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印刷2010/03/08 20:55

イベント

まさにカオスの「戦国武将祭」。声優が語り,プロレスラーが闘い,GACKTが熱唱し,炎の中から信長が復活して天下が統一された

 3月6日と7日,さいたまスーパーアリーナで「戦国武将祭」が開催された。
 これは,「信長の野望」シリーズや「戦国無双」シリーズなど,コーエーが誇る“戦国モノ”を柱に,声優による朗読劇とキャラクターソングのライブ,武将に扮したプロレスラーによる試合,そして音楽アーティストによるミニライブなど,さまざまな種類のエンターテイメントを一度に楽しめるという前代未聞のイベント。

北斗無双

 先日掲載したコーエーの坂本 毅プロデューサーへのインタビュー記事でも,その内容には触れているが,ここでは当日の模様をフォトレポート形式でお伝えしていこう。

「戦国武将祭」と同時開催の,歴史の魅力満載「戦国楽市楽座」をレポート。メインアリーナとはまた違った豪華な出演者に注目

「戦国武将祭」公式サイト



3月6日


会場となったのは,さいたまスーパーアリーナのメインアリーナ。アリーナ席は両日共にほぼ満席に。蝶野正洋選手(織田信長)による「『戦国武将祭』,いざ,出陣!」のかけ声で開演。なお,開演前にはこのイベントに武田信玄役で出演予定だったものの,1月17日に急逝した郷里大輔氏への黙祷が捧げられた
北斗無双
和太鼓ユニット「MOTOFUJI」による演奏にあわせ,甲冑姿の武士達がステージに登場
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●川中島の合戦

草尾 毅さん(真田幸村),中田譲治さん(上杉謙信),高塚正也さん(直江兼続)による朗読劇で,武将達が川中島の合戦に挑むまでの経緯が語られた
北斗無双
G-Rocketsを中心とした群舞。G-Rocketsお得意の,ロープを使った空中パフォーマンスも行われた
北斗無双 北斗無双
北斗無双
武藤敬司選手(武田信玄),KAI選手(真田幸村) vs. 小島 聡選手(上杉謙信),カズ・ハヤシ選手(直江兼続)。史実的にはありえない組み合わせだが,これも一つの歴史if
北斗無双 北斗無双
最後は信玄のシャイニング・ウィザードが,直江兼続の顔面をとらえ,武田軍の勝利
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双
6日の総合司会は,右から大東俊介さん,杏さん,フットボールアワー


●本能寺の変

今度は小杉十郎太さん(織田信長),緑川 光さん(明智光秀),神谷浩史さん(浅井長政),前田 愛さん(お市)が登場。お市と浅井長政の熱々っぷりが印象的
ここでもG-Rocketsが登場
北斗無双
北斗無双
蝶野正洋選手(織田信長) vs. AKIRA選手(明智光秀)
北斗無双 北斗無双
シャイニング・ケンカキックからゴッチ式パイルドライバーとたたみかけた信長が勝利。歴史のifがここに……
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●武将声優LIVE-STAGE

小杉十郎太さん(織田信長)「極〜苛烈五十年」
石川英郎さん(毛利元就)「大河滔々」
草尾 毅さん(真田幸村)&竹本英史さん(石田三成)&高塚正也(直江兼続)さん「仰ぎて天に愧ず」

 小杉さんは「こんなどでかいところで歌ったのは初めてで,最後かもしれません。非常に気持ちがいいですね」,石川さんは「スモークでどこまで広いのか見えないんですけど,広いのは分かりました」,草尾さんは「この中年隊に根気よく振り付けしてくれたG-Rocketsの山中陽子さん,ありがとう」などとコメントしていた。


●戦国の宴-LIVE-

Do As Infinity「冒険者たち」「君がいない未来」
SHANADOO「Carry On」「Next Life」
alanさん「RED CLIFF 〜心・戦〜」「Diamond」
谷村奈南さん「FAR AWAY」「Believe you」
なお,谷村さんが歌ったのは「北斗無双」(PlayStation 3/Xbox 360)のテーマ曲。衣装はマミヤ風
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●小田原の戦い

