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  • カプコン
  • 発売日:2010/07/15
  • 価格:通常版:5990円 / Extended edition(イーカプコン限定):6300円(ともに税込) / ダウンロード版:1600円
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格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
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印刷2010/07/23 15:20

プレイレポート

格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた

画像集#001のサムネイル/格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
 カプコンは2010年7月15日,PSP用RPG「LAST RANKER」(ラストランカー)を発売した。

 本作の舞台は,強者は地位と名声を手に入れ,弱者は強者に従うという,力こそがすべての世界となっている。世界を統治している「戦侯機構バザルタ」には約10万人もの戦士が所属し,その全員が「戦士ランキング」で格付けされている。戦侯機構バザルタに所属する主人公・ジグが,個性あふれるランカー(戦士)達と戦いを繰り広げながら,“最強”を目指していくという物語だ。

 また本作は,プロデューサーの松川美苗氏をはじめ,ディレクターの新納一哉氏,シナリオの野島一成氏,コンポーザーの下村陽子氏,キャラクターデザインの吉川達哉氏と,豪華なクリエイター陣が制作に参加しているのもポイントだ。
 また,神谷浩史さん(ジグ役)/中村悠一さん(ファズ役)/井上麻里奈さん(レン役)といった,実力派の人気声優が起用されている点も見逃せないところだろう。

画像集#005のサムネイル/格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
ジグ
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ファズ
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レン

「LAST RANKER」公式サイト


 本稿では,「LAST RANKER」を実際にプレイしたファーストインプレッションをお届けしよう。
 なお,本作の世界観やストーリーに関しては,ネタバレを防ぐ意味でも極力記載を避けている。以下の記事で詳しく紹介しているので,プレイする前に知りたいという人は,目をとおしておいてほしい。

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戦う楽しさが直感的に味わえる“ダイレクトボタンバトル”

かゆい部分に手が届く親切設計も嬉しい


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 「LAST RANKER」は“最強を目指すRPG”とうたっていることもあり,バトルが最も重要な要素だといっても過言ではないだろう。
 本作でプレイヤーが操るのは,基本的に主人公のジグ一人だけである。モンスターなどとのバトルでは一対複数,対ランカー戦では一対一のタイマンとなる。
 一般的なRPGでは,パーティを組んで戦うのが主流のご時世,「これじゃ物足りないのでは?」と感じる人がいるかもしれないが,そんなことはない! とあらかじめ書いておこう。

 本作のバトルは,□ボタンで通常攻撃,△ボタンで強攻撃,×ボタンでガード,○ボタンでサブウェポンといった動作を状況に応じて使い分けていくという,「ダイレクトボタンバトル」と呼ばれるシステムが採用されている。
 「ダイレクトボタンバトル」が一般的なターン式RPGと異なる点は,ジグの行動力を示す“SPゲージ”を消費することで,いつでも行動できるという部分にある。

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 SPゲージは時間の経過とともに回復していく。敵のHPがわずかなときは,単発攻撃を発動して早々にトドメを刺してしまえばいいし,敵の残りHPが多いときは,しっかりとSPを溜めてから,コンボなどで大ダメージを与えるといった戦略が有効になってくる。なおコンボは,特定のボタンをポンポンとテンポよく押すことで簡単に発動できる。
 またバトルではガードも重要な役割を担っており,ガードを活用できるかどうかで戦局が大きく変わってもくる。なお,ガードは敵の攻撃判定が発生するギリギリでも発動するので,不意に攻撃されたときなどに非常に重宝するだろう。
 ちなみに,SPの消費量はコマンドによって異なるため,バトルにおいては消費量を把握したうえで,しっかりと戦略を組み立てていくことが求められる。特にランキング戦の相手は手強いため,適当にボタンを連打するのは非常に危険である。

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 そして,二刀流のアタックスタイル,篭手を使うブレイクスタイル,銃で遠距離から攻撃できるシュートスタイル,盾を装備するガードスタイルという4種類のスタイルをスキルとともに使いこなすことで,戦闘の幅はかなり広いものとなる。

画像集#016のサムネイル/格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
アタックスタイル
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ブレイクスタイル
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シュートスタイル
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ガードスタイル

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 とはいえ,筆者がプレイした限り,ランカー戦は手強いと感じたものの,通常戦闘では特に苦戦するほどでもなく,サクサクとプレイできた。また,レベルは普通に敵と戦っていればどんどん上がっていくので,“レベル上げ”の作業感を感じることは少ないように思う。
 そのほかシステム面でいうと,一度行った場所なら瞬時に移動できる“トラベルマップ”の機能が,個人的には嬉しかった。「LAST RANKER」では,ミッションによってさまざまな場所に移動する必要があるが,RPGにありがちな移動で時間を取られるようなことはほとんどないので,快適にプレイできるだろう。

画像集#008のサムネイル/格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
画像集#009のサムネイル/格闘ゲームのような駆け引きを気軽に楽しめるのが魅力のRPG。カプコンの「LAST RANKER」をプレイしてみた
 本作では,ランカーの頭上に戦士ランキングが表示され,自分を含め,登場キャラクター達の強さが一目で分かるようになっている。
 ゲームスタート時は,ほぼすべてのキャラクターが主人公よりも上位ランクではあるが,ランカーを倒せば倒すほど自分のランキングが上がっていくので,徐々に自分が最強に近づいていくことを実感できる。
 ランキングがどんどん上がっていき,周りに自分よりもランキングの高い者が少なくなってくると,「さっきまで偉そうにしてたけど,もうこっちのほうがランキングが上だぜ!」といった具合に,軽く優越感に浸れそう……というか,筆者の場合,思いっきり優越感に浸ってしまった。

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 「LAST RANKER」では,「ブレス オブ ファイア」シリーズや「デビル メイ クライ 4」などで知られる吉川達哉氏がキャラクターデザインを担当している。
 個人的に「ブレス オブ ファイア」シリーズが好きだった筆者にとっては,かなり魅力的。カプコンの通販サイト「イーカプコン」限定版の「LAST RANKER Extended edition」に付属する書籍,「LAST RANKER Production Note」がガチで欲しくなってしまった。通常版を先に買っちゃってちょっと失敗したと思ったのは,ここだけの話である。

 なお公式サイトでは,前日譚となる野島一成書き下ろしの小説,およびボイスドラマ(※ボイスドラマは7月30日までの期間限定)で公開中だ。本作の完成披露会で神谷浩史さんと中村悠一さんが,前日譚を先に読んでいたら,ゲーム本編での演技が違っていただろうとコメントしていたほどなので,興味のある人は,ぜひ公式サイトにアクセスしてみてほしい。

 まだまだ語りたいことはたくさんあるのだが,ストーリーやらなにやらネタバレをしてしまっては,これからプレイする人の楽しみを削いでしまうので,本稿ではひとまずこれで締めとしたい。別の記事で,もっとガッツリと語る機会があれば,続きはその時にお伝えしたい。

「LAST RANKER」公式サイト

  • 関連タイトル:

    LAST RANKER

  • この記事のURL:
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