲しいところ。


    ■敷居が高い
    これはこのソフトの宿命ですが、どうしても人を選ぶので一般受けしません。
    今作では手動操作も可能になりましたが、それにしてもプログラムは作らないといけないのと、性能の点でプログラム制御に劣るのであまり流行っていない模様。

    結局売り上げがかなり残念なことになっています。

    こういう緻密なソフトは、拡張パックやパッチでバランス調整するのが一般的ですが。。。
    売り上げ本数を考えるとそれも難しそうなのが本当に残念。
    総評
    細かな不満はありますが、やはり名作。
    前作までの完成度が極めて高く、それを踏襲しているので総合的にはほぼ問題ない程度。
    コレだけ自分の思い通りに機体を動かせるロボゲーは他にないと思います。
    良い機体が造れたときは、その動作を見ているだけで何時間もかけてしまうぐらい。
    続編が出なくても、おそらく半永久的に遊べるでしょう。

    歴史に残る名作だとは思いますが、やはり一般受けしにくいというのは残念。
    通常のSLGなら当たり前に出ているパッチや拡張パックが出ないのはこのためでしょう。
    まあここは仕方ないか。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 5 5
  • 黙々とAIを組むゲーム 80
    • 投稿者:ゆのひと(男性/30代)
    • 投稿日:2010/11/14
    良い点
    ・これでもかというほど親切なチュートリアル
     シナリオモードにて、ストーリーの登場人物が戦闘ロボット"OKE"のAIプログラミングのレクチャーを受ける、という形でこのゲームのAI構築のやり方を学ぶことが出来る。ひとまとまりが終わるごとに、そのとき教わった内容を使った課題ミッションが出題され、新たに習得したプログラム方法を実際に使って標的を倒すことになる。
     ただ流れを教わるだけではなく、ひとつひとつ復習を兼ねた実習課題がセットで教えられることで、自分で実際に使った感覚を元に今度のAIプログラミングに活かすことが出来るようになっている。また、仮にもし新たなプログラム方法が理解できなかったとしても、チュートリアルの間はお手本プログラムをロードできるようになっているため、これをそのまま使ってクリアしてもいいし、それを元にどういう風にAIを組めばいいのか読み取ってもいいようになっている。

    ・実はチュートリアルが終わった後もあれこれ学べるシナリオモード
     シナリオモードでの授業が終わったら話がだんだんと面白くなってくる。話が核心に近づく中、何度も敵のOKEと戦うことになる。
     肝心なのがこの敵のOKEで、ただ単純に段階をおいて敵が強くなるというだけではない。OKEには様々な種類や攻撃方法、行動方法が用意されている。シナリオモードの敵は、これらを結構いろいろと使ってくるのだ。つまり、勝ち抜いていくためには、常に同じ設計のOKEでは難しく、相手の戦い方に合わせた設計を、いろんな趣向を凝らした設計を身につけなければならないのだ。シナリオモードを進める間に、OKEの設計能力の経験値がたっぷりと上げられるようになっている。
    悪い点
    ・シナリオモードがちょっと物足りない
     ストーリーそのものはこぢんまりとまとまっているのだが、そのおよそ半分がチュートリアルに割かれているため、本番に入ってからの戦闘回数が少し物足りないと思った。本番の長さ自体は、前作カルネージハートポータブルと同じぐらいではないだろうか。後述の理由もあるが、個人的にはもう少し長めであれば良かったと思う。

    ・黙々とAIを組み続けるのに終始する
     シナリオモードが終わった後は別のモードとして、用意された敵を倒して勝ち抜いていくモードが用意されている。しかしこちらは敵がただ用意されているだけなので、戦う動機がなかなか見いだせない。ミッションをクリアしてポイントを集めれば、今作や前作の、シナリオモードのラスボス機を購入出来るという特典はあるのだが…
     このゲームでは下手をすると、OKEが動いている時間よりもそのAIを組んでいる時間の方が長くなるため、気持ちの問題が重要となってくる。シナリオモードではストーリーが進むことで動機付けを行えているのだが、バトルモードはラスボス機を目指すぐらいしかないので、動機付けとしては微妙である。
     AIプログラミングをとことん遊べるゲームではあるものの、AIプログラミングをとことんやりこみたい人でなければ長続きさせるのは難しいと思われる。バトルモードにも、簡易的なストーリーやキャラクターの会話なんかがあればよかったのではないかと感じた。
    総評
     冗談抜きで、黙々とAIを組むゲームである。こう言うとかなり敷居が高いように思えるが、最高に丁寧なチュートリアルのおかげで、新しく始める人でも理不尽さを感じることなく、しかし歯ごたえはあるゲームとして楽しめるようになっている。
     AI構築も特にストレスなく操作できるため、むしろ余計なことは何も感じないレベルで自然にプログラミングができた。
     ただ問題は悪い点で上げた動機付けで、シナリオモードが終わった後は本当に黙々とAIを組むことになる。AI構築とそれを搭載したメカが動くことに快感を覚える人でなければ、長く遊ぶのは難しいかもしれない。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 5 4 2
  • トライアンドエラーの繰り返しが心地よい 90
    • 投稿者:KITA(男性/30代)
    • 投稿日:2010/11/01
    良い点
    ・あらゆる要素が変わることなくパワーアップ。
    初心者から経験者まで満足出来るだろう。
    ボリュームも十分であり、遊び応えがあって終わりが見えない。

    ・親切丁寧なチュートリアルによるサポート。
    幾つかに分けられたストーリーの内、14ものチャプターを使っての説明がなされるのだが
    それが極めて親切であり分かりやすい。
    チャプターの順番も完璧で、前の経験を生かせば出来るようになっているし
    どうしても出来ないときには模範解答を見ればよい。

    ・他のゲームでは何で無かったの?と思えるような要素が搭載されている。
    スクリーンショット撮影、リプレイ動画の編集、動画ファイルとして出力。
    エンブレムに使用する画像のインポート。
    特にスクリーンショット撮影は、プログラムを説明する時に非常に有難い。
    悪い点
    チップに入力されたデータが白紙に戻されず、次にチップを置くときもそのままになっている。
    同じ値を入力することは滅多にないのでリセットしてくれれば有難かった。
    気付かないままチップを配置し、動きが変なことになる場合が多い。
    総評
    なんというか「素晴らしい」の一言です。改心の一作でしょう。
    これがカルネージハートだ!と自信を持って言えるゲームですね。

    このゲームは自動でロボットが動くのですが、決して運ゲーではありません。
    自律型だからこそ出来る勝率99%VS敗北率99%の戦いがこのゲームなのです。
    その勝利側に回るにはどうすればいいのか
    相手の動きを考える。装甲や武器を変えてみる。プログラムの挙動を変えてみる。
    いっそ機体を作り直してみる。
    色んなことを考えてみましょう。絶対に負ける状態。というのはありえません。
    一戦一戦は短いです。だからこそ、何度もトライしてみてください。

    前作はここのレビューでこう評されました。

    「本作を遊ばないとはつまり,人類400万年の英知と科学を真っ向から否定し,尻丸出しで野山を駆け回り続けるのとまったく同じことなのである。」

    まさにその通り。
    このゲームの最強武器は強い銃でも厚い装甲でもありません。貴方の知識と経験です。
    頭脳と頭脳をぶつけ合い、相手の思考の上を行きましょう。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 5 5 5
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