石川英郎さん(豊臣秀吉),竹本英史さん(石田三成,柴田勝家),小西克幸さん(前田利家),杉田智和さん(加藤清正),甲斐姫さん(鈴木真仁)が登場
六本木金魚によるオリエンタルなファイヤーダンス
北斗無双 北斗無双
北斗無双
船木誠勝選手(前田利家) vs. 近藤修司選手(北条氏康)with 次原かなさん(甲斐姫)
北斗無双 北斗無双
船木が前田! って,いろいろな意味で不可思議な状況。最後は,バックドロップ,そして三角絞めからの腕ひしぎ逆十字固めで前田の勝利
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●関ヶ原の戦い

中田譲治さん(徳川家康),大塚明夫さん(本多忠勝),竹本英史さん(石田三成),高塚正也さん(直江兼続)が,天下分け目の決戦に向けて盛り上げる
G-Rocketsのシルクを使った空中パフォーマンスの途中,稲姫に扮した水野裕子さんが矢を放つ
北斗無双 北斗無双
北斗無双
飯伏幸太選手(石田三成),青木篤志選手(立花宗茂),石森太二選手(長宗我部元親) vs. 杉浦 貴選手(徳川家康),高山善廣選手(本多忠勝),HARASHIMA選手(伊達政宗)
北斗無双 北斗無双
本多がエベレスト・ジャーマンで立花を仕留めかけたとき,家康がタッチを要求。最後は家康のオリンピック予選スラムで東軍勝利
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●戦国LIVE

関ヶ原の戦いが終わるやいなや,GACKTさんが登場。「斬」「雪月花」を熱唱すると,場内のボルテージは最高潮に
北斗無双 北斗無双


●グランドフィナーレ

北斗無双 北斗無双
大トリは,Phoenix 2:00AM feat. Ami Suzukiが歌う戦国武将祭のタイトルソング「Living In The Castle」。最後に出演者全員がステージへ
北斗無双


3月7日


●本能寺の変

前日と同じく,小杉十郎太さん(織田信長),緑川 光さん(明智光秀),神谷浩史さん(浅井長政),前田 愛さん(お市)が,本能寺の変に至るまでのドラマを演じる
北斗無双
G-Rocketsのパフォーマンス中,お市に扮した佐々木希さんが登場
北斗無双 北斗無双
北斗無双
北斗無双 北斗無双
蝶野正洋選手(織田信長)with 佐々木希さん(お市) vs. AKIRA(明智光秀)
北斗無双 北斗無双
狂乱の信長,レフェリーにまで攻撃を加えたりと大暴れするも,明智のムササビプレスで敗北
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双
炎の中に消えていくI am 信長。まさに本能寺の変
北斗無双 北斗無双
この日の総合司会は,大東俊介さん,杏さん,麒麟
北斗無双


●天正壬午の乱

ここでは,中田譲治さん(徳川家康),大塚明夫さん(本多忠勝),檜山修之さん(風魔小太郎),鈴木真仁さん(甲斐姫)が出演
北斗無双
稔選手(服部半蔵) vs. NOSAWA論外選手(風魔小太郎)
北斗無双 北斗無双
北斗無双
風魔のヒール殺法に苦戦した半蔵だが,ミノルスペシャル(ハンゾウスペシャル?)で勝利。「服部半蔵は稔なんですけど」とマスクを脱いだりしなくて一安心
北斗無双 北斗無双

●武将声優LIVE-STAGE
小杉十郎太さん(織田信長)「極〜苛烈五十年」
檜山修之さん(伊達政宗)「天翔ける竜の如く」
草尾 毅さん(真田幸村)&竹本英史(石田三成)&高塚正也(直江兼続)さん「仰ぎて天に愧ず」
高塚さんが麒麟の川島 明さんと一緒に「麒麟です」をいい声で言ってみる一幕も


