ワーナー，ホラーFPS「フィアー3」を2011年7月21日に発売。この夏一番の恐怖が日本にもやってくる

　ワーナー エンターテイメント ジャパンは本日（2011年5月27日），発売を予定している「フィアー3」（PlayStation 3/Xbox 360）の最新情報を公開すると共に，スクリーンショットを公開した。発表によると，フィアー3の発売日は2011年7月21日で，価格は7980円（税込）。CEROのレーティングは「Z」（18歳以上対象）に決まった。公開された最新画像は，下のボタンからチェックしてほしい。

「フィアー3」画像集（新画像はNo11〜No48）

「フィアー3」公式サイト（要年齢認証）

　フィアーシリーズの最新作となる本作は，アーマカムで起きたクローン兵士の反乱から9か月後が舞台だ。本作では，第1作「フィアー」の主人公であるポイントマンが，クローン兵士反乱の首謀者として自分が倒したパクストン・フェッテルと共に，再び戦いの舞台に立つことになる。もちろん，“赤い服の少女”アルマは今回も重要な役割を果たす。


　フィアー3の特徴としては，シリーズ従来作の特徴でもあったハイレベルなグラフィックスと，優秀なAIはもちろんのこと，今回はホラー要素をさらに強化している。映画ファンにはおなじみのジョン・カーペンター監督と映画「30デイズ・ナイト」の脚本を担当したスティーブ・ナイルズ氏をスタッフに迎え，シナリオ，演出面でこれまで以上の恐怖感を与えることを目標としているのだ。
　また，ポイントマンとパクストン・フェッテルの2人が協力して戦っていくのも，これまでになかった新機軸だ。ゲームを進めることで，ポイントマンだけでなく，フェッテルの選択が可能になり，それぞれのキャラクターの特殊能力を活かしたプレイが可能になるのだ。
　もちろん，2人のプレイヤーが協力してCo-op（協力プレイ）を楽しむこともできるし，具体的な内容は明らかにされていないが，フェッテルの能力を活かした「奇怪なマルチプレイモード」も用意されているとのことで，期待が持てる。


　それ以外にも，マップ上のさまざまなものを盾にしたり，遮蔽物の背後から身を乗り出して攻撃したり，飛び越えたりできる「360 Degree Active Cover System」，ゲーム側がプレイヤーの動きをモニタリングして，敵の出現位置や難度などを調節する「Generative Scare System」など，ゲームシステム面でもいろいろと進化しいてるようだ。

　フェッテルファミリーの血塗られた過去に，新たな一章を付け加えることになりそうなこのフィアー3。公開された多数のスクリーンショットを見て，ぜひ盛り上がってほしい。