「いくらでもこのからだ，使ってほしい……」，「ゼノブレイド」の最新CMで“CG”ことAKB48の渡辺麻友さんが機械の体を持つ女性を熱演

　ゼノサーガなどで知られるモノリスソフトが開発を手がけ，6月10日に任天堂より発売予定のWii用ソフト「ゼノブレイド」。その新しいテレビCMが5月31日より全国でオンエアされており，人気アイドルグループ「AKB48」の渡辺麻友さんが機械の体を持つ女性を演じている。


　ゼノブレイドは，長い戦いの末に共に眠りについた人の神「巨神（きょしん）」と機械の神「機神（きしん）」の朽ちた体を舞台に，そこで生まれた人類と機械が対立する物語が描かれるというSFファンタジーRPGだ。フィールドはどこまでもシームレスに繋がっており，プレイヤーは三人称視点でこれを移動・探索。これにより世界を隅々まで探検できるというのが，本作の魅力になっている。

「ゼノブレイド」公式サイト

　今回のCMでは，普段は長い黒髪で清楚なイメージの渡辺さんが，金髪のショートカットのウィッグを着用し撮影に参加。さらに，CMでは彼女の体がCGで表現されるので，その動きをカメラに収めるためにポインター付きの衣装を着用し，両手に剣を持ち可憐に回しながら納刀するというアクションを，想像しながら行うという難しい演技に挑戦している。


　なんでも彼女は，この世に存在しないのではと疑われるほど完璧な容姿と高いアイドル性から，“CG”と呼ばれているらしいのだが，今回のCMでは機械の体を持つ女性を演じるということで，本当にCGになっているのだ。CM中に彼女が放つ「いくらでもこのからだ，使ってほしい……」という台詞はゼノブレイドの重要な鍵を握るキーワードにもなっているようなので，プレイの際はこれを頭の片隅に置いておこう。

　なお，CM中の音楽にはゼノブレイドのエンディング曲が採用されている。これを手がけるのは「ゼノギアス」や「クロノ・トリガー」といった作品の楽曲を生み出した光田康典氏だ。ゼノブレイドの世界観をより一層盛り上げる音楽となっているので，こちらもチェックしてほしい。

　最後に，渡辺さんが撮影時に感じたことやゼノブレイドに対する印象を語ったコメントを掲載する。放映中のCMのお供に，ぜひ一読を。

■渡辺麻友さんコメント
Q：完成したCMを見てどうですか？
「すごいびっくりしました。撮影の時はCGがどんなものになるのか全く想像もできなかったので、すごくびっくりしました」

Q：CGと呼ばれているそうですが…
「最初はびっくりしたんですけど、CGキャラという印象や特徴が出来て嬉しいですね」

Q：金色の髪になった感想は？
「ウィッグは付けたことが無かったので、最初の撮影の時、すごく不安だったんですけど、付けてみたら意外にいい感じで結構気に入っていて、映像で見た感じも意外に似合っているような気がして良かったです。結構好きです」

Q：撮影中に気をつけたこと…
「格好がちゃんとしているのでポーズをいかに格好良く決められるのかということに気を付けました。
アニメなどのキャラクターのポーズを真似したりとかをよくやるので多分その教訓が活かせたのかと思います」

Q：普段、ゲームはされますか？
「ゲームは以前から大好きで、アクションからRPG、恋愛シュミレーションゲームといろんなジャンルのゲームをやります。中でもRPGはよくやっていて、ゲーム中で冒険が出来るので、ワクワクしますね」

Q：ゼノブレイドの印象は？
「世界観がすごい壮大で、戦う感じがすごくかっこいいなと思いました。早くやってみたいです」

Q：CMをご覧になられた方へのメッセージは？
「いつもCGと言われている私が、今回このCMで本当にCGになっているので、是非たくさんの方に見て頂きたいなと思います」

■渡辺 麻友（わたなべ まゆ）
生年月日：1994年3月26日
出身地：埼玉県
血液型：AB型
　
　アイドルグループ「AKB48」チームB、AKB48の別働ユニット「渡り廊下走り隊」のエースメンバーとして活躍。キャッチフレーズは「み〜んなの目線を、いただきまゆゆ〜」。AKB48の4thシングル『BINGO！』（2007年7月18日発売）で、初の選抜メンバー入りし、以降、全てのシングル曲に選抜メンバーとして参加。2009年6〜7月に実施されたAKB48選抜総選挙では4位を獲得している。ニックネームは「まゆゆ」。

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