●戦国の宴-LIVE-

北斗無双 北斗無双
Do As Infinity「冒険者たち」「君がいない未来」
SHANADOO「Carry On」「Next Life」
alanさん「RED CLIFF 〜心・戦〜」「Diamond」
谷村奈南さん「FAR AWAY」「Believe you」
北斗無双 北斗無双


●小田原の戦い

石川英郎さん(豊臣秀吉),中田譲治さん(上杉謙信),竹本英史さん(柴田勝家),鈴木真仁さん(甲斐姫)が,小田原の戦いへ向けて盛り上げていく
この日も小田原の戦いの大将戦前に,六本木金魚が登場
北斗無双 北斗無双
北斗無双
武藤敬司選手(武田信玄),小島 聡選手(上杉謙信) with 次原かなさん(甲斐姫)vs. 新崎人生選手(柴田勝家),TAKAみちのく選手(豊臣秀吉)
北斗無双 北斗無双
上杉謙信のマシンガンチョップ,柴田勝家の拝み渡り(秀吉も挑戦するが失敗して惨事に)など,見どころ盛りだくさん。信玄のシャイニング・ウィザード,謙信のラリアットの連打に秀吉が沈んだ
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双


●関ヶ原の戦い

中田譲治さん(徳川家康),大塚明夫さん(本多忠勝),竹本英史さん(石田三成),高塚正也さん(直江兼続),草尾 毅さん(真田幸村),檜山修之さん(伊達政宗)が,最終決戦への機運を高めていく
G-Rocketsも空中パフォーマンスでクライマックスに向けて盛り上げる
北斗無双 北斗無双
北斗無双
飯伏幸太選手(石田三成),KAI選手(真田幸村),カズ・ハヤシ選手(直江兼続) vs. 高山善廣選手(本多忠勝),HARASHIMA選手(伊達政宗),高木三四郎選手(加藤清正)
北斗無双 北斗無双
北斗無双 北斗無双
北斗無双
激戦のさなか,場内に突如響く「是非もなし」という信長の声。本能寺の変で散った信長が,炎の中から蘇り,西軍に荷担。それを受けた三成が,政宗にフェニックス・スプラッシュをずばりと決めて勝利。歴史がひっくり返った
北斗無双 北斗無双


●戦国LIVE

北斗無双 北斗無双
関ヶ原の戦いの余韻を吹き飛ばす勢いで,GACKTさんが「斬」「雪月花」を激唱
北斗無双 北斗無双


●グランドフィナーレ

北斗無双 北斗無双
戦国武将祭のタイトルソング「Living In The Castle」をPhoenix 2:00AM feat. Ami Suzukiが披露。最後に会場内の全員で「これにて,天下統一!」と叫んで戦国武将祭は幕を下ろした
北斗無双


「戦国武将祭」は日本のエンターテイメント系プロレスにおける一つの到達点かもしれない。そうでもないかもしれない


北斗無双
 このような形で,二日間開催された戦国武将祭。観客の大多数は,出演声優陣をお目当てにしていたようで,声優陣の姿が場内のスクリーンに映し出されるやいなや,黄色い歓声が沸き起こっていた。
 グランドフィナーレでは,アリーナ席の間にある通路から出演者達がステージへ向かう演出がとられており,豪華声優陣を至近距離で目撃できたことを,満足そうに語り合う来場者の姿が多数見られた。

 一方,とくに初日の前半は,目の前で繰り広げられる武将ファイター達の激突に対し,明らかに戸惑っている空気が場内に充満。それでも時間を追うごとに,関ヶ原の合戦の頃には,武将ファイターの一挙手一投足に対しても,歓声が上がるようになっていた。

北斗無双
 また,両日共に試合中の場内の盛り上がり方で印象的だったのは,音の大きな打撃や華麗な跳び技に対する歓声,悲鳴が大きかったこと。一方,ロックアップやヘッドロックからの組み立てなど,プロレス的にオーソドックスな展開では,場内に大きなクエスチョンマークが浮かんでいる様子だった。
 つまり,プロレスの“見方”を知らない人達を沸かせるうえでは,とにかく分かりやすさが重要だったのである。試合内容自体も,二日めはより“分かりやすさ”を志向した内容にシフトチェンジされていたように見え,これがまた初日以上の盛り上がりに一役買っていたようだ。

