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ROCCAT,アナログ入力対応のゲーマー向けマウス「Tyon」を欧米で発売。国内では12月発売予定
北米市場におけるメーカー想定売価は99ドル。なお,販売代理店である岡谷エレクトロニクスによると,日本では12月初旬に1万3000円前後で発売になる見込みとのことだ。
Tyonの全景。ブラックとホワイトの2色が用意される |
左側面に装備されたX-Celerator。上下に動くアナログコントローラで,XInputのアナログ入力を割り当てられる |
Tyonについては,2014年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2014で披露されたときにレポート記事を掲載しているので,詳しくはそちらを参照してもらうとして,ここではかいつまんで説明しておこう。
Tyonは,左右メインとセンタークリック&チルト機能付きスクロールホイール,左メインボタン脇×2,右メインボタン脇×2,左サイド×2に加えて,ホイール手前にあって左右に動くFin Switchと,上下に動くX-Celerator,そして各ボタンに割り当てた機能を切り替えるEasyShift[+]用ボタンが左スカート部に1つと,計16ボタンを備えるマウスだ。
スクロールホイールとスカート部分周囲には,発光色をカスタマイズできるカラーLEDを備える |
搭載するレーザーセンサーは,トラッキング速度が150IPS,最大加速度は30G,フレームレート12000fpsというスペックを備えており,動かすサーフェスに対してセンサー出力を最適するキャリブレーション機能や,リフトオブディスタンスを調整する機能も備える。
決して手の届きやすい価格とは言い難いが,同社のフラッグシップに製品と呼ぶにふさわしい機能を備えているとはいえそうだ。国内発売はもう少し先の話となるが,多ボタンマウスに関心のある人は,予算を確保しておくといいかもしれない。
●Tyonの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前「Fin Switch」,左メイン脇×2,右メイン脇×2,左サイド「X-Celerator」,左サイド×2,左スカート部
- トラッキング速度:150IPS
- 最大加速度:30G
- フレームレート:12000fps
- 画像処理能力:約1080万画素
- トラッキング解像度:最大8200 DPI
- レポートレート(ポーリングレート):1000Hz
- データ転送フォーマット:16bit
- リフトオフディスタンス:1〜5mm
- 本体サイズ:78(W)×135(D)×40(H)mm
- 重量:126g(※ケーブル含まず)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:1.8m
- 対応OS:Windows 8/7/Vista/XP
Tyon 特設Webページ(英語)
Tyon 製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
ROCCAT
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