 こうしたことは,ゲームにも当てはまるかもしれない。
 例えば,古くからのゲーマーにとってコーエーといえば,硬派な歴史シミュレーションゲームである「信長の野望」シリーズや「三國志」シリーズでおなじみだが,シミュレーションゲームに対してハードルの高さを感じる人も今は多いだろう。
 しかし一方,「戦国無双」シリーズや「真・三國無双」シリーズは,そのゲーム性やキャラクター造形の効果もあってか,ライトゲーマーや声優ファンなどにも受け入れられている。

 プロレス的に奥深く,その気になれば理詰めで説明できるような動きの一つ一つは,プロレスの“見方”を学ばなければ理解しにくい。しかし,音の大きな打撃や華麗な跳び技であれば,その凄さが分かりやすい。
 シミュレーションゲームの奥深さ,戦略性もまた,シミュレーションゲームの“文法”を理解しなければ楽しみにくい。しかし,アクションゲームの持つ爽快感や,キャラクターの魅力などは,難しいことを考えなくても味わえる。
 もちろん,ぱっと見の分かりやすさ以上の意味や深さだって,跳び技にしろ無双シリーズにしろ,きちんと持っている。が,そこに気付くためには,ある種の“修行”が必要になってくるのも確かだ。このあたりもまた,共通しているのではないだろうか。

北斗無双 北斗無双

杏さんは途中,青と白の着物に衣装をチェンジ。これもまた,青と白の合戦だ
北斗無双
 そしてこれは,昨今のエンターテイメント全般に当てはまることでもあるように思える。つまり,分からないことが分かっていく過程を楽しむものよりも,瞬間的に理解できるものほど広い人気を集めやすいという傾向だ。
 これは,どちらが良くて,どちらが悪いという話ではない。単に,さまざまな娯楽に対し,誰もが気軽にアクセスできるようになった現代において,即座に楽しさが分かるものほど受け入れられやすく,ある種の“修行”を積まなければ楽しめないものは,敬遠されがちだということだ。
 “修行”さえ積めば面白いものは世の中にたくさんあるし,それぞれに熱心なファン(“修行”を積んだ人)がついている。ただ,“修行”を積んだ人が求めるものを作り手が提供し続けた結果,“修行”を積んでいない人には理解しづらい深さに達してしまうというケースも少なくない。
 そういう意味で,戦国武将祭のとくに2日めは,“修行”を積んでいない人でも楽しめるイベントになっていたように思う。


 そして,またプロレスに話を戻してしまうと,二日めの関ヶ原の戦いにおける信長復活劇などは,10年前であれば受け入れられたとは思えない演出だ。しかし今回は,場内のほぼすべての観客が度肝を抜かれていたし,ある程度はいたであろうプロレスファンからも太い歓声が上がっていた。
 (もちろんWWEの存在は無視できないが)旧WRESTLE-1,そしてハッスルといった日本のエンターテイメント系プロレスが,これまで多大な犠牲を払いながら実験してきたことの一つの成果として,戦国武将祭の二日めを評価することもできそうだ。


 といったところで,まとめに入ろう。
 今回の戦国武将祭は,バラバラのコンテンツを,“戦国”という太い串で無理矢理突き刺したかのようなイベントだった。それでも,大きく破綻することなく,最初から最後までを一つの作品として楽しめる内容に仕上げられていたのが好印象だ。これも,“戦国”というモチーフの強固さがあってこそなのだろう。

 そして何よりGACKTさん。二日続けて,場内を興奮のるつぼにたたき込んだGACKTさん。イントロだけで場内総立ちにしてしまうGACKTさん。あれは……凄かった。

北斗無双 北斗無双 北斗無双

「戦国武将祭」と同時開催の,歴史の魅力満載「戦国楽市楽座」をレポート。メインアリーナとはまた違った豪華な出演者に注目

「戦国武将祭」公式サイト

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